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June 28, 2019

変わったお店シリーズ155 ユニークなタバコ屋さん

201906270004今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。今回は「タバコ屋さん編」です。

日本では、かつて街で見かけたタバコ屋さんは激減し、コンビニエンスストアなどに販売の主流が移っていますが、こちらでは、まだまだタバコ屋さんが現在です。一つには、取扱品目が業態ごとに区分されていることも要因のようです。

とくにウィーンの場合、Wiener Linienのチケットを取り扱っているお店も多いため、路面電車や路線バスを利用する婆、なくてはならない存在になっています。また、高額な当選金で有名な宝くじや新聞、携帯電話のプリペイドカードなども取り扱っています。

ウィーン市内では、基本的にビルディングに入っている店舗が中心ですが、郊外へ行くと、独立型の店舗を見かけることもあります。

今日、ご紹介するのは、そんな「独立型の店舗」の一つなのですが、その形態がユニークなのが特徴。

201906270005Feriが、以前、17区のアパートにお世話になっていた時代、散歩コースに、このタバコ屋さんはありました(屋号はTabak Trafik Gabriela Sikyta)。ただ、場所は16区です。正直、最初に見たときは、びっくりしましたね。

先日、久しぶりに付近を散歩したのですが、現在も健在でした。ただ、日曜日だったので営業はしていませんでしたが‥

写真をご覧になると、そのユニークさがおわかりになると思います。坂道に面した敷地の道路に面した場所にあるのですが、お店は石造りの土台に組み込まれています。

そして、上が展望デッキのようになっています。後ろに見える建物は集合住宅ですが、傾斜地に集合住宅を建てる際、その土台部分を有効活用した結果なのでしょう。

201906270001しかし、上にある屋根付展望デッキの存在が何ともユニーク。単なる中にはではなく、四阿風の構造物が‥

今までは、この屋上庭園には入ったことはなかったのですが、先日、気になる屋上庭園を拝見。基本的には隣接するアパートの公開緑地のような位置づけですが、庭園には扉はなく、一般の人も自由に入ることができます。

庭に立ってしまうと、下にタバコ屋さんがあることを忘れてしまうような不思議な光景です。実はFeriが訪問したとき、おじさまが四阿でご休憩中だったので、中まで入るのは遠慮しました。

で、このタバコ屋さんの構造が気になったのですが、残念ながら訪問したのは平日でしたが、昼休憩の時間に当たってしまいお店は閉まっていました。

201906270003ちなみに、このお店の昼休憩は12時から15時。オーストリアの古き良き伝統をかたくなに守るタバコ屋さんのようです。

たまたま窓から店内が見えたのですが、まだ、カウンターや棚などの設備が見えました。表からのぞいた感じでは、奥行きは意外と狭いようで、店の裏はバックルームのようになっていました。

恐らく庭園に比較的大きな木を植えている場所については、土台部分にある程度、土が入っていると推察されます。

201906270002このような構造なので、後から店舗を作ることは難しいと思いますし、柱が四阿と一体になっていることを考えても、施設を作るタイミングで同時に上下の施設を作ったのでしょう。ちなみに2015年の時点で、創業50年でした。

ただ、最初から同じ人が経営してるのか、また、最初からタバコ屋さんだったのかは、何とも言えません。

この記事をまとめるにあたって、改めて写真を細かくチェックしたところ、四阿の前面(タバコ屋さんの上)に「ALTSTADTERHALTUNG」という看板がかかっていることがわかりました。「歴史的なパビリオン」というニュアンスなので、恐らく由緒正しい建造物なのかもしれません。

歴史の街ウィーンらしい「謎めいたタバコ屋さん」ですね。

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