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May 04, 2019

ウィーンで「春の大掃除キャンペーン」が始まりました!

201905020002今日は「ウィーン市のユニークな取り組み」のご紹介です。

ウィーン市では、現在、「Mir sweep zamm!」をキャッチフレーズに、市内で大掃除キャンペーン(Größte Frühjahrsputzaktion der Stadt Wien)を、4月25日から展開中です。

ウィーン市には、日本の清掃局に相当するMA48という部門があり、ゴミの回収や処理、市内の清掃を行っているのは、皆さまもご存じのとおりです。

201905020003大掃除キャンペーンは、住民に「街の清潔さを高める」ことを啓蒙する目的で行われている住民参加の行事。

2006年から、毎年、この時期に行われていますが、今年は20500名のボランティアが参加しています。

ボランティアは、大人はもちろんのこと、子供さんも含まれています。子供さんに「街をきれいに保つことの重要性」を体感してもらうことで、意識を高めようという「教育的な意義」もあるようです。

清掃する場所は、公園、広場、道路(歩道)などの公共スペースです。

201905020004キャンペーンを主催するMA48では、大掃除キャンペーンを安全に実施できるよう、参加者に安全ベスト、作業用手袋、専用ゴミ袋などのツールを提供しています。

ゴミ袋は、街中にあるゴミ箱と同じく、分別収集対応になっています。そして、ボランティアが回収したゴミは、MA48が引き継ぎ、最終処分を行っています。

当局の発表によると2006年のキャンペーン開始以来、延べ約175000名のボランティアが、約320トンのゴミを収集しているそうです。

201905020001ちなみに、昨年は29トンを越えるゴミが回収されています。

 4月27日には、ダイバーが参加してドナウ川の水中清掃も行われています。近年、ドナウ川に自転車や椅子などを投げ込む輩がいるため、川の環境が悪化しているので、一斉清掃で、一気にゴミを回収しようというものです。

「春の大掃除キャンペーン」は、5月9日まで行われることになっていますが、現在でもボランティアの参加を募集しています。

ボランティア登録はウィーン市のホームページから、オンラインで簡単にできるようになっています。

201905020005日本では、町内会単位で、一斉清掃が行われることがありますが、市当局が主催するケースは珍しいような気がします。

また、一斉清掃ではなく、一定の期間中、参加者(ボランティア)が、自分で清掃する場所と日にちを決めて実施できるようになっている点も特長です。

ウィーンは市内各所にゴミ箱があるため、比較的ゴミのポイ捨てが少ないような気がしますが、それでも公園や道路にゴミが放置されているケースも散見されます。こういった活動を通じて、住民の意識を高めることは大切だと思います。

写真は、Sigmund-Freud-Parkで行われたキャンペーンのキックオフ行事の模様です。

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