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August 09, 2019

“乗車券を拝見します” 特別検札実施中

201908090002日本では「立秋」を過ぎましたが、まだまだ酷暑が続くと思います。ウィーンでは、6月から7月にかけての猛暑は一段落し、通常の気温に戻りました。ただ、以前と違い、湿度が高いような感じがします。これも気候変動の影響でしょうか。

さて、今日は「乗り物の話題」をお届けしましょう。

ご存じのようにウィーンの公共交通機関は、信用乗車方式です。そのため、改札口に自動改札機などは設置されていません。

それに加えて、ゾーン運賃制を導入しているため、日本のようにICカード方式の乗車券を使った緻密なシステムよりも運用コストは、遙かに低いと思います。

反面、信用乗車方式では、不正乗車をする輩も存在します。この信用乗車というシステムを維持するには、「不正乗車でつかまると高い罰金を払わざるを得ない」という常識観を利用者に浸透させる以外にありません。

201908090001不正乗車ですが、「確信犯」だけではなく、「システムを知らずに乗車券を持たずに乗ってしまった」「乗車券の有効期限が切れていることに気づかなかった」というケースも存在します。

当然、確信犯の中には、言い訳をする人物もいるので、特別検札では「一切の例外を認めない」という強い姿勢が当局に求められます。日本では、鉄道従業員は基本的に丁寧な対応をしますが、こちらでは特別検札は、事実上の取り締まり(という言葉がピッタリ)なので、警察並みに非常に厳しいです。

以前、Wiener Linienの例をいくつかご紹介しましたが、先日、ÖBBが運営するS Bahnで特別検札を実施している場面に遭遇しました。

201908090003Wiener Linienの特別検札を車内で実施する場合は、基本的に係員は私服です。突然、身分証明書を示して、チケット提示を求めます。駅の改札口で行う時は、私服ですがベストを着用しているため、特別検札を実施中であることは、一目でわかります。ただ、係員の面が割れると、後々、問題になるため、写真撮影は厳禁です。

この時は、たまたま対向ホームで追加料金支(罰金)払いの手続きしている場面だったので、写真撮影が可能でした。もちろん、見つかったら写真は没収かも知れませんが‥

事故防止のため、単独ではなく、複数で特別検札に当たっていました。また、ハンディターミナルを所有していたので、これで反則金の支払いを行うのでしょう。

Feriは、当たり前ですが、Wiener Linien、ÖBBともに利用する際は、必ず正規のチケットを購入しているのは言うまでもありません。

201908090004そのため、特別検札に当たっても、別に困ることはありません。しかし、FlughafenWienから市内へ向かう列車の場合、RailJetでも、検札に当たったことがありません。無賃乗車の誘惑にかられますが、この誘惑に負けてはいけません。

余談ですが、その昔、若かった頃、ÖBBの某駅(小さな駅)でウィーンまでのチケットを購入しました。その際、Feriが若く見えたのか、学生用チケットを販売してくれたことがあります。

ただ、Feriは、自分が手にしたチケットが学生用とは知らずに列車に乗車。通常の検札があり、その際、自信を持ってチケットを差し出したところ、車掌さんが、一言“これは学生用だよ”と‥ 正規のチケットだと思い込んでいたFeriはびっくり仰天。

その時は、ÖBB側のミスだったので、差額を支払うことで、事なきを得ました。懐かしい、若い頃の思い出です。

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Comments

車内検札はOeBB,Wiener Linie或いはSalzburgのOBUS内でも
随時行われています。Wienの地下鉄では地下乗降場から上がってきたところに係員大勢で通路を塞いで乗車券の提示を求めます。Muenchenの地下鉄も同じような方式です。乗車券に利用日時の打刻が無いと無賃乗車扱いとなります。打刻は入口にあるEntwerterと言う小さな機械に乗車券を差し込み行いますが機械の不具合で印字の薄いのがあり検札者はそれを咎めます。一度それに引っかかったのでこちらとしては機械の印字が薄いのはお前らが機械の保守点検をきちんとやってないのが原因でありそれを乗客のせいにするとは職権乱用だと反論してやったらスンマヘンと言って消えて行きました。MuenchenでもWienでも車内に無賃乗車への警告掲示が掲出されていますがドイツのは味もそっけもない威圧的な文言です。もうずいぶん前ですがWienの地下鉄車内に同様
警告が張ってあるのですが「無賃乗車言い訳500のウソ500Luegen」シリーズがあり一枚一枚違う内容で書かれてました.中には思わず笑いたくなるのもありました。Wiener Linieにはヒマ人が多いのかいなとも思いますが.ドイツのが威圧的なのに比べると同じドイツ語文化圏ながらオーストリアのいちいち四角四面でキイキイ言わんでもええやんかの気質の違いが分かる優れモノでした。

Posted by: Shinji Fujiki | August 09, 2019 10:21

Shinji Fujiki様

ウィーンの地下鉄でも車内で特別改札をやっているケースがあります。私も何回か、当たりました。旧型車は隣の車両に移れないので、一網打尽という感じでしたね。

路面電車の中で、打刻機が故障しているケースは比較的多く、よく当たります。だいたい複数台付いているので、全滅というケースは希ですが、これも要注意。

件の「無賃乗車言い訳週」は、一時、日本でも取り上げられて話題になったという話を耳にしたことがあります。事実だけではなく、Wiener Linienの担当者が創作した内容もあったという話でしたが、こういうセンス、Feriは好きです。

Posted by: Feri | August 09, 2019 23:44

ロンドンやパリだと自動改札機導入で不正乗車は無さそうなイメージとは言え、パリだとウィーン同様に時々職員による検札が行われるので注意が必要です。まだまだ不正乗車する不届き者が多いと言う事でしょうか・・・今後はICカードシステムが普及すれば状況も変わるのでしょうけど、果たしてどうなりますか。私個人の見解としては、ロンドンは不正乗車はあまり無さそうですが、パリの方はまだまだ多い感じです。

Posted by: おざきとしふみ | August 21, 2019 12:59

さてさてWienerLinienから夏の贈り物.Eur2,4になりました
が均一運賃短距離は別として日本の地下鉄よりは安いです。
今年になってからGemeinde Wienは市街の道路(中心部)の
敷石取り換えをはじめRotenturmに至ってはモウ半年ほど車
ハ通れず歩行者通路も凸凹曲がりくねって歩行容易ではありません。それにKaerntnerから一歩入ったAlterだったかNeuer
Marktだったか地下駐車場建設で2023年ころまでは雨が降ったら泥んこMarktに変化.噴水もどこかへ、消えてしまい大きな
Loch広場に変身.あまりせっかちに工事を進めない進めご当地のことですがこの広場の工事は急いでほしい所です。

Posted by: Shinji Fujiki | September 18, 2019 23:45

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