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August 2019

August 31, 2019

地方の街のスポーツクラブ

2019082900018月最後の話題は、「スポーツ関連の話題」をお届けしましょう。

こちらでは、日本と同じくスポーツが盛んですが、違いがあるとすれば、地域に根ざしたスポーツクラブが主体になっている点でしょうか。

人気の高いサッカー(Fußball)については、1911年に創設されたプロサッカーのブンデスリーガ(Österreichische Fußball-Bundesliga、10チームが所属)が頂点で、2部リーグ(エアステリーガ)から9部リーグまで存在します。

4部や5部でもほとんどの選手がサッカーによって収入を得ているそうですが、サッカー選手としての収入だけで生計を立てるのは難しいようで、セミプロといった感じだとか。また、6部から9部は、完全なアマチュアリーグです。

地方の街に行くと、この下部リーグのチームが試合をしていることが、よくあります。ただ、下部リーグであっても、クラブ組織は比較的しっかりしており、サッカー用グラウンドを持っているところも多数。

201908290004今夏、Lungauを訪ねた際、Mauterndorfという小さな街に行きました。ここはClub760が運営するTaurachBahnの始発駅です。

リゾート地なので、色々なスポーツ施設が充実していますが、目に留まったのは立派なサッカー用グラウンド。クラブハウスには「USC Mauterndorf」と書かれていました。

Feriはサッカーには詳しくないのですが、調べたところTabelle2. 2. Klasse Südというリーグに所属しているようです。
この施設は2016年にできたようで、USC Mauterndorfの本拠地です。ただ、興味深いのは、このクラブはサッカーだけではなく、この地域で各種スポーツを主催している点です。

テニス、アルペンスキー(冬はスキーリゾートですから)、洋弓、フィットネス(サイクリングを含む)などを運営しているのです。

そして、驚くことに伝統的なダンスや音楽演奏のセクションも‥まさしく地域に密着したクラブと言えるでしょう。

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August 30, 2019

Wiener Linienの路面電車系統変更

201908280005今日は週明けの9月2日に行われる「Wiener Linien路面電車系統変更の話題」をお届けしましょう。

今回、最大の話題は「11系統の新設」でしょう。新設される11系統は、Otto-Probst-Platz-Reumannplatz-Simmering-Kaiserebersdorf, Zinnergを結ぶ路線です。

ただ、新しく軌道を敷設するのではなく、既存の軌道を使って新しい運行ルート(系統)を作るものです。

具体的には、6系統(Burggasse-Stadthalle-Westbahnhof-Reumannplatz-Enkplatz-Kaiserebersdorf, Zinner)を分割し、67系統(Otto-Probst-Platz-Reumannplatz間)と統合して生まれる路線です。

201908280002新しい11系統はSimmeringエリアとFavoritesエリア間の移動を円滑にために新設されたものです。右の写真は、先日、ウィーン市長をはじめ関係者が参加して行われた11系統試乗会の様子です。

途中、U1(Reumannplatz)とU3(Enkplatz、Simmering)とも接続しており、市内移動の利便性も向上します。さらにAbsberggasseで6系統と接続しており、路面電車間の乗り継ぎも強化されます。

今回は間に合いませんでしたが、現在、D系統がAlfred-Adler-Straße-Absberggasse間の延長工事が行われており、最終的に、11系統はD系統とも接続します。

20190828000711系統の新設に伴い、6系統はBurggasseGeiereckstraße間に路線が短縮されます。

ご存じの方も多いと思いますが、6系統は比較的路線が長いため、ダイヤが乱れやすいので、系統を分割することで、円滑な運転を行うことも考慮されているのでしょう。

20190828000311系統の運転間隔は、3~4分が予定されています。なお、11系統の新設に伴い、67系統は廃止となります。

そして、注目されるのは2020年半ばには、11系統にFlexity(量産車)が投入されることが発表されたことです。現在、Flexityは67系統に投入されているので、乗務員も対応しやすいと判断したのかもしれません。

新設路線に新型車両を投入することからも、Wiener Linienの意気込みが感じられます。

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August 29, 2019

まさか、ここでお目にかかるとは‥

201908280012Lungauの中で、比較的大きい街Tamswegは、オーストリアの中で、最も治安が良い街と言われています。

そして、商業的な中心地でもあります。そのため、オーストリア全土に展開している大手スーパーマーケットも出店しています。

COOP Shopping Centerの核テナントはEUROSPARで、そのすぐ近くにBILLAがあります。さすがにMERKURはありませんが、安売りで有名なLIDLもちょっと離れた場所に店を構えています。

狭いエリアにスーパーマーケットが集まっているので、ある意味、ウィーンよりも便利かもしれません。

余談になりますが、市場規模が小さいエリアに大手スーパーマーケットが複数出店したら、個人商店はひとたまりもないような気がしますが、Tamswegではベッカライ、肉屋などの「専門店」は、いずれも健在です。

このあたりの「棲み分け」は、日本の地方都市でも学ぶ要素があるかもしれません。

201908280013さて、今日は「Lungauのスーパーマーケットで見つけた商品の話題」です。

Feriが初めてTamswegを訪問した時から営業しているCOOP Shopping Center。COOPの名前がついているところから、以前は生活共同組合のお店だったようですが、現在は名前に名残が残るだけで、普通のショッピングセンターになっています。

グランドフロアにはキーテナントのEUROSPARが入っています。最近、店内を全面的に改装して、店内で製造・加工した商品を販売するコーナーが増強されました。

旅行中は、基本的に自炊はしませんが、Birne(西洋梨)が食べたかったため、EUROSPARに立ち寄りました。

201908280010せっかくなので、青果売場だけでなく、色々な売場をチェック。そしてインスタント食品売場で、衝撃の出会いが!! 

何と、このブログでも、試食レポートも含めてお届けしている「日本人のソウルフード」とも言える「NISSIN焼きそば」が販売されているではありませんか。

ウィーンの一部スーパーマーケットで販売されており、Feriも何回かお世話になっていますが、まさか、Lungauでお目にかかることができるとは、正直びっくり仰天。30年以上、Lungauに通っていますが、ビックリした出来事のベスト3ですね。

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August 28, 2019

Lungauの小さな旅行代理店

201908270001今日はLungauにある小さな街Mariapfarrで見かけた「旅行代理店の話題」です。

今夏、Mariapfarrを訪ねた際、以前からある「Reisebüro Lankmayer」という旅行代理店が、現在も営業中でした。

正直、インターネットが発達した現在、こんな小さな町に個人経営の旅行代理店が存在すること事態、驚くべき事実かもしれません。

ちなみに、この旅行代理店の隣には小さな映画館があったのですが、こちらは、すでに店仕舞い(ただし、建物は、そのまま維持されており、時々、イベントなどで使用されることがあるようです)。

201908270002この街は、古くから住んでいる方も多いですが、老人ホームがあるようにリタイヤ組もお住まいになっているようです。そのため、意外と需要があるのかもしれません。

さすがにお歳を召してくると、自分で車を運転して旅行にでかけるのは、おっくうになってしまうという方も多いでしょうから‥

どのような旅行商品が販売されているのか、気になりますよね。

201908270003ショーウィンドウには、現在、好評募集中の団体旅行の案内が出ていました。一つは「11月24日限定 WOLFGANGSEER ADVENT」。日帰りツアーのようです。やはりSalzburg州ですから、州内の旅行先も設定されているのですね。こちらは日帰りなので、料金は36Euroに設定されていました。

同じくSalzburg州内のツアーでは「12月7日限定 SALZBURGER BERGADVENT GROSSARL」。直線距離は近いのですが、山の関係で、迂回しないと行けない場所。そういう意味では、バスツアー向けかもしれません。

201908270007どちらも日本の感覚だと「5000円で行けるお気軽バスツアー」でしょうか。

直近の日程で出ていたのが、「9月3日出発 WANDERN IN SÜDTIROL」。

日帰りのハイキングツアーですが、若干、距離があるため59Euroの設定でした。人気が高いのかSÜDTIROLに関しては9月20日から23日にかけてのツアーも設定されていました。こちらは「秋のグルメツアー」のような感じで、320Euro。

こちらの皆さまは、SÜDTIROLを「オーストリアの一部」と考えている方が多いのですが、一応、現在はイタリアです。

201908270004さて、Feriが注目したのは「9月7日限定 AIRPOWER2019見学ツアー」。出ました!! Zltwegの連邦軍基地で開催されるエアショー観覧ツアーです。

この手のイベントは混雑が激しいので、ツアー利用はお手軽でご機嫌。お値段も34Euroとお得です。

LungauからZeltwegまでは、通常、1時間強で行くことができますし、ウィーン方面からではないので、渋滞が少ないかもしれません。

実は、以前、FeriもAIRPOWERを見学する場合、Lungauをベースにしたらどうかと考えたこともありました。このツアーに参加する手もありましたね(笑)。

日本人のFeriが現地で参加したら、恐らく大いに盛り上がったことでしょう。残念。ちなみに日本のY社ツアーでは、Graz当たりに宿泊するようです。

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August 27, 2019

新型地下鉄X-Wagenの製造が始まりました

201908250014今日は「Wiener Linienの新型地下鉄電車の話題」をお届けしましょう。

先日、ウィーン市とWiener Linienの幹部(毎度おなじみの顔ぶれですが‥)が、新型地下鉄X-Wagenの製造が進められているSimmering にあるSIEMENSの工場を訪問した様子が公開されました。

そして、初めてX-Wagen先頭車構体の写真も公開されました。X-Wagen試作編成の製造は2019年はじめから開始されており、現在、構体が完成したところで、これから艤装に移る段階です。

201908250013構体を見る限りですと、現在、Wiener Linienで使用されている地下鉄Type Vとよく似たデザインであることがわかります。

車体はアルミ合金製で、今後、先頭部分にはFRP製のフェアリングが取り付けられるのでしょう。フェアリングが付くと、雰囲気が変わるかも知れませんね。

X-Wagenは、ウィーン地下鉄最初の完全自動運転に対応した車両で、U5には各駅に天井まで達するフルハイト方式のホームドアが設置されます。

201908250011車両に関しても、快適性の向上を目指して、様々な工夫が施されています。

出入り口付近は広くとってあり、乗降も容易になります。また、お客さまのアンケートによって最終仕様が決定した合板製の座席も注目されます。そして、車いすや手荷物をもったお客さま用のスペースも確保されています。

従来のType Vは先頭車両の一部に取り付けられていたプラットホームとの隙間を埋めるランプは、全車の扉に装備されます。そのため、車いすを利用した場合のアクセスも、格段に向上します。

201908250015従来は車端部に案内ディスプレイが取り付けられていましたが、今回からは各ドアの上に多機能デジタル情報ディスプレイが装備され、駅に近づくと乗り換え情報なども表示されるようになります。

CO2の排出削減に熱心なオーストリアらしく、省エネ性能の向上にも力を入れており、X-Wagenには電力回生ブレーキが装備されますが、減速時、60%のエネルギーを回収できると発表されています。

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August 26, 2019

楽しいオブジェに出会いました

201908250007今日は「Lungauで見つけたオブジェの話題」です。

Lungauにある小さな街Mariapfarrでは、毎年、8月15日頃、 Samsonumzugのお祭りが開催されます。巨大な兵隊さんが、街を練り歩くお祭りで、町ごとに兵隊さんのデザインに特徴があります。

「巨大な人間」というと、日本のアニメーションで話題の「進撃の巨人」みたいですが‥

201908250005例年、FeriがLungauを訪問する際、Mariapfarrで行われるSamsonumzugとスケジュールが合うケースが多かったのですが、今年は、諸般の事情から、すでにお祭りは終了した後でした。

以前はSamsonumzugだけだったのですが、最近では、観光客の誘致を意識してか、関連して色々な行事が行われるようになりました。

ここ数年、地元の皆さんが作った「案山子コンクール」なども開催されています。

201908250004今回、Mariapfarrを訪問した際、「案山子コンクール」の名残と思われるオブジェを街の中で多数、見つけました。

ただ、今回のものは、従来の「案山子」とは異なり、完全なオブジェになっており、もしかしたら趣旨が変わったのかもしれません。

今回のテーマは、「童話の世界」だったようで、「赤ずきんちゃん」、「ブレーメンの音楽隊」、「ピノキオ」、「裸の王様」など、日本でも有名な童話をイメージしたオブジェが街中に置かれていました。

201908250002また、オブジェの横には、物語の概要が書かれたプレートも設置されており、結構、気合いが入っています。

また、制作グループ(制作者)が異なるため、そのデザインにも、かなり違いがあります。マネキンを使って、かなりリアルな形で作ってあるオブジェもあれば、デフォルメしたものも‥

まぁ、このあたりが、楽しいところなのかもしれません。いずれにしても「手作り感」溢れるたのしいオブジェの数々。見ているだけでも、楽しくなります。

201908250003「ブレーメンの音楽隊」のオブジェを眺めながら、以前、日本で、心理学を専攻している大学教授の方から、「ブレーメンの音楽隊」を心理学的に分析すると「残存能力の活用」というアプローチができるというお話を伺ったことを思い出しました。

つまり、失われた能力ではなく、今、残っている能力(まだ、使える能力)に目を向け、それを活用することで、新しい路を開くというものです。確かに、動物たちは、その考え方で仲間を増やしていきましたね。

基本的に「童話」をモチーフにしているため、微笑ましい作品が多いのですが、そんな中で、Feriが最も気に入ったのが、冒頭の作品。

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August 25, 2019

おしゃれな集合住宅ができました

201908230004今日は「Lungauで見かけた集合住宅の話題」です。

Murutalは、その地域性から、現在でも林業が盛んなエリアです。また、Murutalのシュタイヤマルク州側には林業博物館などもあり、地域の産業積極的にアピールしています。

Lungauにも実際、 伐採した木材を加工する製材所などがあります。今回、訪問した際、建設中だった集合住宅が完成していました。

通常、Lungauでも集合住宅は、ウィーンなどで見かけるコンクリートタイプが一般的です。さすがに場所柄、高層住宅はなく、3階から4階程度の物件が中心。

201908230003そんな中、今回、できあがったのは写真をご覧になるとわかるように「木をふんだんに使った斬新なデザイン」です。

ご参考までに、建設中に現場に掲出されていた完成予想イラストをお目にかけますが、実際にできあがった建物の方が、おしゃれなつくりになっていることがおわかりになると思います。

躯体のデザインはイラストと、ほぼ同じようですが、実は色が大きく異なっていることで、印象が変わったようです。

201908230001イラストでは、明るい色を基調にしていましたが、実際にできあがった建物は、濃い色を活用した重厚な仕上がり。
一見すると、木造建築のようにも見えますが、階段室がコンクリート打ちっぱなしになっていることから、構造躯体はコンクリートなどを活用し、外壁や仕上げに木材を多用しているのだと思います。

このエリアは「オーストリアでも最も寒い地域」と言われており、木を多用してあっても断熱材などはふんだんに使われていると思われます。

本当は、詳しく観察したかったのですが、如何せん、すでに人が住んでいる集合住宅ですから、勝手に構内に入って、細部をチェックする訳には行かず、敷地外からの観察に留まりました。

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August 24, 2019

盛況だったブレゲンツ音楽祭

2019082300108月も最終週に入り、オーストリアでは「秋の気配」が感じられる季節になってきました。また、各地で開催された「夏の音楽祭」もフィナーレを迎えています。

先日、ORFのニュースで、「ブレゲンツ音楽祭閉幕の話題」を放送していました。「オーストリア夏の音楽祭」でも有名な音楽祭で、007の映画でも取り上げられたことがありましたね。Bodenseeに設けられた舞台が印象的です。

201908230012Feriは、テレビ放送などで見ただけで、ブレゲンツ音楽祭は出かけたことがありません。

基本的に斬新な舞台装置や演出が特徴で、どうもFeri好みではないことも影響しています。何しろ、「完全自腹」で、予算に制限もありますので‥

2019年の作品はジュゼッペ・ヴェルディの傑作「Rigoletto」でした。有名なアリアも多く、Feriが好きなオペラ作品の一つです。

さて、ORFのニュースでは、舞台の様子も少し紹介されましたが、ブレゲンツらしい「個性的なセット」だったようです。

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August 23, 2019

不思議な洗面台

201908190011今日は「ホテルの洗面台の話題」です。

オーストリア国内でも旅行に出ると、ホテルに泊まるので、色々と面白い発見があります。

先日、LungauからWienへ戻る途中、オーストリア某所で宿泊したホテルでのこと。新しいホテルだけあって、設備も充実しています。何しろエアコンが付いている位ですから‥(SIEMENS製でしたね)。

201908190010バスルームの洗面台ですが、見かけは、ごく普通のスタイル。スクエアタイプで目新しいことはありませんが、排水用の栓を開けるレバーが見あたりません。

普通は水栓の後ろなどに付いているのが一般的なのですが‥念のため洗面台の下も見たのですが、特にレバーなどは見あたりません。

閉まっていますから、洗面台に水を溜めることはできるのですが、問題は排水‥

まさか、自動排水になっているのかと思って、しばらく様子を見ましたが、洗面台に貯まった水の量は変化無し。

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August 22, 2019

日本人もビックリ 肉屋さんの自動販売機

201908220002今日は「自動販売機の話題」をお届けしましょう。

様々な商品が自動販売機で販売されている国は日本だと思うのですが、時々、こちらでも「なんで、こんなものを自動販売機で売っているのか?」と驚くケースもあります。

このブログでもお伝えしたことがありますが、携帯電話のアクセサリーなどを販売している自動販売機も、珍しいものの一つ。

さて、先日、Lungauへ出かけた際、ある肉屋さんの店頭で、自動販売機を見つけました。ちなみに昨年にはありませんでしたから、比較的最近設置されたものだと思います。

201908220001名称が洒落ています。「24std.offen、fleisch & wurst to go」。こちらではテイクアウトのことをto goと言うケースが多いですが、自販機にto goの名称を付けたのは、考えましたね。

さて、さっそく販売している商品をチェック。が、商品を目にしたときは、目が点に‥

まず、最上段はブルスト類、定番のFrankfurter(4本4Euro)、Käsekrainer(4本5Euro)などが並んでいます。Feriは買いませんでしたが、真空パックになっているようです。

2019082200042段目はバーベキュー用のお肉。2人前が1パックになっており、Schopfstekiが6Euro、Rindersteakが9Euro。

3段目はSchnizlsennl(3.5Euro)、Latella(2Euro)、Schnitten(2Euro)といったスナックやお菓子。

4段目はRindsrulade(6Euro)、Gulasch(5.5Euro)などの汁もの(しかも瓶詰め)。そして、5段目はRed BullなどのドリンクやSalatが並んでいました。

201908220003商品ラインナップが豊富な点に驚かされます。そして、ドリンクやお菓子以外は自店の自家製のようです。

一般的なスーパーマーケットの店頭よりもお値段は高めですが、このお店が通常、店頭でいくらで販売しているかをチェックしなかったので、自店での価格差は不明。

使い方は、こちらの一般的な自動販売機と同じで、お金を入れて、該当する商品の番号をテンキーで入力すると商品が出てきます。ただ、カード類は使えません。

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August 21, 2019

BadBad Fiscau-Brunnの黄昏

201908200001今日はFeriの○回目の誕生日です。さて、粋なおじさまグループとホイリゲでお目にかかったのは、昼下がり。その後、夕方まで友人と歓談し、友人はご主人が待つご自宅へ戻りました。

FeriはWienまで戻っても良いのですが、久しぶりの休暇なので、Bad Fiscau-Brunnに泊まり、黄昏時を楽しむことにしました。

19時過ぎにホテルを出て、今日から営業を開始した某ホイリゲへ。ここもお気に入りのお店の一つ。

比較的歴史の浅いお店ですが、若い方がWine造りを熱心に行っているようで、美味しいWineを飲むことができます。

201908200003営業期間が限定されているため、11時から営業を開始している関係で、夜は比較的早く店仕舞いするようです。

この当たりは、周辺に山がありませんから、太陽を遮るものがありません。そのため、いわゆる黄昏時の雰囲気が十分楽しめます。

Feriが行った時も、中庭は多くのお客さまで賑わっていました。この時間になるとサイクリングの途中に立ち寄るというグループはなく、地元の方が多いような印象を受けました。

201908200002Feriがお願いしたのは、当然、GRÜNER VELTLINER。今日は日中暑かったので、水分が不足気味。そこで、いつもはオーダーしないSodaも一緒にお願いしました。

ただ、日中、友人に軽食をご馳走してもらったため、この時間になっても空腹にならず、Feriお得意の「飲むだけ」というパターンです。

Lungauと異なり、広い空が時間の経過と共に雰囲気を変えていくのが、印象的です。正に「黄昏時の醍醐味」と言っても過言ではないでしょう。

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August 20, 2019

ホイリゲで出会った粋なおじさまグループ

201908200008今回の小旅行は天気にも恵まれて、充実した日々を送ることができました。Lungauでの短い休暇を終えて、Wienへ戻る途中、Wiener Neustadtの近くに住む声楽家の友人と久しぶりに会うため、Bad Fiscau-Brunnへ立ち寄りました。

ここは、小さな街ですが、期間限定で営業しているホイリゲのあるところ。訪問した日は、珍しく3件のホイリゲが営業中。最も、その内、1軒は今日まで。そして、もう1軒は今日からという案配。今日は、そのホイリゲでのエピソードです。

という訳で、Feri一行は、今日まで営業の某ホイリゲに行くことにしました。営業最終日なので、中庭はお客さまで一杯です。

201908200006この付近はサイクリングコースになっていることから、サイクリングの途中で立ち寄る人も多く、楽しそうな話し声が聞こえてきます。

私たちが到着してから、しばらくして、まとまった人数の男性グループが自転車に乗ってやって来ました。数えたわけではありませんが、10人くらいは居たと思います。

おじさまグループも幸い席を確保し、さっそくWienなどを飲み始めました。人数が多い割には、静かなグループだったのが印象的。

また、通常、サイクリングを楽しむグループの場合、ユニフォームを統一するケースが多いのですが、このグループはバラバラでした。

201908200005その後、突如、そのグループが合唱をはじめました。声楽家の友人も思わずビックリするほど、見事な男声合唱団に変身。

1曲、歌い終わると他のお客さまから、拍手が湧き上がったのは言うまでもありません。

その後、再び、ご歓談タイム。しばらくして、また、突然、合唱が始まりました。見事なハーモニーです。

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August 19, 2019

Lungauで黄昏時を楽しむ

201908190003今日はFeriのお気に入り、黄昏時の話題です。ウィーンの黄昏時は、それまでの喧噪が静まり、静かな時が流れます。もちろん、これはFeriが贔屓にしているホイリゲの場合ですが‥

では、Feriのハイマート、Lungauの黄昏時は、どんな雰囲気でしょうか。まず、当たり前ですがワインの産地ではないので、ホイリゲはありません。

では、黄昏時をどこで過ごすか‥これは、レストランのシャニガルテンです。こちらでは、レストランでも飲むだけでOKというのが基本。

201908190005いつもは「黄昏時はWine」と決めているFeriですが、夏のLungauでは、日中、色々と活動していることもあり、Bierを頂きます。

黄昏時のレストラン。地元の皆さんが来ることもありますが、夏はバカンスでLungauに来ているお客さまが、大多数です。

Lungauでは、アウトドアスポーツが盛んですが、とくにサイクリングをしている人が非常に多いですね。そのため、サイクリングの途中で休憩に立ち寄るというパターンも多く、雰囲気もちょっと異なります。

201908190004さらに、Lungauはイタリアに近いため、お客さまはイタリア人とドイツ人が中心。もちろん、ウィーン人も見かけますが、数は少ないですね。グループが多いので、当然、会話の盛り上がりもお国柄が出ます。

もちろん、地元の人が集まる場所もあります。それはBar。特に若い人はBarに集まることが多いようで、カクテルなどを飲みながら、黄昏時を楽しんでいるようです。

いわゆる著名なリゾート地ではありませんが、やはり客層が大きく別れる点が特徴かもしれません。

また、オートバイのライダーさんも、良く立ち寄ります。最終目的地までの休憩という訳ですね。

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August 18, 2019

Lungauへの路

201908170001このところ仕事が忙しく、続けて休みがとれない状況が続いています。幸い短い期間ですが、まとまった休みがとれそうになったので、「Feriのオーストリアの原点」であるLungauへ出かけることにしました。

ただ、日程の関係で、お楽しみイベントはありません。日本で言うところの「お盆の里帰り」のような感じになりました。

201908170010Lungauはザルツブルク州ですが、Tauern山脈の南側。ウィーンから出かけるには、意外と不便です。何しろ中心となる街Tamswegには鉄道は狭軌鉄道のMurtalbahnしか来ていません。

ザルツブルクから路線バスという手もあります。以前、冬に行った時は鉄道やバスを利用しましたが、いずれも時間がかかります。また、運転本数も少ないため、鉄道やバスに合わせたスケジュールを組まざるを得ません。

という訳で、夏はウィーンでレンタカーを借りて、行くのが最も手軽で、基本的には、このパターンです。

201908170011ウィーンから出発後、Graz方面へ行く南高速を下ります。そして、途中からS6に入り、Semmeringへ。

南鉄道でも難所になっているSemmeringは以前は、峠越えで時間がかかりましたが、今はトンネルができたお陰で、大幅に時間短縮。鉄道の方は、現在、ベーストンネルを建設中で、これだけでもハンディキャップがあります。

Semmeringを何本かのトンネルで通過すると、シュタイヤマルク州に入っています。

201908170013Bruck.an der Mur、Leobenを経て空軍基地のあるZeltwegを経由して、Judenburgへ。この付近には、有名なRedBullのサーキットがあるので、イベント開催時には混雑するようです。また、最近ではアウトバーンに標識も出るようになりました。

9月上旬、久しぶりにエアショーが行われるZeltwegの空軍基地は、ウィーンからLungauへ向かう場合、向かって左手に見えます。高い管制塔が見えるので、すぐにわかります。

201908170014また、この基地内にはオーストリア連邦軍の空軍博物館(現在は軍事史博物館の別館扱い)があります。という訳で、この当たりは見どころも多数。

Judenburgでアウトバーンはおしまい。一般道の317号線に入ります。実は、317号線は一部区間で道路の高規格化(アウトバーン化)を進めている関係で、一部、迂回するケースがあります。

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August 17, 2019

夏のハイキングはいかがですか?

201908160010ウィーンは、6月から7月は記録的な暑さでしたが、8月に入って、「いつもの夏」に戻った感があります。また、15日を過ぎると、一気に秋の気配が感じられます。最高気温もグッと下がって25度を下回る日も‥左はORFの天気予報画面ですが、最高気温の予測です。日本だと、最低気温が、まだ、これより上ですよね。

201908150001さて、ウィーン子は散歩やハイキングが好きですが、ウィーン市でも「夏のハイキング」を奨励しています。

ご存じの方も多いと思いますが、森林浴は健康にもプラスになると言われています。森林でのハイキング派、心拍数、血糖値、血圧を低下させ、ストレスも軽減すると言われています。

ご存じの方も多いと思いますが、ウィーン郊外には11のハイキングコースが設定されており、標識もしっかりと整備されています。

201908150003Feriも、これらのコースの一部を回ったことがありますが、手頃な運動としては最適です。コースには歴史的な建物やレクレーションエリア、ホイリゲやバイスルなども点在し、適度に休憩をとりながら、ハイキングを楽しむことができます。

201908150005そして、これらのコースは、いずれも市内中心部から公共交通機関でアクセスできるようになっている点も特長。

.公共交通機関の駅や停留所には、写真のようなルート案内図が用意されており、これを見ると、コース上の見どころや施設、距離などがわかるようになっています。

最近では、地図に印刷されている2次元バーコードをスマートフォンでスキャンすると、スマートフォンに情報が表示されるようになりました。

「ウィーンの森」に向かうバスも、休日になると散歩やハイキングを楽しむ人で、賑わいます。

201908150004これらのコースは、秋から冬にかけても楽しめるので、季節の変化を感じながらの散歩やハイキングも、楽しいものです。

また、冬の寒い日でも、防寒装備をして、コースを回るウィーン子も沢山います。皆さん、散歩やハイキングが本当にお好きです。これらも自然が豊かなウィーンならではの「楽しみ」と言えるかも知れません。

特に夏にお勧めなのは、「ウィーンの森」とは反対側にあるドナウ川周辺のコースです。

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August 16, 2019

新しい乗り物 E-Kleintretroller

201908160005皆さま、お盆はいかがお過ごしでしょうか。台風10号が西日本を直撃したので、影響のあった方も多かった方と思います。今日はウィーンの「新しい乗り物の話題」です。

公共交通機関や各種乗り物のシェアリングに力を入れているウィーンですが、今まで、このブログで紹介しなかったものの一つに「E-Kleintretroller(E-Scooter)」があります。

最近、大幅に台数を増やしている電動キックスクーターではなく、こちらは乗車するタイプの本格的な電動スクーターのレンタルです。

201908160006オーストリアでは、日本のJFAFに近い組織であるÖAMTC(Österreichischer Automobil-, Motorrad- und Touring Club)をはじめ、民間企業も参入しています。

ÖAMTCは全国組織ですが、電動スクーターのレンタルサービスについては、人口が集中しているウィーンとグラーツで実施。

サービスのニックネームは“ easy way”。料金は、現在、1分19Centが基本です。

レンタルは専用アプリによって行うシステムになっている点は、電動キックスクーターと同じです。

201908160003現在、ÖAMTCがウィーンで運用している電動スクーターは約300台で、サービスエリアは市の中心部(1区~9区)に加えて、最近、10区、21区、22区に拡大されました。

201908160004ただ、電動キックスクーターと異なり、どこでも乗り捨て自由という訳ではなく、特定のステーション(駐車エリア)で借りて、ステーションに返却するシステムです。このあたりは、CityBikeと似ています。

なお、例外的にサービスエリア外にあるÖAMTCの拠点でレンタルすることも可能です。

二輪のスクーターなので、利用する際はヘルメットが必要になりますが、こちらも同時にレンタルできるので、利用者が持ち込む必要はありません。

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August 15, 2019

こちらの電子マネー事情

201908140003今日は「電子マネーの話題」をお届けしましょう。

日本では、10月の消費税引き上げを前に、キャッシュレス化が加速しているという話を耳にしました。また、今年に入って一斉にバーコード決済が始まったようですが、案の定、トラブルも発生しているとか‥

スマートフォンのアプリを使う場合、インターネットに接続しているため、不正にアクセスされる可能性があるのが、気になるところです。

201908140004また、ICチップを使った電子マネーも、いわゆる「交通系」(Suica、PASMOなど)をはじめ、「流通系」(nanako、WAON)、Edy、Id、QUICPayなど乱立状態。当然、そのシステムを導入するための費用もばかにならないと思います。

正直、電子マネーは一本化してもらいたいところですが、日本の場合、「大人の事情」があるため、難しそうですね。

では、こちらの電子マネー事情は、どうなっているでしょうか。

201908140002現在、こちらで一般化している電子マネーは、Visa、Mastercardというクレジットカードが運営している電子マネーが標準になっています。

ICチップを使ったコンタクトレスなので、「iD」や「QUICPay」、「Suica」のように、カードリーダーにかざせば数秒で決済ができます。

ただ、日本で一般的な「Felica」ではなく、国際基準のNFC規格「Type A/B」を採用しています。

また、予めチャージしておく必要はなく、先日、ご紹介したデビッドカードに搭載されており、利用金額が即座に口座から引き落とされます。

オーストリアに限らず、日本以外の国では「Type A/B」を採用しているところが多いようです。

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August 14, 2019

Wiener Linienが緑地の生態調査を推進中

201908140010今日は「生物多様性研究の話題」をお届けしましょう。

自然環境の保護に熱心なオーストリアですが、先日、Wiener LinienがUniversität für Bodenkultur Wien(Boku)と協同で、同社が管理する緑地3.6ヘクタールの生態調査を2年以内に行うことを発表しました。

生態調査は、Wiener Linienの緑地に生息する昆虫や植物の個体数を調査し、公有地の生物多様性を研究するための基礎データーを得ることを目的としています。

201908140011緑地は歳の温暖化を抑制する働きがあると言われており、Wiener Linienでも、路面電車の軌道周辺の緑化などを進めています。

現在、Siebenhirten-Leopoldau間の緑地調査がはじまっており、珍しいミツバチが発券されたという報告も上がっています。

都心部の路面電車は道路内を走っていますが、郊外に行くと専用軌道になり、周囲が緑地になっている路線もあります。

その代表例はWestbahnhof-Rodaun間の60系統でしょうか。Wiener Linienの発表によると60系統のBreitenfurterStraße-Anton Kriegergasse間で合計159種類の植物種が発見されました。

また、通常の管理された芝生よりも多くの植物が生息しているそうです。

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August 13, 2019

ウィーンの市が元気です 

201908130002今日は「ウィーンの市にまつわる話題」をお届けしましょう。 ウィーンは近代的な都市ですが、現在でも古くからの「伝統的な市」が立つ場所があります。ウィーン市が公認している市に関しては、いつもお客さまで賑わっています。

最近、ウィーン市が「市の動向」を発表しました。まず、週当たり360000名弱の利用者がありましたが、これは新記録です。

ウィーンの市ですが、月曜から金曜の利用者が圧倒的に多く、週末利用者はほとんどいないというデーターも発表されました。このことから、毎日の買い物に利用しているお客さまが中心になっていることがわかります。

201908130006市の営業時間は、従来、個店ごとに違っていましたが、2018年10月以降、コアタイムが設定されました。火曜日から金曜日は15時から18時まで、土曜日は8時から12時までがコアタイムです。

コアタイムの設定により、利用者が10%増えたというデーターもあり、ウィーン市では市場の革新が効果を上げていると分析しています。とくに延長した営業時間帯の利用者増が目立つそうです。

気になるのは人気の市場がどこか‥という話題ですが、Brunnenmarkt、Rochusmarkt、Naschmarktの3つが人気を集めています。

201908130005ちなみに、この3つの市場だけで、1週間に19000人弱の集客を記録しています。この中で「最強の市場」は16区にあるBrunnenmarktで、72674人のお客さまが来場したそうです。

Brunnenmarktは約160の店が出店しており、ヨーロッパ最大の「恒久的な市」と言われています。お値段が安いことも特徴ですが、色々な商品を取り扱っている点も人気を集めている要因です。取扱商品の多様さから「Orient ums Eck」とも呼ばれています。

一般的に「路上の市」というと、何となく胡散臭い感じがするかもしれませんが、公認の市に関してはウィーン市がしっかりと管理しています。

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August 12, 2019

雑感 形にこだわりすぎるのも‥

201908110001今秋は「お盆休み」という方も多いと思います。日本では連日、猛暑が続いているようですが、先日、JRで列車の運転士さんが、乗務中、熱中症の疑いで搬送されたというニュースを耳にしました。

冷房の効いている運転室ですが、最近の電車はULFではありませんが、前面窓が大きく、直射日光を浴びるケースも多く、体温が上昇することも多いのでしょう。

で、ここで気になったのが「お客さまの視線が気になって、水を飲むことができなかった」という運転士さんのコメントです。

しかし、なぜ、鉄道会社は「安全運行のため、運転士と車掌は乗務中も水を飲ませます」というアピールをしないのでしょうね。不思議な気がします。個人の問題にすり替えては、気の毒な気がしてなりません。

201908110012こちらは、日本ほど暑くはありませんが、窓の大きい車両も増えてきたため、運転台にペットボトルを置いている光景を時々目にします。

さすがに運転中は水を飲みませんが、停車中に飲んでいるケースは、見たことがありますが、それについてイチャモンを付ける乗客は皆無だと思います。

また、このブログをご覧の皆さまもご利用になる国立劇場連盟ブッキングオフィスのカウンターにも、大きなペットボトルを置いて仕事をしている係員もいます。

屋内のオフィスでエアコンは効いていますが、やはり給水が必要な場合は、持ち場を離れずに水を飲むことを優先しているのでしょう。

201908120002日本では、基本的に接客業の場合、仕事中の給水はお客さまから見えないところで行うように指導されているそうです。そのため、一時的に持ち場を離れて、バックルームなどへ戻り、給水するとか‥何か作業効率が悪そうな気がするのですが‥

また、スーパーマーケットのレジでも、チェッカーさんはペットボトルを脇に置いて仕事をしています。さすがに接客中は飲みませんが、随時、業務中も給水できる体制をとっている訳です。

それから、海外ではスーパーマーケットなどの場合、椅子に座ってレジ操作をするのが基本。日本では、お客さまが立っていて失礼になるから、チェッカーさんも立って作業をしています。

201908120004しかし、当たり前ですが、立ちっぱなしでは疲労が蓄積し、作業効率が下がります。それを考えれば、座って仕事をする方が効率が良いと思うのですが‥

ふと、思ったのは、これらに共通することは「日本人は形にこだわりすぎている」ということです。これは、制服着用などにも言えるかも知れません。

さすがに鉄道では接客に当たる車掌さんは、制服姿ですが、運転士さんは私服のケースも多く、夏場になると短パンで乗務しているÖBBの運転士さんもいます。

また、極端な軽装は問題かも知れませんが、要するに正確、安全にお客さまを目的地に運んでくれれば良いわけですから、形は二の次ということなのでしょう。

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August 11, 2019

新店舗開店

201908100013日本では、今日、8月11日が「山の日」で、12日は「振替休日」。という訳で、そろそろお盆休みに入っている方も多いと思います。

恐らくテレビのニュースでは、渋滞が何キロ、新幹線駅や飛行場の混雑などを報道していることでしょうね。毎年、同じような映像が流れていて、新鮮味がありませんが‥

さて、今日は「新店舗開店にまつわる話題」をお届けしましょう。

最近は、こちらでもお店の入れ替わりが激しくなりました。色々な事情があるのでしょうが、以前は、同じお店が何十年も続いていたことを考えると、寂しさを感じるときもあります。

201908100010その際、いわゆる業態転換して、前のお店の面影が全くなくなってしまうケースと、お店は変わったものの業態は同じというケースがあります。後者の場合、基本的な設備は流用することもあるので、日本の関係者は「居抜き」と言うようです。

このブログでも、時々ご紹介しているSchottentorの地下商店街。最近は、特に変化が激しく、言ってビックリというケースも多々あります。

場所柄、いずれも小さなお店ですが、路面電車の系統が複数乗り入れている上に、U2の駅とも直結しているので、お客さまが多く、商売をする上では、好立地と言えるのかもしれません。

201908100012先日、地下の路面電車停留所の向かいに「VIP BÄCKEREI」という屋号のお店がオープンしました。ちなみに、このお店の斜め向かいには、大手チェーンのDer Mann、Ankerもお店を出している大激戦区です。

実は、この場所には、以前、ブルストやピザなどを販売するスナックスタンドが入っていました。今年の冬に、この店が閉店となり、しばらく写真のような状態でした。

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August 10, 2019

銀行からカードが届きました

201908090010今日は「銀行の話題」です。

Feriが利用している銀行はERSTEですが、キャッシュカード(BankomatCard)はクレジットカード機能が付いているため、定期的に更新されます。以前は、有効期限が切れる直前に自分の口座がある支店に出向いて新しいキャッシュカードを受け取る必要がありました。

ただ、最近では支店の統廃合が進んだこともあり、郵送で送ってくれるようになっています。

先日、銀行から新しいカードが入った郵便物が届きました。現在遣っているキャッシュカードの有効期限は、まだあるので、ちょっと不思議。

カードと一緒に送られてきて案内を見ると、通常のキャッシュカードではなく、クレジットカード機能の代わりにデビッドカード機能を付加したものであることがわかりました。もちろん、通常のキャッシュカードとしても使用可能なので、ATMで現金を引き出すことも可能です。

201908090011こちらのキャッシュカードは、通常、デビッドカードの機能も付加されているため、スーパーマーケットで買い物をして料金を支払う際、キャッシュカードを遣う人が結構、います。

使い方は簡単で、レジ横にあるカード読み取り機にカードを差し込んで、PINコードを入力すれば、即座に口座から引き落とされます。小銭が不要なので、利用している人は多いですね。

何しろ、こちらは日本と異なり、2、20という単位の硬貨もあるため、小銭の種類が増えやすいですから‥

今回、銀行が送ってきたカードは、インターネットショッピングに対応したタイプのデビッドカードで、説明書には、その点が強調されていました。

201908090013また、最近流行のスマートフォンのアプリを使うことで、スマートフォンをキャッシュカード化(BankCard Mobile)できるようにカードの仕様を改良したようです。もちろん、アプリはAppleとAndroidの両方に対応しています。

こちらでは、ホテルやレンタカーでデポジットを要求されるケースがありますが、従来の銀行系デビッドカードではデポジットに対応していませんでした。

今回のカードは、デポジットにも対応したことで、利用可能な場所が2倍に増えたとアピールしています。

この他、ピッキング被害を防止するため、予めキャッシュカードの機能を停止するシステムも導入されました。これにより、海外に旅行する場合のリスクを軽減できると銀行は訴えています。

さらに、デビッドカードが悪用された場合、一定の条件で、不正に使用された金額が補償されます。

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August 09, 2019

“乗車券を拝見します” 特別検札実施中

201908090002日本では「立秋」を過ぎましたが、まだまだ酷暑が続くと思います。ウィーンでは、6月から7月にかけての猛暑は一段落し、通常の気温に戻りました。ただ、以前と違い、湿度が高いような感じがします。これも気候変動の影響でしょうか。

さて、今日は「乗り物の話題」をお届けしましょう。

ご存じのようにウィーンの公共交通機関は、信用乗車方式です。そのため、改札口に自動改札機などは設置されていません。

それに加えて、ゾーン運賃制を導入しているため、日本のようにICカード方式の乗車券を使った緻密なシステムよりも運用コストは、遙かに低いと思います。

反面、信用乗車方式では、不正乗車をする輩も存在します。この信用乗車というシステムを維持するには、「不正乗車でつかまると高い罰金を払わざるを得ない」という常識観を利用者に浸透させる以外にありません。

201908090001不正乗車ですが、「確信犯」だけではなく、「システムを知らずに乗車券を持たずに乗ってしまった」「乗車券の有効期限が切れていることに気づかなかった」というケースも存在します。

当然、確信犯の中には、言い訳をする人物もいるので、特別検札では「一切の例外を認めない」という強い姿勢が当局に求められます。日本では、鉄道従業員は基本的に丁寧な対応をしますが、こちらでは特別検札は、事実上の取り締まり(という言葉がピッタリ)なので、警察並みに非常に厳しいです。

以前、Wiener Linienの例をいくつかご紹介しましたが、先日、ÖBBが運営するS Bahnで特別検札を実施している場面に遭遇しました。

201908090003Wiener Linienの特別検札を車内で実施する場合は、基本的に係員は私服です。突然、身分証明書を示して、チケット提示を求めます。駅の改札口で行う時は、私服ですがベストを着用しているため、特別検札を実施中であることは、一目でわかります。ただ、係員の面が割れると、後々、問題になるため、写真撮影は厳禁です。

この時は、たまたま対向ホームで追加料金支(罰金)払いの手続きしている場面だったので、写真撮影が可能でした。もちろん、見つかったら写真は没収かも知れませんが‥

事故防止のため、単独ではなく、複数で特別検札に当たっていました。また、ハンディターミナルを所有していたので、これで反則金の支払いを行うのでしょう。

Feriは、当たり前ですが、Wiener Linien、ÖBBともに利用する際は、必ず正規のチケットを購入しているのは言うまでもありません。

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August 08, 2019

水難救助訓練を実施

201908080001今日は「水難救助訓練の話題」をお届けしましょう。

日本も夏の時期になると海や川で「水の事故」が発生し、消防、海上保安庁などの救助隊が出動することがあると思います。

7月下旬、ザルツブルク州Bockhartseesで、連邦軍が水難救助訓練を実施しました。日本で言うところの「災害派遣訓練」です。

通常、オーストリアでは救急ヘリコプターが活躍しています。しかし、今回は湖畔にある建設現場で山崩れが起き、多数の作業員が湖に流されたという想定でした。

そのため、今回は連邦軍のヘリコプターを使い、救助隊を事故発生現場に搬送。ダイバーが行方不明者の捜索に当たりました。

201908080002このようなケースでは、救助隊やボートを含む救助機材を現場にいち早く投入することが、人命救助の鍵を握るため、ヘリコプターを投入した訳です。連邦軍の公式写真では、中型ヘリコプターBell 212が使用されていました。

オーストリアの場合、山岳地帯に湖があるため、道路でのアクセスには制限があります。それを考えるとヘリコプターの効果的な運用は必須かもしれません。

また、オーストリアでは救急活動は消防とは別の組織が担当していますが、今回は写真を見ると民間の水難救助スタッフも参加し、連邦軍部隊との連携を確認したようです。

大規模な水難事故が発生しては困りますが、このような訓練を通じて、万が一の事態に迅速な救助活動が行われることで、多くの人命が救われることになるでしょう。

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August 07, 2019

不思議な集合住宅の雨戸

201908070005日本では8月6日に台風8号が九州を横断したようですが、皆さまは影響を受けなかったでしょうか。Feriの取引先には九州の会社もあるので、社員の皆さんの安否も気になります。

一方、7月は晴れの日が少なく、日照時間が極端に少なかったようですが、8月になって一気に晴れの日が増えて、気温も急上昇。友人の話だと、連日、熱中症で病院に搬送される方が増えているとか‥

当然、テレビでも「屋外での運動は控えて、室内では適切に冷房を使用して下さい」というご案内が‥あれ、来年の今頃、東京オリンピック大会の真っ最中ですよね。オリンピック競技の放送中も「屋外での運動は控えて、室内では適切に冷房を使用して下さい」というテロップが出るのでしょうか。まるで、ブラックジョーク。

また、何故か、この気温で犠牲者が出ているにもかかわらず、「来年のオリンピック大会での事故が懸念されます」という報道は皆無とか‥「大人の事情」でしょうね。

201908070001さて、前置きが長くなりましたが、今日は「建物の話題」をお届けしましょう。

このブログでも何回かお伝えしていますが、建物や住宅設備は、その地域の文化が色濃く反映されていると思います。

昔は、気象条件や風土の影響が強かったため、その傾向が顕著だったような気がします。現在でも、街中でちょっと変わった建物や住宅設備を見かけることがあります。今日、ご紹介するのも、その一つ。

201908070004最近できた集合住宅のようですが、Feriが気になったのは窓です。ほとんどの窓の扉(雨戸でしょうか)が閉まっていましたが、1箇所だけ空いていて、その構造が確認できました。

珍しい開き戸仕様のようです。こちらでは、以前は開き戸方式の雨戸が中心でしたが、最近はシャッター方式が中心になっています。

古い家屋の開き戸式雨戸は、中央に採光を兼ねて小さな開口部(装飾されているケースが一般的ですが‥)がありますが、この雨戸は、一見すると何もなさそうです。

201908070002撮影した時は気づかなかったのですが、後日、撮影した写真を拡大したところ、小さい丸型通風口らしきものが設けられていることがわかりました。

これで、多くの部屋で雨戸が閉まっていた理由も、何となくわかりました。つまり、雨戸が閉まっていても、室内は意外に光が入ってくるのかもしれません。

暑い時期だと直射日光が部屋に入ると、部屋の温度は急上昇。しかも、基本的に外断熱構造なので、室温が上がってしまうと、下げるのは一苦労。

日本のようにエアコン完備という住まいは集合住宅でも少ないですから‥

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August 06, 2019

分別収集とは「無縁の国」と思いきや‥

201908060004今日は「ゴミ収集の話題」ですが、「番外編」です。

ヨーロッパでもオーストリアはゴミ収集の際、分別が非常に徹底している国の1つです。その理由は、先日もコンポストの例でご紹介したように、資源リサイクルを行うためです。

逆にゴミの分別に関心が低いのが、アメリカであると言われています。Feriの友人もアメリカに何回か出かけて、一番、感じたのは“普通のゴミも缶なども一緒に捨てるようになっていることだった”と言っていました。これは空港などの公共施設でも、同様です。

まぁ、分別とリサイクルが、必ずしも環境負荷の軽減につながるかどうかは、専門家によって意見が分かれているようです。ある意味、利権もかかわるので「大人の事情」が作用している可能性はありますね。

201908060001さて、5月に北米を訪問した際、ワイオミング州の地方都市Rawlinsで、写真のような大型ゴミ箱を見かけました。

リサイクルのピクトグラムが表示されており、プラスチック製品と紙製品の回収を行っているようです。

向かって左側には「PLASTIC#1-#2 BOTTLES ONLY」と書かれています。そして、ボトルのイラストと同時に、カテゴリー#1と#2の内容が明確に表示されていました。

201908060002ちなみに#1は「PET BOTTLES」、#2は「HDPE BOTTLES/RINSED PLASTIC ONLY」となっています。リサイクルを容易にするため、回収する資源ゴミを厳密に区分していることがわかります。

一方、右側は「MIXED PAPER ONLY」と書かれており、新聞や雑誌のリサイクルを行っています。表示板の一番下にはCLEAN PAPER ONLY」と書かれており、汚れた紙は入れないように注意を促しています。

ウィーンの場合も、ペットボトルなどの回収を行っていますが、基本的には同じようなシステムです。ちなみにウィーンの場合、ゴミ箱のフタが種別によって色分けされており、プラスチック製品は黄色、紙は赤です。

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August 05, 2019

22区に新しい学校ができます

201908050001今日は「学校の話題」をお届けしましょう。ご存じの方も多いように、こちらでは9月から新学期が始まります。そのため、それに合わせて、今の時期、学校関連施設の整備などが行われています。

先日、ウィーン市から22区にできる新しい学校の様子が公開されました。22区(Wien-Donaustadt)は人口急増地帯であるため、公立学校の増設が行われたようです。

新しい学校の名称は「Bildungscampus Berresgasse」ですが、興味深いのは、その構成です。

この学校ですが、幼稚園(Kindergarten)、小学校(Ganztagsvolksschule)、中学校(Neue Mittelschule)が併設された複合施設になっています。そのため、0歳から14歳までの子供さんが、一つの施設で学ぶことになります。

また、障がいを持った子供さんにも対応するための特別クラスも開設されます。

201908050002また、単に施設を併合しただけでなく、教育プログラムの中に、学校のカテゴリーを越えた交流を行うことも予定されているようです。今回の学校建設に当たっては、このような運用を視野に入れた設計がなされています。

オーストリアの初等教育は、幼稚園への1年の通年を経て、日本の小学校に当たる4年制のVolksschule(フォルクスシューレ、6歳~10歳)へ通うことになります。そして、小学校卒業後は、4年制の中学校もしくは一般教育中学校に進学します。

一般教育中学校の場合は、4年間の教育を受けた後、職業教育か、一般教育(後期、日本の高等学校に当たります)のいずれかを選択します。

一方、中学校に進んだ場合、4年間の教育を受けた後、総合技術教育課程(1年間)へ進学します。それ以降は、専門的な技術教育へ進みます。

201908050004そのため、今までは、フォルクスシューレ卒業時点で、自分の人生をある程度、決定する必要がありました。

今回の学校は、未来の教育モデルとしてウィーン市が企画したもので、中学校と一般中学校を併合し、フォルクスシューレ卒業時点で、進路選択をしない方式が採用されています。

日本でも、最近は小中一貫教育が注目されていますが、それに近い考え方だと思います。

この学校は、2019年秋の開校に向けて、現在、躯体は完成し、内装工事が急ピッチで進められています。当局が公表した写真を見るとユニークなデザインもさることながら、外壁に木材を使っているようで、温かみのある設計になっていますね。

一見すると大学など高等教育機関のキャンパスを思わせます。開講後は0歳から14歳までの子供、1000人が学ぶことになります。

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August 04, 2019

Badner Bahnのお客さまの評価は?

201908040001ドイツでは気温が40度を超えて、何とドイツ鉄道(DB)で列車の運休が相次いでいるそうです。その理由が「エアコンの故障した列車内での業務は乗務員の負担が大きい」というもの‥

最も気温が高かった7月25日には、88本の列車が完全運休、111本が部分運休になりました。

労働者の権利意識が強いドイツでは、暑いところで働くことを強いると、労働基準法に抵触する可能性があるため、こういった措置をとっているという話も‥

ちなみに、ドイツでは一般のオフィスでは室温が26度を超えないよう、雇用者は何らかの対策を講じなければならないそうです。

さて、今日は「鉄道の評価についての話題」をお届けしましょう。

2019080400027月末、ウィーン市内とバーデンを結ぶBadner Bahn(Wiener Lokalbahnen)の顧客満足度調査結果が発表されました。こちらは秋から新学期がスタートしますから、学校では夏休み前が期末評価の季節。これに合わせた訳ではないでしょうが、公表のタイミングがピッタリですね。

今回の顧客満足度調査には、767名の利用者が参加しました。まず、総合評価は1.8でした。ちなみに、この評価基準は学校の成績評価に似ており、数字が低いほど「良い評価」となります。2018年の総合評価は1.9だったので、0.1ポイント、評価が良くなった訳です。

カテゴリーごとの調査結果ですが、「列車運行の安全性」は1.5、スタッフの能力は1.5、チケットの入手は1.8、定時性が1.8、列車の座席数2.0、車内の清潔状態は2.1(前年は2.3) という評価でした。

201908040003今回は、同鉄道の利用目的も調査されましたが、毎日の通勤・通学に利用している人が半分以上に達しました。沿線には住宅や学校も多いため、生活手段として同鉄道が利用されている訳です。

また、SCSという大規模ショッピングモールがあるため、ここの利用客に加えて、働く皆さまもBadener Bahnを利用していることでしょう。
もちろん、終点のBadenは有名な保養地なので、観光などで利用するお客さまも多いのが同鉄道の特徴です。

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August 03, 2019

花火大会雑感

2019080300017月の当ブログですが、最もページビューが多かったのが、7月28日でした。ただ、実際にご覧頂いた記事は、当月の記事というより、夏休みのご旅行を控えているためか、航空便の搭乗記などの閲覧が多かったようです。

さて、トップの写真は、すでに後半にさしかかったSeefestspiele Mörbisch「DAS LAND DES LÄCHELNS」の公式舞台写真です。プログラムに折り込みで掲載されている舞台全景を撮影した写真。これで雰囲気を感じ取って頂くことができると思います。

今日は夏の風物詩「花火大会の話題」です。

日本では、この時期、各地で大小の花火大会が開催されていると思います。7月の最終土曜日は、東京を代表する隅田川花火大会が開催されましたね。もちろん、夏以外の季節に花火大会が開催されるケースもあるようですが、圧倒的に多いのは夏だと思います。

また、首都圏などで、同一日程で花火大会が開かれる時もあり、お客さまも、どちらへ出かけるか迷うというケースもあると思います。

201908030005余談になりますが、Feriの実家では、毎年、8月第一土曜日に市民花火大会が開催されます。今年は、今晩。天気も良さそうなので、きっと浴衣をお召しになった多くのお客さまで賑わうことでしょう。

昔は、自分の住まいから花火を見ることができたのですが、その後、近くに中層集合住宅ができて、見えなくなってしまいました。ちなみに左の写真は、数年前に撮影した写真です。 

さて、オーストリアでも花火は盛んですが、何故か「単独の花火大会」というのは、余り聞きません。

屋外で開催されるSeefestspiele Mörbischでは、毎年、カーテンコール終了後に花火が上がります。時間は短いですが、大量の花火が上がるため、結構、見ていて楽しいものがあります。

201908030002昨年は噴水とのコラボレーションも実現して、時間は短いものの、印象に残るショーに仕上がっていました。しかも、該当作品のメドレーが流れる中で、花火が打ち上げられるため、いっそう印象に強く残りますね。

しかし、日本のように、純粋に「花火だけを楽しむ」というイベントは、余り耳にしたことがありません。

Feriが見過ごしている可能性もありますが、Sylvesterの花火も、新年を祝う行事の一環として行われているので、「花火大会」と位置づけるのには無理があるような気がします。

201908030003日本で、夏に花火大会が多い理由ですが、一説によるとお盆の迎え火、送り火と関係が深いという話を聞いたことがあります。

お盆の時には、火を使ってご先祖様の霊を慰める風習がありますが、この一つとして花火を打ち上げる風習が生まれたというものです。

言わば「鎮魂花火」と言えるかも知れません。それが、時代の変化と共に、霊を慰める行事から、花火を楽しむ行事に変化したようです。

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August 02, 2019

ウィーンのユニークなゴミリサイクル

201908020012今日はひさしぶりに「ゴミの話題」をお届けしましょう。日本でも深刻なゴミ問題ですが、ウィーンではユニークな取り組みを行っています。

先日、ウィーン市から、ゴミを原材料とした堆肥の生産が100万トンを越えたという報道がありました。

ゴミを原材料とした堆肥をコンポスト(Kompost)と言います。EUでは、コンポストは「制御された好気的条件で自己発生熱により生分解されたもので、害虫を誘引せず、不快臭を持たず、病原菌の再増殖をもたらさない有機物」と定義されているようです。

201908020010日本でも、個人的にゴミを堆肥にして再利用している方がいらっしゃるようですが、オーストリアでは首都ウィーンで、行政が大々的にコンポストの製造を行っているのです。

ウィーンでは、1991年に、コンポストに適したゴミの分別収集が開始されました。コンポストに適した廃棄物は、家庭から出る野菜や果物の屑、落下などにより傷んでしまった農産物、後援や緑地の剪定で発生した枝や葉などだそうです。

ウィーン市では、分別収集したコンポスト用廃棄物をLobauの専用プラント(Kompostwerk Lobau)で、堆肥にしています。

現在、年間10万トン廃棄物が、約8〜10週間で処理され、堆肥化されています。生産量は毎年45000〜50000トン。その品質は高く、オーストリアが推進している有機農法にも使用できるレベルです。MA48が発表している資料を見ると、右肩上がりで生産量が増えていることがわかります。

201908020013コンポストは自然堆肥なので、農産物を生産する土地にも良い影響を与えると言われています。
そして、このような話で、必ず出てくるのがCO2の排出量削減。ウィーン市によると堆肥化により9000トンのCO2削減に寄与しているとか‥

専用プラントで生産された堆肥は、ウィーン市当局が、自身が管理している公園や緑地で使用している他、住民にMistplätzで無料配布しています(最大2立方メートル)。無料配布なので、ピックアップする際には、利用者が自分で運搬用資材を持ち込む必要がありますが、肥料がタダというのは、ある意味、魅力的です。

また、農林業などで大量に使用する場合は、有償となりますが、配達も行っています。

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August 01, 2019

不思議な四阿

201908010011今日から8月に入りました。私的なことですが、Feriの誕生月でもあります。今年の誕生日は、どこで迎えることになるのでしょうね。

Wiener Rathausplatzで好評開催中の「第29回フィルムフェスティバル(29. Film Festival)」も、いよいよ後半戦に入りました。この前半の入場者数は約400000人だったとウィーン市から発表されました。今年は好天に恵まれたこともあり、来場者が多かったようです。

「夏の気軽な催し」として定着しているフィルムフェスティバル。最近はオペラなどのクラシック音楽だけでなく、ポップミュージックの作品も上映されるようになり、人気が高まっているのかもしれません。

世界各国の料理を楽しみながら、「黄昏時を楽しむ」訳ですが、どうも人出が多いところが苦手になりつつあるFeriは、最近は敬遠気味です。

201908010012ただ、観光でお越しの皆さまにとって、夕涼みを兼ねて訪れるのも一考かと思います。

さて、今日は夏の散歩でお世話になることが多い、「公園の四阿」についてのお話です。

日本では、公共の公園で四阿風の建物を見かけることは少なくなったような気がしますが、ウィーンでは、まだまだ四阿が残っている公園もあります。

オペレッタファンのFeriとしては、四阿と言えば、「メリーウィドウ」の第2幕、ValencienneとCamilleの「不倫の舞台」がすぐに思い浮かびます。まぁ、プラベートな庭にある四阿ならいざ知らず、公共の公園にある四阿で「ことに及ぶ」ことは難しく、お待ち合わせが精一杯ですが‥

公共の公園で見かける四阿風の施設ですが、外壁がないタイプが多いような気がします。これはセキュリティ上の問題を考慮しているのかもしれません。

先日、16区を散歩している時、いつもとは違うルートを歩いてみました。新しいルートを歩くと、大げさですが、色々な発見があるものです。今日、ご紹介する四阿風の建物も、その一つ。

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