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June 21, 2019

今週末は「36. Donauinselfest 2019」

201906210001昨晩、シェーンブルン宮殿で行われたウィーンフィルによる「Sommernachtskonzert in Schönbrunn」ですが、好天にも恵まれ、約85000名のお客さまが来場したそうです。昨年はアンナ・ネトレプコさんが出演したため、記録的な数の来場者となりましたが、今年あたりが妥当な数だと思います。

201906190001さて、今日は週末にウィーンで開催される大規模なイベント「Donauinselfestの話題」をお届けしましょう。

今年で36回を迎える「Donauinselfest2019」が、6月21日から23日の3日間、開催されます。夏の訪れを告げる野外フェルティバルです。

昨日、行われた「Sommernachtskonzert Schönbrunn 2019」がクラシック音楽の演奏会であるのに対し、「Donauinselfest」はポピュラーミュージックやキャバレー(ウィーン風軽演劇の方です)、パフォーマンス、スポーツアトラクション、子供さん向けのプログラムなど幅広いジャンルの催しが行われる野外フェスティバル。

会場は名称からもおわかりのようにドナウ川の中州(Donauinsel)です。半月ほど前から、ウィーン市内では停留所などに広告が出るようになりました。

201906190010Feriはポピュラーミュージックの方は詳しくありませんが、今年は地元のアーティストに加えてSeiler & Speer、Wolfgang Ambros、The Tiger Lillies、Mando Diao、Revolverheldといったグループが参加するそうです(スミマセン。どんな方が存じ上げないもので‥)。

ヨーロッパでは最大級の野外フェスティバルと言われており、毎年、多くのお客さまが来場されます。入場は無料です。長時間にわたる屋外イベントで、各種飲食店も多数出店します。

「Sommernachtskonzert Schönbrunn 2019」以上に若い方が多く集まることから、各種の規制があります。ホームページにはFeriお得意のピクトグラムは掲載されていませんでしたが‥

まず、フェスティバルエリアではセキュリティチェックが行われており、違反した場合は入場することができません。
201906190005大型バックパックの持ち込みは禁止されている他、違法薬物の使用、武器や花火、拡声器、傘、レーザーポインターの持ち込みも禁止されています。そして、各種ドローンの使用も禁止です。主催者によると、傘は武器になる可能性があるため、禁止しているという見解でした。

フェスティバルエリアではアルコール類は販売されていますが、持ち込みは禁止されています。これは青少年に対するアルコール規制(16歳以下はアルコール禁止)を徹底することも背景にあるようです(つまり自宅から持ってくる青少年を排除わけです)。

当たり前ですが、アルコールを飲んだ上で、テンションの上がる音楽を聞けば、トラブル発生のリスクが高まります。

そこで、危険物の持ち込みについては、厳しくチェックしている訳です。手荷物検査では、金属探知機も使われています。空港ほどではありませんが、かなり本格的です。

201906190015こちらでは泥酔者は軽蔑される存在。そのため、会場を巡回しているセキュリティスタッフが、観客に迷惑を及ぼすような泥酔者を発見した場合は、保護の上、会場外へ退去させられます。

最近、日本の野外フェスティバルでは、ゴミ箱がなくて困るという話を耳にしたことがありますが、こちらでは会場内に指定のゴミ箱があり、そこへ捨てるように案内されています。

会場内では、原則として乗り物は使用禁止。自転車、スクーター、インラインスケート、スケートボード、ローラースケートなどは全面禁止です。違反した場合、セキュリティスタッフが、一時預かることになっています。

201906190014最近、日本の野外フェスティバルでは、ゴミ箱がなくて困るという話を耳にしたことがありますが、こちらでは会場内に指定のゴミ箱があり、そこへ捨てるように案内されています。

会場内では、原則として乗り物は使用禁止。自転車、スクーター、インラインスケート、スケートボード、ローラースケートなどは全面禁止です。違反した場合、セキュリティスタッフが、一時預かることになっています。

なお、こういった会場で自分の主張をアピールする輩がいますが、「Donauinselfest」では、人種差別や性差別、政治的宣伝、布教活動、コマーシャルは禁止されています。そのため、拡声器の持ち込みも禁止されているのでしょう。

さて、動物の同伴ですが、犬以外は禁止。犬については、盲導犬、介助犬に関してはハーネスを付けていれば無条件で同伴可能。一般の愛犬に関しては、リートでつないだ上に、ケージの持参が推奨されています。

201906190006とにかく多くのお客さまが集まる野外フェスティバルなので、参加者全員が楽しむことが第一。そして、事故・事件の防止が優先。そのように考えると、一定のルールは必要でしょう。なお、こちらでは、「ルールの徹底」に関しては例外を認めないので、かなり厳しいと思います。

そして、興味深いのは障がいを持ったお客さまも、ボランティア団体の全面的な強力を得て、このフェスティバルにフルアクセスできるようにサポートされている点です。なお、ボランティアスタッフからのサポートを受けるためには事前に連絡を入れておく必要があります。

ドナウ川の中州で開催されるため、陸上のイベントに加えて時速100km/hを誇る高速モーターボートによるシャトル便運行なども行われます。

201906190016なお、日本では、この手のイベントに政党が深く関わることは少ないと思いますが、Donauinselfestは現市長の支持母体でもあるSPÖ Wien(ウィーン社会民主党)が後援しています。

本当はFeriも参加して、その熱気をお伝えすれば良いのでしょうが、さすがに人の多さに恐れをなしてしまい、今まで、一度も参加したことはありません。という訳で、現地レポートはございません。今回、掲載した会場の写真は2018年のものです。また、最後の写真は今年のオープニングパーティの模様。しっかり市長さんも参加しています。

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