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May 16, 2019

路面電車にもパートタイム運転士制度を導入

201905160011今日は「Wiener Linienの運転士募集にまつわる話題」をお届けしましょう。


最近は、いずこも人手不足で社員の確保が大変です。日本でも「働き方改革」の一環として、有給休暇取得が義務づけられたため、有給休暇をとる社員をカバーするための要員確保が大きな問題になっているという話を耳にしました。


特に日本の場合、年中無休という業態も多いため、人員の確保は頭の痛い問題だと思います。


さて、2019年1月に、このブログでWiener Linienが地下鉄の運転士にパートタイム制度を導入するという話題をお届けしました(詳しくはこちらから)。


その際、地下鉄でのプロジェクトがうまくいった場合、路面電車やバスにもパートタイム運転士制度を広げる可能性があることをご紹介しました。


201905160012このほど、Wiener Linienから路面電車の運転士に もパートタイム制度を導入することが発表されました。


パートタイム運転士の勤務は、朝夕のラッシュ時、大規模イベント時など、多くの運転士が必要な場合に投入されます。また、フルタイムの運転士が、急病で欠勤した場合などのカバーにもあたります(オペラみたいですね)。


パートタイム運転士の勤務は、週12時間以上。パートタイム運転士を希望する人は、申し込み後、フルタイムの運転士と同様のトレーニングを通じて、適性を判断されます。このトレーニングは17日間です。


そして、適性があると判断された候補者は、40日間にわたる本格的なトレーニング(実地訓練)に入ります。


トレーニング内容ですが、教習車を使っての実車運転(18日)、異常時対応(4日)、トレーナーが同乗した営業路面電車でのトレーニング(18日)、応急措置対応(1日)、お客さま対応(4日)などとなっています。

201905160013これらのトレーニングを経て、晴れてパートタイム運転士としてデビューすることになっています。


Wiener Linienでは、2019年6月から、1期生のトレーニング(2019年6月14日~9月11日)を開始する予定で、現在、候補者を募集中。応募はホームページからオンラインで行うことができます。


なお2期生のトレーニングは2019年7月3日~9月27日が予定されています。


Wiener LinienのマネージングディレクターAlexandra Reinagl氏は、「家庭の主婦や学生の応募を期待している」と発言しています。


日本でも、鉄道の駅では、ラッシュ時の補助駅務要員として学生アルバイトを採用しているケースが多いですが、アルバイトの運転士というのは、大胆な発想ですね。


日本だったら、列車の運転士に憧れている鉄道ファンが、大挙して応募しそうです。


なお、Wiener Linienでは、フルタイム運転士の募集も積極的に行っています。


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