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July 02, 2019

AUSTRIANTASTING TOKYO「オーストリアワイン大試飲会2019」

2019070100046月も多くの方にご覧頂き、深く御礼申し上げます。6月、当ブログでは最もページビューが多かったのは10日でした。また、アクセスの多かった記事を確認すると、意外と以前に掲載した記事をご覧になっている方が多いようです。さて、今日は日本の話題です。

7月1日、東京で「オーストリアワイン大試飲会2019」がオーストリア大使館商務部、オーストリアワインマーケティング協会の主催で開催されました。

会場は東京駅に隣接するシャングリ・ラ ホテル 東京、27階のシャングリ・ラ ボールルーム。いぁー、お金がありますねぇ‥以下、自粛。

今年は、日墺友好150周年を記念して、50以上のワイナリーが一挙来日。合計約100のワイナリーから、400以上のアイテムが集まる大規模なイベントになりました。

日中は「業界の部」が開催されましたが、友人が参加して、その模様を送ってくれましたので、当ブログでも当日の模様をご紹介しましょう。

○ワインセミナー
「業界の部」で注目されるのは、ワインセミナーです。今回は、以下のようなセミナーが開催されました。

1.ター・オブ・ワインのアンドレアス・ヴィックホフ氏によるセミナー
新規のワインをお探しのインポーター向けのセミナー。オーストリアワインの魅力や、その使い方について、マスター・オブ・ワインのアンドレアス・ヴィックホフ氏が、ワインテイスターで活躍されている大越基裕氏と共に解説。本セミナーでは、まだ日本では知られてない未輸入ワイナリーの製品が試飲できました。

2019070100012.グリューナー・ヴェルトリーナー ワークショップ

3.和食の味わいを引き立てるオーストリアワインの魅力

4.オーストリアのナチュラルワイン

5.Greatest business opportunities in Austrian wine

201907010006Feriが気になったのは、何と言ってもオーストリアで愛飲しているGRÜNER VELTLINERに関するワークショップ。これは、是非、参加したかったですね。

友人の話によると、事前申し込み制でしたが、抽選で参加者が決まるシステムだったとか。くじ運の良くないFeriは、申し込んでもハズレでしょうねぇ‥

さて、「グリューナー・ヴェルトリーナー ワークショップ」ですが、友人は当日のキャンセル待ちで参加が実現しました。

201907010008当初はGRÜNER VELTLINERというワインに関するセミナーだと思っていたのですが、実は、内容はびっくり仰天。「GRÜNER VELTLINERにピッタリのワイングラスは何か」という内容でした。

セミナー講師は、Riedel JapanのWolfgang Angyal氏。改めてご紹介するまでもなく、Riedelはオーストリアを代表するグラスメーカー。

最近では、同社のグラスを採用するエアラインも増えています。特にワインの種類に合わせたグラスを開発していることでも知られています。

201907010009実は、「グリューナー・ヴェルトリーナー ワークショップ」は、GRÜNER VELTLINERに最もあったグラスを決めるため、オーストリアのワイナリーの人たちに集まってもらい、14種類のグラスでテイスティングを行ったものです。

今回は、それを再現したという訳です。ただ、時間の関係もあり、使ったグラスは4種類。注目されたのはPerformanceと呼ばれるシリーズ。何とワイングラスの内側に特殊加工が施されており、ワインとの接触面積が増えるようになっているのです(右の写真が、そのグラスです)。

最終的にオーストリアでGRÜNER VELTLINERに最も合うグラスはPerformance Rieslingというモデルでした(左の写真では左から3番目)。

201907010007友人に話によると、4種類のグラスでテイスティングをしたそうですが、グラスが違うだけで、香りや味が異なることが体験できたとのことです。ワイングラスの世界も奥が深いですね。右の写真は、オーストリアでのワークショップの様子です。

○オーストリアワイン大使によるミニガイドツアー
オーストリアワイン大使が各ブースを一緒に回りながら、ガイディングをするミニガイドツアー。

「オーストリアらしさを表現するワイン(白ワイン篇)」、「和食とオーストリアワインのマリアージュ」、「きらりと光る、オーストリアの隠れた地場品種」、「イタリアンでオーストリアワインをどう使うか」、「オーストリアの自然派ワインを知る」、「フレンチでオーストリアワインをどう使うか」、「オーストリアらしさを表現するワイン(赤ワイン篇)」といったテーマが設定されていました。

201907010002こちらは先着順だったので、友人は「オーストリアらしさを表現するワイン(白ワイン篇)」に参加。あるワイナリーでは、オーストリア人スタッフが、「ウィーンでは、休日の昼食は、Gemischter Satzを飲みながらWiener SchnitzelとKartoffelsalatを食べるのが定番」と話していたそうです。友人はオーストリアに何度も来ていますから、この話に大いに頷くところがあったとか‥よくわかります。

しかし、オーストリアに詳しくない参加者は、ピンとこなかったようですね。

201907010003また、最近、オーストリアで人気急上昇の白ワインがPet Net。お恥ずかしい話ですが、FeriはPet Natという名前は聞いたことがありませんでした。

Pet NetはPetillant Naturel(ペティアン・ナチュレル)の略称で、ブドウの糖分がすべて発酵する前に果汁を瓶に詰め、瓶内で発酵させるそうです。いわゆる発泡性ワインですが、ガス圧が低いのが特徴。今度、こちらでも指名してみましょう。ちなみに栓は王冠だったそうです。

今回は、初めて参加するワイナリーが多かったのですが、友人が興味を持ったのはウィーン21区にあるChrist。Gemischter Satzを中心に生産していますが、実は、日本の方が生産に関わっているのです。

この日本人は、Christが運営するホイリゲに通ううちに、生産者と意気投合。本業の傍ら、生産に関わるようになったというユニークな方。

Feriも、今度、Christの運営するホイリゲに行かなくては‥

201907010010今回は、日墺修好150年ということで、例年よりも多くのワイナリーが参加していました。そのためか、15時くらいからは、「業界の部」でも会場が大混雑するほどの大盛況。しかし、商売につながるかというと微妙なところ。

201907010011というのは、1.値段が比較的高い(飲食店では導入しづらい)、2.オーストリアワインは知名度が低く指名されにくいため、飲食店や酒販店でも、積極的に導入するところは少ないようです。

もちろん、今回は、比較的リーズナブルなワインも出展されていました。オーストリアではおなじみの1リットルタイプも出ていたそうです。

オーストリアの場合、輸出にも力を入れていますが、基本的に国内での消費が最優先。また、家族経営のワイナリーが多いため、輸出のためにワインを生産している国とは輸出できる絶対量が異なります。そのため、日本では各種飲食店への導入に力を入れているような気がします。

友人は会場の盛況を見て、日本にも確実のワイン文化が根付きつつあると再認識したと言っていました。

なお、当日、19時からは「オーストリアワイン大試飲会2019 一般の部」が開催されました。参加費は5000円(フィンガーフード・リーデルグラス込み)でしたが、早々に満席になったようです。これを機会にオーストリアワインのファンが、更に増えることを祈っています。

さて、こんな話を耳にすると、Feriも黄昏時のホイリゲ通いが楽しみになってきました。

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