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June 14, 2019

新刊紹介「古都のアラカルト ウィーンの街の物語(上)」

201906130001今日は、当ブログをご愛読の方にとって興味深い「書籍のご案内」です。

ウィーン在住のエッセイストで、実業家の近藤常恭さんが「古都のアラカルト ウィーンの街の物語(上)」を出版されました。

ご存じの方も多いと思いますが、同氏はウィーンで日本の食材を扱う日本屋のオーナーさんです。1950年にドイツに渡り、その後、1972年からウィーンにお住まいになっています。

ウィーン在住の日本人の方は、必ずお世話になるお店が日本屋さんです。最近は日本の食材を扱う韓国系スーパーマーケットが増えていますが、以前は、日本屋さんが唯一でした。

Feriは、お招きに預かりませんでしたが、先日、ウィーン市内のカフェハウスで出版記念会が盛大に開催されたそうです。Feriは友人から同書を頂きましたので、当ブログでご紹介します。

同氏は「月間ウィーン」にも定期的に記事を提供されていらっしゃるので、ご存じの方も多いと思います。今回は、今まで執筆された原稿をまとめて、自費出版されたものです。

同氏は、そのご経歴から色々な分野に精通しており、長年、こちらで生活をされていることから、人脈も豊富。そのため、執筆されている内容も、身近な話題から、歴史、音楽、料理など幅広く、かつ興味深いエピソードが満載です。

例えば、「春の嵐:タマゴとウサギの物語」、「塩の棒:人はパンのみにて」、「丸干し裁判:電信柱と郵便ポスト」、「モーツァルトト食べ物:天才も人の子」といったタイトルだけを見ても興味を引かれる作品が多数。

とくに日本の食材販売に際して、ウィーン市当局と裁判沙汰になったエピソードは、食文化の違いなどもあり、非常に興味深い内容でした。もちろんオペレッタに関連する話題も掲載されています。正に「日本オーストリア修好150年」にふさわしい書籍です。

こちらのペーパーバックスタイルの装丁ですが、360ページを越える大作。

今後、下巻(ウィーンの路の物語、名所風物のアラカルト、歴史のこぼれ話、ナポレオンの置土産、事件のアラカルト、人々の軌跡、伝説・昔話のアラカルトなど)の出版も予定されているようで、ウィーンに関心のある皆さまには、一読をお勧めしたい作品です。

ただ、自費出版なので、残念ながら日本国内での販路は、まだ決まっていないようです。

ウィーンでは日本屋さんで販売されています(お値段は18Euro)。ウィーンにお越しの折には、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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