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June 2019

June 30, 2019

ウィーンのキッチンから 即席麺雑感

2019062900046月最後の話題は、日本では定番のスナックとなっている「即席麺のお話」です。

このブログでも、時々、スーパーマーケットで見かけた即席麺の話題をお届けしていますが、オーストリアでは日本ブランドの即席麺は、余り販売されていません。

先日、北米に遠征した際、日本でも有名なスーパーマーケットWalmartで買い物をしました。地元密着のスーパーマーケットは「ブログネタの宝庫」です。

販売されている品目も、オーストリアとは随分異なりますね。まぁ、生活習慣が違うので、当たり前ですが‥

そんな中、まず注目したのは即席麺の売場。ヨーロッパで販売されている日本ブランドのカップ麺は、現地生産のNISSINが中心ですが、北米ではMaruchan(東洋水産)が見当しており、袋麺も含めて、結構、販売されていました。

201906290002北米生活25年の友人にたずねたところ、「アメリカではMaruchanが多い」という話でした。カップ麺はもちろん、袋麺も焼きそばはもちろん、いわゆるラーメン系も販売されており、一定の需要があることがわかりました。

 ちなみに買い物をしたWalmartは北米で有数のスーパーマーケットチェーンですが、如何せん、ワイオミング州の小さな街Rawlinsですから、その点を考慮すると、現地の皆さんの食生活に浸透しているのでしょう。フレーバーも外国人受けするTERIYAKIも当然、含まれていました。ちなみに左の写真がWalmartの売場です。

もちろん、世界のブランドNISSINも販売していましたが、アメリカ仕様のカップが大きいタイプ。予断になりますが、アメリカ人は大食漢が多いのか、全ての商品でサイズがヨーロッパよりも大きいような気がします。

201906290003話をウィーンに戻すと、MaggieからMagic Asia Cupsというカップ麺シリーズが発売されています。Beef、Curry、Chili、Shrinpsなど種類も豊富。

一見すると焼きそば風ですが、汁麺のようです。Feriは、まだ試食したことがないので、具体的なコメントは控えますが、だんだん、パスタを含むカップ麺が増えてきたような印象です。

さて、先日、ウィーンの友人から新しいカップ麺が発売されているという情報をもらいました。発売元は味の素、ブランド名は「OYAKATA」(親方)。

味の素は、日本ではKnorrブランドのスープパスタやアジアめん タイトムヤム麺などを販売していますが、即席麺をメインにしているメーカーほど酒類は多くないようです。一方、海外では、カップ麺を独自に製造・販売しているのですね。これは戦略の違いなのでしょう。

201906290001味の素の「OYAKATA」ですが、ウィーンでは特定のスーパーマーケット(Actionというオランダ系の安売りスーパーマーケット)でしか販売されていません。

「OYAKATA」はポーランドで製造されているようです。NISSINがカップ焼きそばのポイントである「湯切りをする商品」であることをパッケージのイラストなどで強調しているのに対し、「OYAKATA」は、一目ではよくわかりません。その点、若干、不安が残りました。

なお、湯切りシステムは、形状は若干異なるものの、このブログでもご紹介したNISSINの商品とよく似ています。

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June 29, 2019

路面電車の軌道整備を拝見

201906280003オーストリアも暑いですが、ドイツも暑くなっているようで、先日、気温が40度になるとの予報が出ました。アフリカから熱波が来襲しているようで「サハラ熱」と呼ばれています。幸い38度に留まったそうですが、それでも暑いですね。

さて、今日は「路面電車の軌道についての話題」をお届けしましょう。ご存じのようにウィーンはコンパクトな街ですが、公共交通機関が非常に充実しています。

そして、現在でも路面電車(Straßenbahn)が活躍している街でもあります。昨年から新型車両Flexity Linie の営業路線投入が始まりましたが、車両の更新以上に重要なのが、軌道の整備です。

201906280004何しろ安全運行を支える基盤が軌道(線路)ですから‥

通常の鉄道と異なり、路面電車の場合、専用軌道以外は軌道上を日常的に自動車が走るため、どうしても軌道にも負担がかかります。要するに「痛みやすい」ということです。

という訳で、Wiener Linienでは、各路線で定期的に機動の点検を行うと同時に、軌道の保守工事を行っています。

このブログでも、過去にご紹介したことがありますが、最近、市内を散策中、何箇所かで工事の模様を見る機会があったので、改めてご紹介しましょう。

まず、こちらの路面電車の軌道ですが、保守現場に置いてあるレールを見ると、非常にしっかりしているのに驚かされます。普段はコンクリートの板で覆われているため、レールの全体像を見ることはできませんが、作業中は新しいレールが現場に置いてあるので、よくわかります。

201906280006そして、通常の鉄道と異なり、「ハシゴ状」に組み立てられたレールを使います。これは現場での作業時間を短縮すると同時に、軌道の精度を向上させる目的もあるようです。

201906280005余談ですが、一般の鉄道ではレールを信号用の通信に使っている関係で、左右のレールを金属で結ぶことはできません。そのため、木やコンクリートの枕木でレールを締結しています。それに対して路面電車の場合、信号の通信にレールを使っていないため、このように金属で「ハシゴ状」に組み上げることが可能なのです。

通常は、運行の合間にレールの交換を行うケースが多いのですが、先日、目撃した46系統の場合、終端のJoachimsthalerplatzにあるループ線での軌道整備作業であったため、部分運休して、工事を行っていました。

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June 28, 2019

変わったお店シリーズ155 ユニークなタバコ屋さん

201906270004今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。今回は「タバコ屋さん編」です。

日本では、かつて街で見かけたタバコ屋さんは激減し、コンビニエンスストアなどに販売の主流が移っていますが、こちらでは、まだまだタバコ屋さんが現在です。一つには、取扱品目が業態ごとに区分されていることも要因のようです。

とくにウィーンの場合、Wiener Linienのチケットを取り扱っているお店も多いため、路面電車や路線バスを利用する婆、なくてはならない存在になっています。また、高額な当選金で有名な宝くじや新聞、携帯電話のプリペイドカードなども取り扱っています。

ウィーン市内では、基本的にビルディングに入っている店舗が中心ですが、郊外へ行くと、独立型の店舗を見かけることもあります。

今日、ご紹介するのは、そんな「独立型の店舗」の一つなのですが、その形態がユニークなのが特徴。

201906270005Feriが、以前、17区のアパートにお世話になっていた時代、散歩コースに、このタバコ屋さんはありました(屋号はTabak Trafik Gabriela Sikyta)。ただ、場所は16区です。正直、最初に見たときは、びっくりしましたね。

先日、久しぶりに付近を散歩したのですが、現在も健在でした。ただ、日曜日だったので営業はしていませんでしたが‥

写真をご覧になると、そのユニークさがおわかりになると思います。坂道に面した敷地の道路に面した場所にあるのですが、お店は石造りの土台に組み込まれています。

そして、上が展望デッキのようになっています。後ろに見える建物は集合住宅ですが、傾斜地に集合住宅を建てる際、その土台部分を有効活用した結果なのでしょう。

201906270001しかし、上にある屋根付展望デッキの存在が何ともユニーク。単なる中にはではなく、四阿風の構造物が‥

今までは、この屋上庭園には入ったことはなかったのですが、先日、気になる屋上庭園を拝見。基本的には隣接するアパートの公開緑地のような位置づけですが、庭園には扉はなく、一般の人も自由に入ることができます。

庭に立ってしまうと、下にタバコ屋さんがあることを忘れてしまうような不思議な光景です。実はFeriが訪問したとき、おじさまが四阿でご休憩中だったので、中まで入るのは遠慮しました。

で、このタバコ屋さんの構造が気になったのですが、残念ながら訪問したのは平日でしたが、昼休憩の時間に当たってしまいお店は閉まっていました。

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June 27, 2019

路線バス13Aのルートが変わります

201906250001今日は「路線バス13Aのルート変更計画の話題」をお届けしましょう。

先日、このブログで「ウィーンの公共交通機関は、中心部から放射状に伸びている路線は多いものの、それを結ぶ路線が少ない」という話題をお伝えしました。

放射状の路線を結ぶ数少ない路線の一つが路線バス13Aです。Feriもよくお世話になる13Aは、現在、Hauptbahnhof -Alser Straße, Skodagasse間で運行されており、6つの地区を結ぶ利便性の高さから、利用者が多いのが特徴です。ちなみに利用者は1500万人だそうです。そのため、連節バスが投入され、輸送力の増強が図られているのは、皆さまご存じのとおり。

将来的にはU2の延伸区間が、13Aの機能を一部、代替えすることになりますが、U2の工事が完了するまでは、13Aに頑張ってもらう必要があります。

201906250003ところで、U2の延伸区間で重要な乗換駅となるのがNeubaugasseです。現在はU3の単独駅ですが、将来的にはU2との複合駅になります。

すでにNeubaugasseの地下にU3が走っているため、横断するU2は、U3の下に建設されます。そして、いよいよNeubaugasse周辺でもU2建設工事が始まることになりました。

これに伴って、路線バス13Aのルートが変更になることがウィーン市・Wiener Linienから発表になりました。

201906250005今回のルート変更は、基本的に地下鉄U2の工事に伴うものですが、新しいルートの剪定にあたっては「地域の環境保全」も重視されました。環境問題に関心の高いウィーン市らしい発想です。

これは単にルートを変更するだけではなく、それに合わせて路線バスが走る周辺環境の整備も行うというものです。

Neubaugasse周辺では、環境保全(ヒートアイランド現象の防止)を目的とした「Cool Mile Zieglergasse」というパイロットプロジェクトが行われていますが、13Aのルート変更に合わせて、Siebensternviertel地区でもパイロットプランと同様、「大規模な緑化の推進」などどの施策が行われる予定です。

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June 26, 2019

水を飲もう 給水ポイントのご利用を!

201906240004今日は「ウィーン市内の水飲み場」の話題です。

今年は夏前から気温が上がったウィーンですが、ウィーン市(担当はWiener Wasser)では市内に水飲み場(給水ポイント)を設置して、利用を呼びかけています。

緑の多いウィーンですが、最近ではご多分に漏れずヒートアイランド現象で、市内の気温が上がっています。ウィーン市では、緑地の拡大や植樹といった対策もとっています。

さらに、盛夏を前にWiener Wasserでは、ウィーン市内に1000箇所の水飲み場を整備しています。この中には、常設の「水飲み場」もありますが、このブログでも何回かご紹介した仮設の給水ポイントもあります。

201906240001高さ3メートルの、この装置。実は消火栓の上に設置して、消火栓から給水するものです。今シーズンから、新型になりました。

飲料水の提供はもちろんのこと、身体を冷やすシャワー(ミスト)が出るようになっているのがウリ。今シーズンは15基が設置されます。

一般的にヨーロッパの水道水は飲料に適さないと言われていますが、ウィーンの場合、水質が良いのが特徴。水道管に問題がなければ、そのまま飲んでも大丈夫です。

気温が高くなる、この時期になるとWiener Wasserでは、市内に仮設の給水ポイントの設置を開始します。屋外に設置されている給水ポイントは、当たり前ですが24時間利用可能で、もちろん無料。

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June 25, 2019

GOODBYE DUNKIN DONUTS

201906240003日本では、2020年の東京オリンピックの入場券の抽選結果が6月20日に発表されたようですが、皆さまは当選されましたでしょうか。

実際、21日あたりから、入場券の代金支払いも始まっているという話を耳にしました。何でもスポンサーの意向で、現金払いだけに限定されているそうです。政府がキャッシュレスの普及を図っている今日、時代に逆行しているような気もしますが‥

また、今回は国会議員枠は一切ないという話(衆参議長名で組織委員会に申し出ているそうです)ですが、オリンピックは「商業主義の大会」ですから、ゴールドスポンサー枠は存在するのでしょうね。

さて、今日は「お店の閉店にまつわる話題」です。

アメリカではドーナツは、身近なスナックとして一定の市民権を得ているようですが、オースリアの場合、類似上品のkrapfen(クラプフェン)がベッカライなどで広く販売されているためか、ドーナツ専門店は苦戦しているような気がします。

最もkrapfenは、ドーナツを真似た商品ではなく、「ドーナツの原型」と言われているので、こちらが本家かもしれませんが‥

201906240002そんな中、長年、Mariahilfer Straßeで頑張っていたDUNKIN DONUTSのお店が、ついに閉店しました。

先日、所用があってMariahilfer Straßeを歩いているとき、DUNKIN DONUTSのお店が閉店したことを知りました。それが冒頭の写真です。

日本だと、通常、閉店する場合、店頭に小さな案内表示が張り出されているケースが多いですが、さすがアメリカ系のチェーン。結構、派手な「閉店のご挨拶」ですね。

また、GOODBYEという文字の「O」がドーナツになっているのがご愛敬。そして、現在営業中の店舗のご案内もしっかりと描かれています。ちなみにWESTBAHNHOFまでは10分、ROTENTURM STRASSE店までは30分となっています。

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June 24, 2019

Eスクーターの安全な運用に向けて

201906230004今日は、先日、ご質問があった「Eスクーターにまつわる話題」をお届けしましょう。

今夏、ウィーンは、レンタルのEスクーターが本格的にサービスを開始してから、初のハイシーズンを迎えます。

ウィーンでは、従来から個人でもキックスクーターを使っている人は多かったのですが、電動式のものはお値段が張ることもあり、今ひとつ、普及していませんでした。

しかし、このブログでも何回かご紹介しているようにスマートフォンのアプリを活用した利便性の高いEスクーターがサービスを開始してから、様相は一変しました。街中でEスクーターに乗っている人が急速に増えたのです。

201906230003現在、ウィーンではEスクーターのレンタルを実施している会社は6社、1500台以上が運用されていると言われています。
長距離の移動には向きませんが、短距離の移動では非常に便利です。何しろ、乗り捨て自由ですから‥

また、乗り捨て式のレンタルバイク(自転車)が大きな問題を起こして頓挫したのに対し、Eスクーターの場合、毎晩、運用会社が市内から回収し、充電の上、翌朝、市内にデリバリーする形をとっているため、当局からも「公共交通機関を補佐する乗り物」という評価を得るに至りました。

201906230005反面、運用開始直後から問題になったのが、安全の確保。実際、Feriも市内を歩いていると、Eスクーターが音もなくやって来て脇をすり抜け、ちょっとビックリした経験もあります。

今後、交通事故が多発するようなことがあると、システム全体が崩壊しかねません。

そこで、観光客も増えるハイシーズンを前に、ウィーン市当局では、Eスクーターの安全な利用を促進するため、運用会社と連携して、明確なルールを設定し、発表しました。

そのルールは、以下のとおりです。

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June 23, 2019

McDonald’sのプロモーション

201906190007今日は「McDonald’sの新しいプロモーション」についてご紹介しましょう。

世界的に展開しているハンバーガーチェーンMcDonald’s。McDonald'sの面白いところは、アメリカ文化の代表のようでありながら、実は展開している地域に密着した商品開発や施策を実施している点です。

201906190008最近、始まったのが「Griaß di, Österreich!」というプロモーション。

これは、「遠くへバカンスに出かけなくても自宅で素晴らしいオーストリアを満喫しよう」というものです。まぁ、Feriなどはウィーンのホイリゲで十分、オーストリアを満喫していますが(笑)。

201906190004具体的には、オーストリアの郷土料理にヒントを得たバーガー類の提供です。

Schmankerl Burger、Hühner-Schnitzel Burger、Hühner-Schnitzel Wrap、Jaus´n Burgerなどが販売されています。そして、ドリンクに登場したのは、皆さまおなじみのAlmdudler

201906200011確かにオーストリアを代表する清涼飲料ですからね。芸が細かいことに、市内に張り出されている広告では、Almdudlerが瓶入りになっている点です。

また、サイドメニューとしては、Emmentaler Herzen、Chicken Cordon Bleu Stripes、Chicken Cheese Box、Natural Friesなどが並んでいます。

ウィーンの街角にも、写真のような広告が沢山、張り出されていますが、いかにもオーストリアらしい感じの図柄。

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June 22, 2019

果物の美味しい季節

201906200012連日の猛暑が続くウィーンですが、「果物が美味しい季節」になりました。

「今が旬」なのが苺です。ウィーン近郊の農家で栽培された苺が、市内の市で販売されています。また、以前、このブログでもお伝えしたように、臨時の直営屋台が出て、販売していることもあります。

トップの写真はOttakring駅前広場の市で見かけた直営売店。実際に栽培しているところの写真などを貼りだしており、産地直送を強調していました。

201906200013気になるお値段ですが、500gで3.9Euro、1kgで7.5Euroとなっていました。

そして、夏には欠かせないのがスイカ。こちらでもWassermeloneという名称で、店頭に並ぶようになりました。

もちろん輸入品ですが。写真のように1個単位で販売もしていますが、最近では日本と同じようにカットして販売するケースが増えてきました。

201906200010とくにウィーンのスーパーマーケットでは、基本的にカット売りが主流になってきたような気がします。これも時代の変化でしょうか。

さて、Feriお気に入りの西洋梨(Birnen)も、色々な銘柄がありますが、実は、この時期、美味しくなります。

というのは寒い時期は十分熟成させるのに時間がかかるのですが、この時期、店頭に並んでいるBirnenは、気温が高いため、すでに熟成しているものが多く、買ってからすぐに食べても柔らかく、かつ甘いのです。

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June 21, 2019

今週末は「36. Donauinselfest 2019」

201906210001昨晩、シェーンブルン宮殿で行われたウィーンフィルによる「Sommernachtskonzert in Schönbrunn」ですが、好天にも恵まれ、約85000名のお客さまが来場したそうです。昨年はアンナ・ネトレプコさんが出演したため、記録的な数の来場者となりましたが、今年あたりが妥当な数だと思います。

201906190001さて、今日は週末にウィーンで開催される大規模なイベント「Donauinselfestの話題」をお届けしましょう。

今年で36回を迎える「Donauinselfest2019」が、6月21日から23日の3日間、開催されます。夏の訪れを告げる野外フェルティバルです。

昨日、行われた「Sommernachtskonzert Schönbrunn 2019」がクラシック音楽の演奏会であるのに対し、「Donauinselfest」はポピュラーミュージックやキャバレー(ウィーン風軽演劇の方です)、パフォーマンス、スポーツアトラクション、子供さん向けのプログラムなど幅広いジャンルの催しが行われる野外フェスティバル。

会場は名称からもおわかりのようにドナウ川の中州(Donauinsel)です。半月ほど前から、ウィーン市内では停留所などに広告が出るようになりました。

201906190010Feriはポピュラーミュージックの方は詳しくありませんが、今年は地元のアーティストに加えてSeiler & Speer、Wolfgang Ambros、The Tiger Lillies、Mando Diao、Revolverheldといったグループが参加するそうです(スミマセン。どんな方が存じ上げないもので‥)。

ヨーロッパでは最大級の野外フェスティバルと言われており、毎年、多くのお客さまが来場されます。入場は無料です。長時間にわたる屋外イベントで、各種飲食店も多数出店します。

「Sommernachtskonzert Schönbrunn 2019」以上に若い方が多く集まることから、各種の規制があります。ホームページにはFeriお得意のピクトグラムは掲載されていませんでしたが‥

まず、フェスティバルエリアではセキュリティチェックが行われており、違反した場合は入場することができません。
201906190005大型バックパックの持ち込みは禁止されている他、違法薬物の使用、武器や花火、拡声器、傘、レーザーポインターの持ち込みも禁止されています。そして、各種ドローンの使用も禁止です。主催者によると、傘は武器になる可能性があるため、禁止しているという見解でした。

フェスティバルエリアではアルコール類は販売されていますが、持ち込みは禁止されています。これは青少年に対するアルコール規制(16歳以下はアルコール禁止)を徹底することも背景にあるようです(つまり自宅から持ってくる青少年を排除わけです)。

当たり前ですが、アルコールを飲んだ上で、テンションの上がる音楽を聞けば、トラブル発生のリスクが高まります。

そこで、危険物の持ち込みについては、厳しくチェックしている訳です。手荷物検査では、金属探知機も使われています。空港ほどではありませんが、かなり本格的です。

201906190015こちらでは泥酔者は軽蔑される存在。そのため、会場を巡回しているセキュリティスタッフが、観客に迷惑を及ぼすような泥酔者を発見した場合は、保護の上、会場外へ退去させられます。

最近、日本の野外フェスティバルでは、ゴミ箱がなくて困るという話を耳にしたことがありますが、こちらでは会場内に指定のゴミ箱があり、そこへ捨てるように案内されています。

会場内では、原則として乗り物は使用禁止。自転車、スクーター、インラインスケート、スケートボード、ローラースケートなどは全面禁止です。違反した場合、セキュリティスタッフが、一時預かることになっています。

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June 20, 2019

「EuroPride 2019」が終わりました

201906190009今晩は「Sommernachtskonzert Schönbrunn 2019」が開催されますが、幸い、ウィーンは良い天気に恵まれており、雨の心配はなさそうです。20時頃の気温は24度と予報されており、会場のシェーンブルン宮殿には、多くのお客さまが集まることでしょう。

さて、6月1日から始まった「EuroPride 2019」ですが、今年も大変な盛り上がりを見せ、6月16日に無事、閉幕しました。

この行事は、レズビアン、同性愛者、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどLGBTQと呼ばれる人々の人権を養護し、周囲の人々が受容する環境を醸成することを目的に行われているものです。

6月8日には「Life Ball 2019」がRathausplatzで華々しく行われた他、6月15日にはRingを使った「Regenbogenparade」も行われました。

201906190003「Life Ball」に関しては、会場には関係者以外入場できませんでしたが、Feriもテレビ放送で様子をチェックしました。

一方、「Regenbogenparade」は誰でも参加可能なイベントだったので、大変な盛り上がりを見せたようです。Wiener Linienでは、レインボーカラーに塗った路面電車(事業用車ですが)をパレードに投入しました。

期間中、協賛企業も様々な支援を行っていますが、この催しを全面的に支援しているウィーン市では、公園局が、市内の植え込みや花壇に写真のようなレインボーカラーの特製プレートを設置していました。

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June 19, 2019

謎のピクトグラムシリーズ ガソリンエンジン車進入禁止?

Img_2019_04_0183今日は「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。

ウィーン市内のガレージは、土地の関係から地下に設けられているケースが多いですが、先日、ある地下ガレージの入り口で写真のようなピクトグラムを見かけました。

「丸に斜線」なので、禁止行為であることは明白ですが、ちょっと見かけないピクトグラムです。自動車のシルエットに何らかのボンベ。そして、液体が垂れています。

ピクトグラムの横には「Einfahrt für flüssiggasbetriebene KFZ verboten!」という文字が描かれています。

その隣にはピクトグラムではありませんが、看板が掲げられています。この看板には「Sauber,Sicher,Sparsam Erdgasauto ICH DARF HINEIN」という文字が‥

つまり、このガレージは天然ガス自動車専用で、ガソリンエンジン車の乗り入れを禁止しているようです。

Feriは、ウィーン市内で天然ガス自動車の表示を見たのは、この時が初めてで、正直、驚きました。

201906050010天然ガス自動車は、光化学スモッグや酸性雨など、環境汚染の原因となる窒素酸化物や炭化水素の排出量が少なく、硫黄酸化物は全く排出されません。

さらに、喘息などの呼吸器疾患の原因となる黒煙や粒子状物質は、ほとんど排出されません。

そのため大気汚染対策には有効なのですが、日本ではLPGガス自動車は、ガスを供給するスタンドの問題、車体重量の問題などから、主に大都市部のタクシーなどに限定されており、通常の乗用車では見かけないような気がします。

実際、オーストリアでも自家用車に関しては、天然ガス自動車は非常に少数に留まっているというデーターもあります(JETROの資料では、2018年のオーストリアでの登録台数は、天然ガス・ガソリン併用が525台、天然ガスが110台となっていました)。

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June 18, 2019

6月20日は「Sommernachtskonzert Schönbrunn 2019」ですが‥

201906170004今日は「野外コンサートの話題」をお伝えしましょう。

6月20日は、毎年恒例の「Sommernachtskonzert Schönbrunn 2019」が開催されます。何と言ってもアウトドアとは言え、入場無料でウィーンフィルの演奏が楽しめるので、毎年、多くのお客さまが来場します。

開演は20時45分からですが、天気が良いと場所を求めて、かなり前から皆さま来場されます。最近は人混みが苦手になってしまったFeriは、会場の下見には出かけたことはありますが、本番は行ったことがありません。

ステージはシェーンブルン宮殿の庭、宮殿前に設営されます。以前はグロリエッテ側にステージが設けられていました。しかし、最近は、グロリエッテを観客席に設定するので、このパターンに変わったようです。

201906170005まぁ、当日はORFがテレビ放送をするので、これを観るのが一番かもしれません。

さて、今年のテーマは「Rhapsody in Blue」。指揮は、GUSTAVO DUDAMELさん、ソリスト(PIANO)はYOJA WANGさんが予定されています。

プログラムも、すでに発表されています。

201906170003-Ouvertüre zu “Candide”
-Jubilee Waltz, o.op.
-Rhapsody in Blue
-Casablanca-Suite
-Stars and Stripes Forever
-Adagio for Strings
-Sternenbanner-Marsch, op.460
-Symphonie Nr. 9 (Antonín Dvorák“‘Aus der Neuen Welt”)

まぁ、ここまでは普通の音楽会情報ですが、Feriが注目したのは、会場のご案内に出ていたピクトグラム群。

多くの方が集まるため、現場での混乱やトラブルを防ぐため、かなり細かい規制が行われています。

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June 17, 2019

Volksoper ballett「Peter Pan」

Peter-pan-00今日は久しぶりに「バレエの話題」です。

以前、師匠のはっぱさんに刺激されて、バレエを観るようになりましたが、1人ではバレエを観に行くことはほとんどありません。が、今回、ひょんなことから「Peter Pan」を観ることになりました。

実は5月上旬の発売日にはミュージカル「回転木馬」が予定されていたのですが、その後、「Peter Pan」が好評につき、追加になりました。追加と言っても、他の公演と差し替えです。

一応、鑑賞日の変更も承ります‥という話ですが、日本人の根占啓祐さんが主役を務めていることもあり、「Peter Pan」を観ることにしました。

当日の指揮はWolfram-Maria Märtigさん。振付はVesna Orlicさん。主な出演者は以下のとおりです。

Peter-pan-01-Peter Pan:Keisuke Nejimeさん

-Peter Pans Schatten:Robert Weithasさん

-Tinker Bell:Dominika:Kovacs-Galavicsさん

-Wendy:Marie-Sarah Drugowitschさん

-Captain Hook:László Benedekさん

-Mr. Smee:Patrik Hullmanさん

Peter-pan-02-Tigerlily:Olivia Poropatさん

-Tigerlilys Bruder: Dragos Musatさん

 また、バレエ作品ですが、ネバーランドのシーンでは、Kinderchor der Volksoper Wienの皆さんがご出演。子供さんを出演させると、お客さまが沢山集まる「禁断の裏技」。

なお、音楽はオリジナルではなく、Erich Wolfgang Korngold、Max Steiner、Franz Waxman、Miklós Rózsa、Bernard Herrmann、Leroy Anderson、Isaac Albéniz、Guido Mancusi、Sebastian Brugner-Luizといった方々の作品からチョイスされています。 

Peter-pan-03子供さん向けの作品なので、お子さまが多数、来場。まぁ、賑やかなこと。当然、ご同伴の親御さんなども来場されますから、観客動員は増えます。

しかし、考えてみれば、バレエは台詞がなく、身体表現だけでお話が進むわけですから、子供さんはもちろん、言葉がわからない外国人のお客さまでも楽しますね。

Peter-pan-04演出は映画風の仕上げになっており、冒頭、映画で見かけるタイトルロールで始まります。

もちろん、出演者の名前もしっかりとスクリーンに映し出されます。これは、エンドロールも同じでした。

ただ、複数の出演者がいる場合、その都度、映像を変えるのは大変なので、出演予定者が全員でていたのはご愛敬。まぁ、予算の関係もあるので致し方ないところでしょう。

この作品で面白いのは、Peter Panだけでなく、Peter Pans Schatten(影)が出てくること。両者の絡みもありますし、影が同時に活躍する場面もあります。

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June 16, 2019

街路樹、養生中

201906150001連日、ウィーンは「猛暑」が続いています。そのため、休日の市営プールは大賑わい。さて、今日は暑くてももの言わない「街路樹の話題」をお届けしましょう。

皆さまもご存じのようにウィーンは緑の多い街ですが、街路樹も計画的に植栽されています。街路樹が育ちやすいように比較的、スペースも確保されており、張った根によって歩道が変形しているところは少ないようです。

また、木の植え替えも定期的に行われているようです。当然、「若い木」が植えられている場所も見かけます。

201906150002先日、Ottakring駅付近を歩いている時、若い木を養生している場面を見ました。

写真のように根の部分に養生シートがかかっていました。シートだけがかかっていると、ゴミと間違えられる可能性があるためか、Treegatorと書かれたプレートが取り付けられていました。

気になったので、記事をまとめる前にちょっと調べて見たのですが、これは「自動散水システム」のようです。

恐らく若木の場合、根が十分に張っていないため、気温が上がると十分な水を自力で補給できないため、こういった装置を使って水を供給しているのでしょう。

201906150004この装置を製造・販売しているメーカーの説明では、午前中にTreegator(商品名。登録商標)のバッグを水で一杯にするだけで、一日の終わりまでに、効率的に木に水を補給することができるそうです(12時間以内に水やりが実現)。

若い樹木の場合、このバッグに週1回、水を補給することで、効果的な水やりができるそうです。

つまり「係員が長時間、現場で作業をしなくてもすむ」「効率的な水やりができる」というのがセールスポイントのようです。

確かに、この方式では、セットアップが完了すれば、別の現場へ移動できるので、効率的です。

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June 15, 2019

自律型E-Busの実用化試験が始まりました

201906140002Wiener Linienが中心となって開発と実用化を進めている自律型E-Bus(自動運転電気バス)の実用化試験が、6月6日からSeestadtで始まりました。

現車の完成後、2018年4月からWiener Linienが中心となり、オーストリア工科大学(AIT)、KuratoriumfürVerkehrssicherheit(KFV)、TÜVAustria、Siemens Mobility、Navyaなどの協力を得て、Leopoldauにあるバス車庫で様々なテストを行ってきましたが、いよいよ実際に乗客を乗せた実用化試験という第2段階に入ったものです。

実用化試験初日にはMichael Ludwigウィーン市長をはじめとする関係者が出席し、実用化試験のスタートを祝いました。

201906140001このブログでも以前お伝えしたように、今回、自律型E-Busの実用化試験が行われるのは、U2のSeestadt駅を起点とする路線で、10の停留所が設けられます。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、U2のSeestadt駅から住民が住む街まで約2キロ、離れています。この間のアクセスを担当する訳です。

自律型E-Busの定員は11名ですが、安全確保と法律的な要件をクリアするため、オペレーター(保安要員)が同乗します。そのため、実際に乗れる人数は10名です。

201906140005さらに安全上の理由から、立ち席乗車は認められません。また、ベビーカーを使用するお客さまが乗車する場合、席が減少することになります。

テスト中に障害が発生した場合、代替交通機関は提供されません。そのため、乗車料金は無料になっています。

興味深いのは、自律型E-Busは、いわゆる時刻表は存在しません。

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June 14, 2019

新刊紹介「古都のアラカルト ウィーンの街の物語(上)」

201906130001今日は、当ブログをご愛読の方にとって興味深い「書籍のご案内」です。

ウィーン在住のエッセイストで、実業家の近藤常恭さんが「古都のアラカルト ウィーンの街の物語(上)」を出版されました。

ご存じの方も多いと思いますが、同氏はウィーンで日本の食材を扱う日本屋のオーナーさんです。1950年にドイツに渡り、その後、1972年からウィーンにお住まいになっています。

ウィーン在住の日本人の方は、必ずお世話になるお店が日本屋さんです。最近は日本の食材を扱う韓国系スーパーマーケットが増えていますが、以前は、日本屋さんが唯一でした。

Feriは、お招きに預かりませんでしたが、先日、ウィーン市内のカフェハウスで出版記念会が盛大に開催されたそうです。Feriは友人から同書を頂きましたので、当ブログでご紹介します。

同氏は「月間ウィーン」にも定期的に記事を提供されていらっしゃるので、ご存じの方も多いと思います。今回は、今まで執筆された原稿をまとめて、自費出版されたものです。

同氏は、そのご経歴から色々な分野に精通しており、長年、こちらで生活をされていることから、人脈も豊富。そのため、執筆されている内容も、身近な話題から、歴史、音楽、料理など幅広く、かつ興味深いエピソードが満載です。

例えば、「春の嵐:タマゴとウサギの物語」、「塩の棒:人はパンのみにて」、「丸干し裁判:電信柱と郵便ポスト」、「モーツァルトト食べ物:天才も人の子」といったタイトルだけを見ても興味を引かれる作品が多数。

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June 13, 2019

Feriの独断と偏見による「夏のオペレッタ2019」

2019061200006月は通常の劇場は2018/19シーズンの最終月。そして、7月からは、各地で音楽フェスティバルが始まります。という訳で、「夏のオペレッタ情報2019」をお届けしましょう。

-Seefestspiele Mörbisch
やはり「夏のオペレッタ」と言えば「Seefestspiele Mörbisch」です。60年の伝統を誇る舞台ですが、Serafinさんが引退してから、正直、魅力が半減。内部もゴタゴタ続きのようで、ちょっと心配でしたが、2018年からは「王道」に戻りつつある感じもします。

2019年はご存じのようにレハールの「DAS LAND DES LÄCHELNS」(微笑みの国)。Premiere は7月11日で、8月24日が千秋楽です。

タイトルロールのPrinz Sou CongはRobin Yujoong KimさんとWon Whi Choiさんという東洋系の方が起用されます。LisaはElissa HubeさんとSophia Brommerさんのダブルキャスト。

MiはDa-Yung ChoさんとKaterina von Bennigse ́nさん。Graf Gustav von PottensteinはMartin F. LechleitnerさんとMaximilian Mayerさん。Graf Ferdinand LichtenfelsはBenno Schollumさん、ObereunuchにはHarold Serafinさんが起用されます。

今回は東洋系の歌手を比較的多く起用しているのが特徴でしょうか。ダブルキャストは、どちらが出演するかは、当日にならないと決まらないことも多いので、後は運任せ。

とにかくHarold Serafinさんを引っ張り出してきたので、注目を集めることは間違いありません。

201906120001Bühne Baden
最近は夏冬を一括してプロモーションするようになったBühne Baden。2018/19シーズンのラストを飾るSommerarena公演はCarl Zellerの代表作「Der Vogelhändler」(小鳥売り、6月22日Premiere)とFranz Lehárの「ZIGEUNERLIEBE」(ジプシーの恋、7月13日Premiere)の2作品が上演されます。

Sommerarena公演の場合、1作品は珍しいものがかかるケースが多いのですが、今回は「ZIGEUNERLIEBE」が珍しい作品ですね。

「Der Vogelhändler」では、AdamにClemens Kerschbaumerさん、ChristelにPostbotin Ilia Stapleさん、Kurfürstin MarieにRegina Rielさん、Baronin Adelaide, Hofdame der KurfürstinにVerena Scheitzさん、Graf Stanislausに Matjaž Stopinšek さん、Baron Wepsに Sébastien Soulèさん、Schneck, Dorfschulze にranz Födingerさん、Professor Würmchen にArtur Ortensさんが起用されます。

201906120002一方、「ZIGEUNERLIEBE」ではJószi, der Spielmann, ein ZigeunerにVincent Schirrmacherさん、Moschu, Kammerdiener DragotinsにNiklas-Sven Kerckさん、Zorika, Dragotins TochterにCornelia Horakさん、Jolán, Dragotins NichteにElisabeth Schwarzさん、Ilona von Köröshaza, Gutsbesitzerin にMiriam Portmannさんが起用されます。

Sommerarenaは舞台が狭い上に、構造上、場面転換が限られているので、両作品とも思い切った演出にしてくるような気がします。

Schlossfestspele LANGENLOIS
ワインの産地として有名なLANGENLOISも「夏のオペレッタ」の定番スポットです。比較的小規模な会場ですが、会場規模に合わせた演出が光ります。

2019年の演目はEmmerich Kálmánsの代表作「DIE CSÁRDÁSFÜRSTIN」(チャールダーシュの女王)。

201906120003 以前はVolksoperのメンバーが出ていることも多かったのですが、最近は異なるようです。

今回は、Leopold MariaにJohannes Terneさん、AnhilteにElke Hartmannさん、EdwinにFranz Gürtelschmiedさん、AnastasiaにEthel Merhautさん、EugenにStefan WunderさんBoniにErwin Belakowitschさん、Ferenc Ritter KerekesにSteven Schescharegさん、SylvaにNetta Orさんが起用されます。講演回数が少ないため、シングルキャストでの対応です。

7月25日がPremiereで、8月10日まで、9公演、上演されます。ワインの産地なので、なかなか良い場所なのですが、公演期間が短いのが「玉に瑕」でしょうか。

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June 12, 2019

バラがきれいな時期になりました Volksgarten

201906100002今日は「観光客の皆さま向けの話題」をお届けしましょう。

今週は「真夏日」が続くウィーンですが、今、Volksgartenではバラがきれいに咲き誇っています。

平素は人混みが苦手で、旧市街を敬遠しているFeriですが、所用があって先日、旧市街まで出向きました。観光シーズンの真っ盛りなので、まぁ、色々な国の皆さまが観光でやってきています。インバウンド需要の見本のような状態。

201906100004用事を済ませて、帰りがけにVolksgartenを通ったのですが、バラがきれいに咲き誇っており、多くの観光客の皆さまで賑わっていました。

当然、記念撮影大会。「インスタ映え」する場所なので、皆さま記念撮影などで盛り上がっています。

バラには、それぞれ品種の説明がついていますが、植物に疎いFeriには、理解できないことが多数。お恥ずかしい限りです。

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June 11, 2019

シュパーゲルの季節ですが‥

201906080001ウィーンでは、初夏になって美味しい農産品が沢山出回るようになりました。ところで今週は気温が上がり「真夏日」になる日が多いという予報が出ています。正直、暑いです‥

今週、日本からウィーンに戻ってくる友人がいますが、正直、この暑さにはビックリすると思います。

さて、今日は久しぶりに「シュパーゲルの話題」をお届けしましょう。

いつもは1人では外食をしないFeriですが、先日、久しぶりのシュパーゲルが食べたくなり、某レストランへ出向きました。

今は、どのレストランでもシュパーゲルの特別メニューを用意してあります。色々なお料理がありますが、Feriが食べるのは「Spargel Hollandaise mit Petresilerdäpfel」。濃厚なソースが特徴のお料理です。

シュパーゲルそのものは野菜なので低カロリーですが、このソースが意外と高カロリーだそうです。

201906080002最近では「ソースの元」も販売されており、料理は単純なので、アパートで作ることは可能です。

しかし、ソースも含めて量が多くなってしまうため、一人暮らしの場合、外食の方がよろしいかと‥

スーパーマーケットの農産品売場にも地元産のシュパーゲルが平台に並んでいます。

ところで、先日、友人と会った際、今年は例年よりも地元産の収穫が早かったという話を聴きました。友人が毎年、買いに行く農家では3週間ほど前に収穫されたそうです。これにはFeriもビックリ。確かに言われてみれば、店頭に姿を見せたのは、早かったような気がします。

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June 10, 2019

S45のトラブルに遭遇

201906090020注目されていたテニスのフレンチオープン決勝ですが、残念なことにDominic Thiem 選手はRafael Nada選手に3:6、7:5、1:6、1:6のスコアで敗れてしまい、優勝は果たせませんでした。悔しいですね。

201906090010今日は「ウィーンのS Bahnで遭遇したトラブルの話題」です。

ウィーンの都市交通は、都心部から放射状に伸びている路線は多いのですが、それを結ぶ路線が意外と少ないのが難点。そのため、U6やS45は貴重な路線と言えるかもしれません。

先日、OttakringからOttakringへ行く用事があったので、S45に乗車しました。Hernals到着の直前に急ブレーキ。急ブレーキとは嫌な予感‥

すぐに列車は動き出しましたが、Hernalsでは本来、使用する1番線ではなく、Hütteldorf方面の2番線に進入。

その後、車内放送で、当列車は運転打ち切りとなったので、下車するように指示がありました。皆さん、渋々、下車。これが冒頭の写真です。

201906090011その後、Ottakring方面へ戻るとのアナウンスが‥ HernalsからOberdöblingへ向かうには、路面電車43系統でSchottentorへ出て、38系統に乗り換える方法もありますが、一旦、Ottakringへ戻ることにしました。

Ottakring到着後、駅の案内表示で確認したところHandelskai方面は全てHernals行きになっています。すぐに途中駅での折り返し運転にするなど、ÖBBの危機対応は早いです。

201906090012運転再開の目処が立たないため、U3に乗り、WestBahnhofへ出て、U6に乗り換えてNußdorfer Straßeへ。ここから38系統に乗り、Oberdöblingへ向かいました。

結果として、乗り換え待ちも含めて、40分近く時間をロス。用事を済ませてOttakringへ戻るため、S45のOberdöbling駅へ向かったところ、ÖBBの係員が運転再開していないことを案内していました。

201906090013S Bahnの駅はほとんどが無人駅なので、緊急事態には自動車で係員が現場に駆けつけるようです。なお、運行会社ではなく、INFRAの社員が対応していました。

仕方なく39Aの路線バスでHeiligenstadtまで出て、U4とU3を乗り継いでOttakringへ戻ることにしました。

>Heiligenstadt到着後、念のためÖBB駅の表示器を見ると、15時30分過ぎからS45の運転が再開されるような表示が出ていました。そこで、Heiligenstadtで運転再開を待つことに‥

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June 09, 2019

Volksoper「Orpheus in der Unterwelt」(下)

201906090001昨晩、ウィーンでは好天の中で、盛大に「第26回LifeBall」が行われました。人混みが苦手なFeriは、某ホイリゲでのんびりとした週末を過ごしていましたが‥

一方、テニスのフレンチオープンで、オーストリアのDominic Thiem選手が決勝進出を果たし、大変な盛り上がりを見せています。本日、行われる決勝の相手はナダル選手。さて、優勝を果たすことができるでしょうか。

Orpheus_000さて、今日は昨日に引き続きVolksoper「Orpheus in der Unterwelt」(地獄のオルフェ)の後編です。

第2幕第1場は、「地獄のプリュントの部屋」(というかウリディースの部屋)です。ウリディースは、来たばかりだというのに、プリュントに相手にされず、飽き飽きしています。プリュントの使用人ハンス・スティックスが、有名な「私がアルカディアの王子だった頃」を歌って彼女を口説くのですが、一発で袖にされてしまいます。

ちなみに、ウリディースは、黒いランジェリー姿で熱演しています。

地獄へやってきたジュピターはプリュントに、ウリディースに会わせるよう要求するのですが、拒否され、逆に宴会場へ案内されます。

この宴会場では、一緒に地獄に来た神々が盛り上がっており、何となく派手なエンディングが予想されます。

本来、冷静なはずの世論も、怪しげな酒を飲んでから本性があらわになってきます(世間体を忘れ、快楽に邁進してしまいます)。もちろん、オルフェは地獄の魅惑的な女性にぞっこん。

ジュピターはハエに化けて、ウリディースの部屋に忍び込み、彼女に一目惚れするのですが、ハエの扮装が、笑えます。まるで「仮面ライダー」みたい‥

Orpheus_008ジュピターは身分を明かして、オリンポスヘと誘いますが、地獄に飽きてしまったウリディースは、即座にOK。ここの二重唱は、笑えるシーンの連続です。

実は、この場面を、隣の部屋からジュノーがしっかり見ており、嫉妬心が燃え上がるという話に‥結局、ウリディースをバッカスの巫女に変装させて、地獄を脱出する算段をしたところで、第1場が終わります。

第2場は、「地獄の大宴会場」です。天上の神様も地獄の住人も入り乱れて、飲めや歌えの大酒宴となり、バレエ団のモダンバレエも加わり、おなじみの「天国と地獄」が盛大に演奏されます。

ジュピターと「バッカスの巫女姿」に変装したウリディースが逃げようとすると、プリュトンに見つかつてしまいます。

Orpheus_022ここで「バッカスの巫女姿」に変装した女性が、もう一人登場し、宴会場は大混乱(変なお面を付けているので顔は見えません)。

実は、最初につれてきた「バッカスの巫女姿」の女性こそ、ジュピターの妻ジュピテールだった…という落ちになっています。動揺するジュピターが、これまた見物です。

Orpheus_023そこへ、オルフェが、世論と共に登場します。天上にウリディースを連れて行きたいジュピターですが、仕方なくオルフェウスに「地上に戻るまでは決してウリディースの方を振り向いてはならない」との条件で、妻を返すことにします(ウリディースに飽きているオルフェの行いを見ていると、どうせ約束は破るだろうと踏んでいる訳です)。

しかし、オルフェは、なかなか振り向きません。そこで、業を煮やしたジュピターは雷を起こし、オルフェを強制的に振り向かせてしまいます。

プリュントは「ウリディースは黄泉の国に残る」と主張しますが、ジュピターが「彼女をバッカスの巫女にする」と宣言。

Orpheus_032また、このあたりになると、本来、世間体の代表である世論が、ハンス・スティックスに惚れてしまい、追いかけ回すというサイドストーリーも盛り込まれています(やはり世間体は、欲望には勝てないという本質を突いたお話)。

最後は、地獄で天上の神々、地獄の住人がそろって大合唱の後、「天国と地獄」のギャロップが盛大に演奏され、フィナーレを迎える展開です。

さて、出演者の仕上がりですが、プリュントのDavid Sitkaさん、スマートな感じでなかなか良い味を出していました。今までオペラやミュージカルなど幅広い作品に起用されていましたが、主役級には起用されていませんでした。

ジュピターのMartin Winklerさんは、以前、Feriが観たKurt SchreibmayerさんやCarlo Hartmannさんに比べると、ちょっと存在感が弱い感じがしましたが、まあ、合格点でしょう。

オルフェのThomas Sigwaldさんですが、Feriは久しぶりに観ました。余り変わっていませんね。ちょっとビックリ。

この人は優柔不断で、女性に目がない役は上手なので、ピタリでした。

Carsten Süssさんは真面目なイメージが強いので、Thomas Sigwaldさんの方が向いているかもしれません。個人的な感想(好みの問題)ですが‥

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June 08, 2019

Volksoper「Orpheus in der Unterwelt」(上)

Orpheus_001今日は Rathausplatzで恒例の「Life Ball」が開催されます。 Rathausplatzでは準備も整い、夕方からは路面電車を含むRingで交通規制も行われます。さて、最近は「オペレッタもの」の記事が少なくなってしまった当ブログ。何か寂しい気持ちです。

2018/19シーズンも最終月になりましたが、VolksoperではJacques Offenbach作の名作オペレッタ「Orpheus in der Unterwelt」(地獄のオルフェ)の再演が始まりました。

かつて、日本の運動会では定番曲だった「天国と地獄のギャロップ」。「Orpheus in der Unterwelt」というオペレッタは知らなくても、この曲を聴いたことのない日本人は少ないかも知れません。

最近の運動会でもかかっているかは存じませんが、友人の話ですと、この時期、日本のスーパーマーケットでは店内のBGMで流れていることが多いとか‥

本作品は2007/08シーズンにPremiereが行われましたが、このシーズンはRobert MeyerさんがDirectorに就任したシーズンでもあります。

ただ、就任直後でしたから、実際の演出などには関わっていなかったと思われますが‥ある意味、過渡期の作品と言えるでしょう。

 演出はHelmut Baumannさん、舞台装置はMathias Fischer-Dieskauさん、衣装はUta Loherさん・Conny Lüdersさんと、2008/09シーズンで上演された時と同じです。

Orpheus_006指揮はGuido Mancusiさん。Feriが観た日の出演者は、以下のとおりです。なお( )内は再演初日のメンバー。Feriが観たのはセカンドクルーという訳です。
-Pluto (Aristeus/プリュント):David Sitka(Vincent Schirrmacher)さん
-Jupiter(ジュピター):Martin Winklerさん
-Orpheus(オルフェ):Thomas Sigwald(Carsten Süss)さん
-Hans Styx(ハンス・スチュクス):Boris Eder(Robert Meyer)さん
-Merkur(メルキュール):Gernot Krannerさん
-Mars(マルス):Heinz Fitzka (Daniel Ohlenschläger)さん
-Eurydike(オルフェの妻ウリディース):Julia Koci(Rebecca Nelsen)さん
-Diana(ディアヌ):Birgid Steinbergerさん
-Öffentliche(世論):Regula Rosin( MeinungRegula Rosin)さん
-Venus(ヴェニュス):Annely Peeboさん
-Cupido(キューピット):Jakob Semotanさん
-Juno(ジュピターの妻ジュノン):Christian Grafさん
-Minerva(ミネルヴ):Elvira Soukopさん
-Eine Schülerin des Orpheus: Una Stanicさん

当たり前ですが、10年前に観た時とは、メンバーが変わっていますが、OrpheusにはThomas Sigwaldさんが再起用されたのは、正直、驚き。

Orpheus_021ちなみに2008年9月に観た時は、PlutoはChristian Bäumgartelさん、JupiterはKurt Schreibmayerさん、OrpheusはThomas Sigwaldさん、Cupidoは怪演が光ったGerald Pichowetzさんでした。
Feriも10年前に観た作品なので、記憶が十分ではないのですが、当時のブログ記事を見てみると、ほぼ同じ舞台装置、演出のようです。

Volksoperの場合、ある程度、期間が空いた再演の場合、新演出に切り替えるケースが多いのですが、本作品は異例中の異例。舞台装置や衣装は10年間の保管してあったのでしょうか。10年以上経過した演出の作品を、ほぼそのまま再演した理由をRobert Meyerさんに伺いたいところですね。

そして、最近、Volksoperで上演されるオペレッタは、ほとんどワイヤレスマイクを使っていますが、今回は久しぶりにマイクのアシストなし。出演者の実力が問われますが、やはりこちらの方が良いですね。

なお、今回のVolksoperの公式写真を借用いたしましたが、ファーストクルーの映像が中心なので、記事の中身とマッチしない点はご容赦ください。

本作品のオリジナルは、古代ギリシャをベースにしていますが、実態は倦怠期に陥った中年夫婦のお話(実際は、男女の色事に関する生々した話)という、オペレッタらしい内容です。

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June 07, 2019

解体工事の現場に遭遇しましたが‥

201906060013今日は「解体現場の話題」をお届けしましょう。

このブログでもお伝えしているように、従来のウィーンは「古い建物を活用しながら内部をリフォームして使う」というパターンが一般的でしたが、最近はスクラップアンドビルド方式の再開発が盛んになってきました。

そうなると古い伝統的な建物が解体されることになりますが、先日、U6のAlser Straße駅近くで大規模な解体現場に遭遇しました。

201906060011日本では建物の解体は、養生シートで覆った上で、行うのが普通です。

しかし、外国の場合、解体方法が日本と異なり、大胆なケースも多いようです。

今回の現場は、養生シートで覆うことなく、大型重機で石造りの建物を切り崩していました。「切り崩す」という表現がピッタリ。

路面電車も通っているAlser Straßeを1車線通行止めにして工事を行っていました。

写真をご覧になるとわかるように、上層階から、どんどん切り崩して、別に重機で瓦礫を搬出するというパターンです。

201906060010ウィーンは第2次世界大戦末期、連合軍の大規模な空爆により被災した建物も多く、戦後の復興期には、装飾を省いたシンプルなデザインの建物が建てられました。

この手の建物は風情がありませんから、正直、解体現場に遭遇しても、あまりショックではありません。。

しかし、今回の現場は、写真のように凝った装飾を施した建物。そ れが重機で無残にも解体されている‥ちょっとショックでした。養生シートで覆っていないため、道路から丸見え。

 通常は、余り関心のない方が多いのですが、今回は足を止めてご覧になっている地元の方も多かったのが印象的でした。

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June 06, 2019

黄昏時が美しい季節になりました

201906060002

このところウィーンも「真夏日」が続いています。日本よりは湿度が低いとは言え、やはり暑いですね。

緯度の高いオーストリアでは、初夏になると日が長くなります。そう、Feri、お気に入りの「黄昏時が美しい季節」でもあります。

ホイリゲのシャニガルテンで、空の変化を眺めながらGRÜNER VELTLINERを傾ける‥Feriにとっては、最高の一時です(大げさですが‥)。

とくにFeriがお気に入りの店は、基本的に地元のお客さまが中心なので、時の流れがウィーン流‥グループの方もお一人の方も、ご夫婦も、それぞれ楽しい一時を過ごしているように見えます。

日本に戻ると、皆さま、何となく息苦しいような表情をしているのが気になります。ビヤホールや居酒屋に行っても、何となく騒がしいだけで、リラックスできません。

オーストリアも、色々な問題が山積しており、決して良い状態ではないと思います。しかし、「黄昏時のホイリゲ」で、静かに杯を傾けていると、そんな憂いは、どこかへ‥

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June 05, 2019

本日開催 Orchester für alle–Ihr Orchester in Bewegung 2019

201906050020今日は6月5日、オーストリア全土で開催される「楽しいイベントのお知らせ」をお届けしましょう。

「Orchestrefüralle」アクションデーのプログラムとして、Volksoper Wien Orchestraを含む、オーストリアのプロオーケストラ・メンバーが、「Ihr Orchester in Bewegung」というコンセプトの元、 Wienをはじめオーストリア各州都の街中に、楽器を持って飛び出します。

この行事は2017年から行われているもので、一般の皆さんにオーケストラの興味をもっていただくことを目的にしたものです。

そのため、単に街頭で演奏を楽しむだけでなく、観客が指揮をする、オーケストラ・メンバーと交流をする、楽器に触れるなど、色々な形でメンバーと交流する機会が作られているそうです。

紹介記事には「Die Tuba fährt Straßenbahn, der Kontrabass U-Bahn und das Fagott flaniert am Hauptbahnhof」とうたわれているように、路面電車や地下鉄に楽器を持って乗り込み、パフォーマンスも披露するようです。ウィーンでは15時から20時まで開催されます。

Volksoperのメンバーは、Wienでパフォーマンスを披露します。予告されている場所は、以下のとおりです。
-地下鉄Spittelau (U-Bahn Stars – Spot):17時30分
-地下鉄Westbahnhof:16時30分
-Ringstraßenbahn(乗車停留所Karlsplatz、下車停留所Resselpark):15時00分発

運が良ければ、コンサートチケットが入手できる可能性もあるそうです。

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June 04, 2019

謎のピクトグラムシリーズ 北米編

201906050003先日、北米を訪問した際、オーストリアでは見かけないピクトグラムを多数、発見しました。当たり前ですが、ピクトグラムはお国柄を反映しているケースが多いので、興味は尽きません。

今日は、北米で見かけたピクトグラムをピックアップしてご紹介しましょう。

最初にご紹介するのはDenver市内にある交通博物館のエントランスで見かけたものです。

赤丸に斜線」なので、基本的に禁止されている内容が表示されています。左から禁煙、アルコール禁止は万国共通ですが、その次は‥「薬物禁止」です。そして、武器の所持が比較的容易なアメリカらしいのが右側のもの。

201906050004本来、ピクトグラムは絵文字ですから、説明は省略するケースが多いですが、この博物館では、ピクトグラムの下にワンポイントで英語の説明が入っていました。

いずれも「Free Zone」と書かれています。日本人の中には「Free Zone」だから「自由」と勘違いする人がいるという噂を耳にしたことがありますが、ピクトグラムを見てもわかるとおり、禁止の意味です。

ご存じの方も多いと思いますが、英語の場合、Freeの使い方によって「自由」と「禁止」に別れます(名詞+Freeは禁止、Free+名詞は自由もしくは無料)。
201906050002という訳で、文字ではなくピクトグラムの表示に従ってください。

なお、Denverは最近、Drug使用が公認されたことで注目を集めています(何でもアパートの賃料が上がっているとか‥)。ただ、Dragを公共の場で使用することは禁止されています。

興味深いのは、禁煙表示です。博物館の館内は全面禁煙ですが、エントランスから20フィートのエリアも禁煙ゾーンになっています。

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June 03, 2019

徹底します「quiet zone」

201906030002今日は「ÖBBが進めているquiet zoneの話題」をお届けしましょう。

最近、日本でも長距離列車内でのマナーが色々と問題になっていますが、根本的な解決策は、お客さまのニーズに合わせて、明確なゾーニングをすることだと思います。

しかし、現実的には、ゾーニングをおこなった場合、「利用者とのミスマッチ」が発生すると、一部の車両だけが混むという問題が出てくるので、難しいところです。

さて、ÖBBでは、多様なお客さまのニーズに対応するため、ReilJetをはじめとする長距離列車では「車内のゾーニング」を行っています。

201906030001その一つが「quiet zone」。このブログでも何回か取り上げていますが、ゆっくりお休みに履帯お客さま向けに、静かな車内を実現しようというものです。

具体的には、携帯電話をはじめとする音の出る機器の使用禁止、おしゃべりの禁止、ヘッドホンステレオは音漏れしないようになどです。

201906030004ご存じのように、こちらの長距離列車は基本的に自由席で、座席指定をすると席の上部に予約区間が表示されるシステム。

そのため、座席指定をしていないお客さまは、空いている席を探して座ります。その際、この車両が「quiet zone」であるかを確認する人は、少ないようです。

従来は車内の客室入り口や客室だけの表示でしたから、正直、わかりにくかった面もあります。

そこで、最近、RailJetでは写真のように車体外部に「quiet zone」の車両であることを明記するようになってきました。さらに乗降扉にもピクトグラムで明示。

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June 02, 2019

U4 Karlsplatz-Längenfeldgasse間は夏期運休です

201906010003このブログでも定期的にお伝えしているウィーン地下鉄U4の大規模改修工事ですが、6月29日から9月1日までの期間、Karlsplatz-Längenfeldgasse間が工事のため運休となります。

オーストリアの場合、夏期は休暇をとる人が多いため、この時期を選んで部分運休を伴う大規模工事を一気に進めようというのがWiener Linienの狙いです。

部分運休となるため、この期間、U4はHeiligenstadt-Karlsplatz間、Hütteldorf-Längenfeldgasse間の運転となります。

列車の運転中は困難である路盤や軌道の本格的な改修工事が行われる予定です。また、同時並行で駅舎やプラットホームの改修工事も進められる模様です。

201906010001Karlsplatz-Längenfeldgasse間については、道路に面している区間なので、U4Zという代行バス路線が、日中は3分~8分間隔で運行されます。

ただし、道路が一方通行であるため、KarlsplatzからLängenfeldgasseまでLinks Wilenzeile経由、LängenfeldgasseからKarlsplatzへはRechte Wilenzeile経由となります。

Wiener Linienでは、代替バス以外にもU3とU6を使うことを推奨しています。また、U3、U6に加えて路面電車6系統、バス路線13A、14A、57A、59Aは、6月29日から9月1日までの間、通常よりも運転間隔が短くなります。

この間、観光客の皆さまが、地下鉄を利用してシェーンブルン宮殿に行く場合、迂回ルートを利用しなくてはなりません。団体のお客さまはバスを利用するケースが多いと思いますが、個人旅行のお客さまは、乗り換えが生じますので、ご注意ください。

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June 01, 2019

EuroPride 2019が始まりました

201906010012早いもので2019年も6月に入りました。日本では改元という大きな行事が5月に行われたため、慌ただしい1ヵ月だったのではないでしょうか。

さて、6月1日からウィーンでは「EuroPride 2019」が始まりました。

開催期間は6月16日までで、期間中50以上の各種イベントが開催され、最大100万人の来場者が見込まれています。

201906010011EuroPrideは、最近、日本でも話題になっているレズビアン、同性愛者、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどLGBTQと呼ばれる人々に対する人権を養護し、周囲の人々が受容する環境を醸成することを目的に行われているものです。

主要会場はRathausplatzやSigmund-Freud-Parkです。また、最大のイベントが6月15日にRingで行われる「Pride Run」と「Regenbogenparade」です。

なお、期間中の各種イベントはこちらをご覧ください。

201906010010このイベントは、ウィーン市などの自治体をはじめ、様々な企業も協賛しています。

その一つがÖBB。ÖBBは「EuroPride 2019」のオフィシャルモビリティパートナーとして、ウィーンへやってくる参加者の輸送やサポートに当たります。また「Regenbogenparade」にもトラックを改造した山車で参加することになっています。

また、Wiener Linienも「EuroPride 2019」のパートナーになっています。

Wiener Linienの代表取締役Alexandra Reinagl氏は、「多様性と寛容性は、Wiener Linienにとって重要な価値観です。だから、私たちは長年プライドをサポートしてきました。今年もまたパートナーとして、連帯のための重要なメッセージを発信できることを嬉しく思います」と述べています。

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