« 黄昏時が美しい季節になりました | Main | Volksoper「Orpheus in der Unterwelt」(上) »

June 07, 2019

解体工事の現場に遭遇しましたが‥

201906060013今日は「解体現場の話題」をお届けしましょう。

このブログでもお伝えしているように、従来のウィーンは「古い建物を活用しながら内部をリフォームして使う」というパターンが一般的でしたが、最近はスクラップアンドビルド方式の再開発が盛んになってきました。

そうなると古い伝統的な建物が解体されることになりますが、先日、U6のAlser Straße駅近くで大規模な解体現場に遭遇しました。

201906060011日本では建物の解体は、養生シートで覆った上で、行うのが普通です。

しかし、外国の場合、解体方法が日本と異なり、大胆なケースも多いようです。

今回の現場は、養生シートで覆うことなく、大型重機で石造りの建物を切り崩していました。「切り崩す」という表現がピッタリ。

路面電車も通っているAlser Straßeを1車線通行止めにして工事を行っていました。

写真をご覧になるとわかるように、上層階から、どんどん切り崩して、別に重機で瓦礫を搬出するというパターンです。

201906060010ウィーンは第2次世界大戦末期、連合軍の大規模な空爆により被災した建物も多く、戦後の復興期には、装飾を省いたシンプルなデザインの建物が建てられました。

この手の建物は風情がありませんから、正直、解体現場に遭遇しても、あまりショックではありません。。

しかし、今回の現場は、写真のように凝った装飾を施した建物。そ れが重機で無残にも解体されている‥ちょっとショックでした。養生シートで覆っていないため、道路から丸見え。

 通常は、余り関心のない方が多いのですが、今回は足を止めてご覧になっている地元の方も多かったのが印象的でした。

201906060012以前はホテルだったような記憶があるのですが、今後、アパートになるのか、ホテルになるのかはわかりません。いずれにしても、これから建設するので、近代的なデザインの高層ビルディングになることでしょう。

皮肉なことに、解体を行っている重機はKOMATU。KOMATUの重機に罪はありませんが、日本人として悲しい気持ちになりました。

ウィーンはアパート需要が旺盛ですから、近代的なアパートにすれば、商売としては潤う‥理屈はよくわかるのですが、ウィーンらしい情緒が消えていくのは残念でなりません。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります 😃

Br_decobanner_201105_b_3

|

« 黄昏時が美しい季節になりました | Main | Volksoper「Orpheus in der Unterwelt」(上) »

Comments

はじめまして。

海外移住を考えていて、その一つとしてオーストリアは私の中で非常に有意義な選択肢の一つです。
つい最近あなたのブログを見つけてから、よく拝見させてもらっています。

今度、オーストリアへ行くのですが、ウィーンやその近郊、また他の地域の、比較的安い1か月など長期滞在しやすいホテルをご存知でしょうか。
Airbnbは最近値上がりしたのか、どこの国でもやや割高に設定されているようで、なかなか長期滞在に適した安いホテルが見つかりません。
突然このような質問をして申し訳ありませんが、よろしければお手をお借りできませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

Posted by: ゆん | June 07, 2019 17:08

ゆん様

ご質問の件ですが、どの程度、海外旅行のご経験があるかでアドバイス内容が異なってくると思います。また、ご滞在の目的によっても場所が大きく変わってきます。

1ヵ月のご滞在でしたら、私はアパートをお勧めします。自炊もできるので、長期滞在には滞在費を抑える意味でも良いと思います。将来的に長期滞在をお考えでしたら、その方が色々とご経験できると思います。

Booking.comなどのサイトでアパートを探せば、結構、出てきます。問題は時期によってお値段が大きく変わるという点でしょうか。

Posted by: Feri | June 07, 2019 17:25

Feriさま
海外経験はフランスに住んだ経験もあるので、初中級者以上ではあるかと思います。しかしウイーンは一週間ほど行ったことがありますが、ほとんどまだ何も知らないヒヨコです。何も同じシェンゲン協定内であっても全然違う文化な部分もあるでしょうし…。

将来的に長期滞在をする上で聞きたいのですが、オーストリアで不動産を購入する場合、調べたところ外国人であっても何の制限もなく購入可能とのことなのですが、もしも平地を買うとして、土地相場はそれぞれ地域でどれくらいか、ご存知でしょうか。

Posted by: ゆん | June 09, 2019 14:20

ゆん様

残念ながら私は資産が乏しいため、物件を購入できるほど余裕がございません。
こちらにお越しになった際、不動産会社か銀行でおたずねになったらいかがでしょうか。
ただ、ウィーンは現在、賃貸も含めてアパート需要が旺盛で、賃貸も含めて物件価格が高騰しているという話はよく耳にします。
戸建て住宅に関しては、残念ながらウィーンの友人に住んでいる人がおりませんので、具体的なアドバイスはできません。申し訳ございません。
ところで、こちらでお仕事をされる予定なのでしょうか。それとも、既に現役をリタイアされていて、老後をこちらで過ごすご予定なのでしょうか。

Posted by: Feri | June 09, 2019 19:50

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 黄昏時が美しい季節になりました | Main | Volksoper「Orpheus in der Unterwelt」(上) »