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August 13, 2019

ウィーンの市が元気です 

201908130002今日は「ウィーンの市にまつわる話題」をお届けしましょう。 ウィーンは近代的な都市ですが、現在でも古くからの「伝統的な市」が立つ場所があります。ウィーン市が公認している市に関しては、いつもお客さまで賑わっています。

最近、ウィーン市が「市の動向」を発表しました。まず、週当たり360000名弱の利用者がありましたが、これは新記録です。

ウィーンの市ですが、月曜から金曜の利用者が圧倒的に多く、週末利用者はほとんどいないというデーターも発表されました。このことから、毎日の買い物に利用しているお客さまが中心になっていることがわかります。

201908130006市の営業時間は、従来、個店ごとに違っていましたが、2018年10月以降、コアタイムが設定されました。火曜日から金曜日は15時から18時まで、土曜日は8時から12時までがコアタイムです。

コアタイムの設定により、利用者が10%増えたというデーターもあり、ウィーン市では市場の革新が効果を上げていると分析しています。とくに延長した営業時間帯の利用者増が目立つそうです。

気になるのは人気の市場がどこか‥という話題ですが、Brunnenmarkt、Rochusmarkt、Naschmarktの3つが人気を集めています。

201908130005ちなみに、この3つの市場だけで、1週間に19000人弱の集客を記録しています。この中で「最強の市場」は16区にあるBrunnenmarktで、72674人のお客さまが来場したそうです。

Brunnenmarktは約160の店が出店しており、ヨーロッパ最大の「恒久的な市」と言われています。お値段が安いことも特徴ですが、色々な商品を取り扱っている点も人気を集めている要因です。取扱商品の多様さから「Orient ums Eck」とも呼ばれています。

一般的に「路上の市」というと、何となく胡散臭い感じがするかもしれませんが、公認の市に関してはウィーン市がしっかりと管理しています。

201908130004最近では、新しい規制が施行され、市は全面禁煙となりました。また、動物の毛皮、ケージに入れた鶏から生産された卵は販売が禁止されています。

後者に関しては、違反も見つかったようですが、仮に日本で、この規制を導入したら、スーパーマーケットなどで販売されている卵の多くは、販売禁止品になってしまうと思います。

「ウィーンの市」の歴史は長く、1208年には文書に「市の記録」が残っています。

現在、ウィーンには17の公認常設市(Brunnenmarkt、Floridsdorfer Markt、Gersthofer Markt、Hannovermarkt、Johann-Nepomuk-Vogl-Markt、Karmelitermarkt、Kutschkermarkt、Meidlinger Markt、Meiselmarkt、Naschmarkt、Nußdorfer Markt、Rochusmarkt、Schwendermarkt、Sonnbergmarkt、Viktor-Adler-Markt、Volkertmarkt、Vorgartenmarkt)が立っており、約700の店(露店)が営業しています。

201908130003市で働く人は4000名にも及ぶとか。これらの従業員は「市の魅力を伝える大使」と位置づけられています。

ちなみにウィーンの全ての市を合算すると総面積は128200平方メートルになります。これはサッカーグラウンド18面に相当します。

201908130001ウィーンでは、最近、街頭にAEDを設置していますが、一部の市にもAEDが設置されるようになりました。市は多くの人が集まる場所だけに、万が一の場合、AEDがお客さまの命を救うことになるでしょう。

皆さんも、機会があったら、観光地になってしまったNaschmarkt以外の市も訪ねてみませんか。ウィーン子の「日常生活の一端」に触れることができると思います。

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Comments

Markt in Wienの記事はMEZ8/8か9のORF Teletextの記事が
基になっているようです。Wienに限らず西洋の消費者は野菜類はスーパーマーケットよりこうした青空市(Nashmarktは建屋)で買うのが好きなようです。オランダアムステルダムにも大きなde Kuip Markt(ドゥカウプと言う名だったと記憶してます)があり非常な賑わいで大げさに言うと足の踏み場もない混雑ぶりです。実際にこうしたマーケットに足を運ばれたかどうかわかりませんが店を出している人達の変化も見て見られるといいですよ。今は中近東出身(逃げ出してオーストリアに安住の地を見出した人達)も多くなっていることに気づかれると思います。この人たちは生活が懸かってますからドイツ語を覚え働きます。その対極にあるのが
日本人でしょう。何年住んでもその国の言葉を覚えて暮らす
という事が出来ないようです。

Posted by: Shinji Fujiki | August 13, 2019 10:13

Shinji Fujiki様

ウィーンで最も賑わう16区のBrunnenmarktですが、私も何度も足を運んでいます。16区は外国人が多く住んでいるエリアなので、店を出している人、お客さまともにオーストリア人よりも外国出身者が多いという印象です。そのため、扱っている商品も、外国から来た方が好まれるものが多い感じがします。もちろん、値段が安いので、生鮮食料品などを求めてオーストリア人も買い物に来ますが‥

Naschmarktに関しては、最近は観光客を目当てにした店が増えているような気がします。そして、周辺は完全の中華街と化していますね。これも時代の流れなのでしょう。

反面、オーストリア人が多く来場する市は、どちらかというと規模が小さい場所のような気がします。今回、写真でご紹介した18区のKutschkermarktなども、その一つかもしれません。私は、どちかかと言うと、のんびりしている小さな市が好みです。

Posted by: Feri | August 13, 2019 16:45

この書き込みはWien Strassenbahn沿線の緑化とは無関係。
2018/08/14イタリアGenovaでPonte Morandiと言う名の
高速道路(山と山を継いだ橋でした)が崩落して多数の犠牲者が出た日です。橋はこの間爆破により取り壊され新しい橋の
建設が始まります。Il Ponteはイタリア語で橋の意味ですがもう一つの働きも意味します。木曜日が休日で翌金曜日が
通常の就労日だとイタリアではエイ土曜は休みだろ.なら金曜日も休んでしまえで木曜と土曜の休みを金曜も休んで繋いでしまう事を意味します。さて8月はWienで橋をめぐる大事故がありました。現在地下鉄U1線がWienを横断してドナウ川を渡り新市域とも呼べるLeopoldstadt(大きな蹴鞠の
果し合い場がある)を結びますが.この橋は1876年に第一号が開通し1937年に第2号に掛け替えられました。これが
1976年8月1日午前4時53分突然崩落しました。日曜日の早朝
の事故で折から通行していたのはバス一台で川に堕ちましたが運転手は水中から救助されました。橋の名は第一号から
Reichsbrueckeと命名されていました。現在の橋は建設後地下鉄との併用橋に改築され名前も変えられたと記憶してますがWien市民はお上が勝手に名前変えたって知るもんかで昔からの名を使用しています。

Posted by: Shinji Fujiki | August 14, 2019 11:17

Schwendermarkt
market since 1833
http://www.schwendermarkt.at

Posted by: May | October 28, 2019 18:25

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