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April 02, 2019

ひさしに佇む「フチ子さん」

201904010000昨日、注目の新元号が「令和」と決まり、発表されましたね。巷の予想とはかなり異なった元号だったようで、色々と話題になっていると思います。

昭和生まれのFeriとしては、まさか自分が3つの元号を経験するとは、想像もできませんでした。

さて、今日は改元とはまったく関係のない「ある建物の玄関で見つけたオブジェの話題」です。

201903310004_1先日、所用があって16区に出向いた際、ある建物の玄関で、ちょっと変わったオブジェを見つけました。

まぁ、この手のものは、言葉で説明するよりも、写真をご覧頂いた方が、早いですね(笑)。

重厚な作りの建物の玄関。その「ひさし部分」に腰掛けている女性らしい人物の像です。赤い色に塗られているので、モノトーンの建物では、目立ちます。

日本で人気を集めている「コップのフチ子さん」を思わせる形状ではありませんか。

201903310001_1サイズは等身大か、若干、大きいかも知れません。この「フチ子さん」が佇む建物ですが、「Höhere Bundeslehranstalt für Mode und künstlerische Gestaltung」という学校の校舎でした。

20190331005この学校の前身は1874年に設立されました。当時は女性を対象とした専門的な高等教育機関は少ない時代でした。そこで、女性を対象にレースやタペストリーといった工芸技術を教えることを目的に、この学校が設立されたそうです。

その後、教育の領域も広がり、ファッションや服飾技術を教えるコースが開設されました。

現在では、女性だけではなく、男性に対する教育も実施しており、木工(家具と彫刻)、彫金(宝飾品デザイン、彫金)、陶芸(デザインと彫刻)、刺繍などを教えるコースが開設されています。

201903310002_1さらに、近年では10代の青年を対象としたコースの他に、社会人を対象としたプログラムも展開するなど、多角的な活動をしています。

社会人教育にも力を入れているのはオーストリアらしいですね。

Feriが、この学校の前を通りかかった際、学生さん風の若者が玄関から出てきました。

201903310003_1ファッション関係の学校らしく、センスの良い服装だったことが印象に残っています。

また、4月には学生さんの作品を展示するイベントが「SHOW19」がMuseumsQuartierで開催されることが発表されています。

そういったコンセプトの学校なので、玄関のひさし上に、ちょっと変わったオブジェが佇んでいるのもうなずけます。

少女らしいデザインも、この学校の設立に由来しているのでしょうか。

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