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May 12, 2019

旧市街のバリアフリー化に思う

201905120001今日は「母の日」ですね。日本では赤いカーネーションを「母の日」にプレゼントするのが一般的ですが、オーストリアでも「Muttertag」には、チェコレートや花をプレゼントする習慣があります。

さて、今日は「旧市街のインフラにまつわる話題」をお届けしましょう。

今に時期、季節が良いですから、ウィーンの中心地は観光客の皆さまであふれています。まさに、「インバウンド需要の見本」のような都市。

ただ、どこかの国のように案内標識に外国語があふれるようなことはありません。

この当たり、考え方の違いかもしれませんが、やたらに特定の国の来訪者だけにサービスを強化する「どこかの国」とは、一線を画していると思います。

反面、力を入れているのが、誰にでも優しい街づくりです。かつてはバリアフリー化と言われていましたが、最近では「誰でも便利に」という視点でユニバーサルデザインと言われているのは皆さまもご存じのとおり。

地下鉄やS Bahnの各駅に設置されているエレベーター(リフト)なども、その代表でしょう。

201905120004日本では輸送効率を考えて、エスカレーターの設置に力を入れていますが、エスカレーターでは特殊な装備を付けないと車いすやベビーカーは利用できません。そこで、こちらではエレベーターの設置を優先しているようです。

さて、そんなウィーンですが、最近、旧市街を歩いていてふと、気づいたことがあります。それは、歩道と車道の段差がほとんど無くなっている道路が多くなっていることです。

写真はSchotten教会前ですが、ご覧にように車道と歩道の段差がほとんど無いのがおわかり頂けると思います。

201905120002さすがに区別を付けるため、境の石は色を変えてありますが‥

そのため、横断歩道もご覧のとおり。完全にフラットです。これだとベビーカーや車いすを利用している人も楽でしょうね。

また、歩いている時、ちょっとした段差が躓く要因になる場合があります。そのように考えると、歩行者にとって、段差が少ない道はありがたいものです。

ただ、車道と歩道に段差を設けているのは、車が安易に歩道に進入しないための措置だと言われています。

201905120003境をなくしてしまうと、この機能が失われる訳ですから、ドライバーには慎重な運転が求められます。

そのため、自動車の速度を抑制するため「ハンプ」が設置されています。トップの写真でも奥に「ハンプの標識」が見えますね。

日本でも、最近、自動車の暴走などで、歩行者が死傷する悲しい事故が起きているようですが、歩行者保護が徹底しているオーストリアだから実現できるのかもしれません。

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