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May 09, 2019

変わったお店シリーズ153 創業100年KANALSERVICE

201905080004主要劇場の2019/20シーズンのプログラムが発表になりました。これで来シーズンの鑑賞計画を色々とご検討になっている方も多いと思います。さて、今日は久しぶりに変わったお店シリーズをお届けしましょう。

先日、散歩の途中で写真のような会社を見かけました。看板にはユーモアあふれるロゴが描かれています。いわゆる物販店ではなく、KANALSERVICEという名前からわかるように、下水道工事を行う会社です。正式な会社名は「Kanalservice Ing. Walter Gladt GmbH」と言うようです。

古くから上下水道が普及しているウィーンですが、自宅から市が設置している水道管や下水管までは、当然、設置からメンテナンスまで家主さんの負担です。

201905080003長い間使っていると、どうしても水道管や下水管はトラブルがつきもの。特に下水管については内部にゴミが付着しますから、本来は定期的なメンテナンスが不可欠です。

この会社ですが、創業から100年を迎えたという歴史的のある会社です。つまり、100年前から需要があったという訳で、社会インフラの整備状況がよくわかります。

この記事をまとめるために、同社のホームページを見たところ、真面目な会社にかかわらず、なかなかユニークなデザインで、思わずニコリ。

201905080001下水管をモチーフにしているデザインというのは、珍しいですね。笑ってしまったのは、Newsという項目を見たら、何とオーナーさんのお子さんが写真入りでご紹介されていました。昨今、個人情報の保護に気を遣っている人が多い中、何ともおおらかなこと‥

もちろん、プロフェッショナルにふさわしい装備を備えて、下水管のチェックや洗浄などを行っていることが紹介されていました。また、Facebookでは作業の模様を紹介しています。

下水管でトラブルが起こると、大変なことになるため、緊急サービスに関しては24時間対応になっています。

201905080002この会社は第1次世界大戦後、Oskar Gladtという方が創業したもので、1946年に彼の息子が後を継ぎます。

第2次世界大戦で大きな被害を受けたウィーンですが、この会社も戦後、インフラの復旧に尽力したようです。

1968年、現在の社名にもなっているIng. Walter Gladtが経営を引き継ぎ、会社の近代化に乗り出し、最先端の技術などを導入し、今日に至っているそうです。

余談ですが、同社の社用車のナンバーは例によって社名を関したものでした。

ところで、本社社屋ですが、遠くから見ると、独立した建物で、華美な装飾がない伝統的なデザイン。もしかしたら、創業時の建物を大切に使っているのかも知れませんね。

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