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August 30, 2019

Wiener Linienの路面電車系統変更

201908280005今日は週明けの9月2日に行われる「Wiener Linien路面電車系統変更の話題」をお届けしましょう。

今回、最大の話題は「11系統の新設」でしょう。新設される11系統は、Otto-Probst-Platz-Reumannplatz-Simmering-Kaiserebersdorf, Zinnergを結ぶ路線です。

ただ、新しく軌道を敷設するのではなく、既存の軌道を使って新しい運行ルート(系統)を作るものです。

具体的には、6系統(Burggasse-Stadthalle-Westbahnhof-Reumannplatz-Enkplatz-Kaiserebersdorf, Zinner)を分割し、67系統(Otto-Probst-Platz-Reumannplatz間)と統合して生まれる路線です。

201908280002新しい11系統はSimmeringエリアとFavoritesエリア間の移動を円滑にために新設されたものです。右の写真は、先日、ウィーン市長をはじめ関係者が参加して行われた11系統試乗会の様子です。

途中、U1(Reumannplatz)とU3(Enkplatz、Simmering)とも接続しており、市内移動の利便性も向上します。さらにAbsberggasseで6系統と接続しており、路面電車間の乗り継ぎも強化されます。

今回は間に合いませんでしたが、現在、D系統がAlfred-Adler-Straße-Absberggasse間の延長工事が行われており、最終的に、11系統はD系統とも接続します。

20190828000711系統の新設に伴い、6系統はBurggasseGeiereckstraße間に路線が短縮されます。

ご存じの方も多いと思いますが、6系統は比較的路線が長いため、ダイヤが乱れやすいので、系統を分割することで、円滑な運転を行うことも考慮されているのでしょう。

20190828000311系統の運転間隔は、3~4分が予定されています。なお、11系統の新設に伴い、67系統は廃止となります。

そして、注目されるのは2020年半ばには、11系統にFlexity(量産車)が投入されることが発表されたことです。現在、Flexityは67系統に投入されているので、乗務員も対応しやすいと判断したのかもしれません。

新設路線に新型車両を投入することからも、Wiener Linienの意気込みが感じられます。

201908280001この他の変更ですが、71系統がZentralfriedhof, 3. TorからKaiserebersdorfまで延長されます。この結果、Zentralfriedhof, 3. Tor-Kaiserebersdorf間は11系統と71系統のダブルトラックとなり、利便性が向上します。

近年、ウィーン周辺部の人口が増えていることから、路線増強になったのでしょう。

こちらでは9月から新学期が始まり、新入生を街で見かけることが多くなります。Wiener Linienでも、新入生対応を色々と工夫しているようです。

201908280004その一つが、Wiener Linien特製のSchultüte(シュールテューテ)。オーストリアやドイツでは、小学1年制が最初に登校する「入学式の日」に、円すいの包み「Schultüte(シュールテューテ)」を贈る習慣があります。

「Schule」=「学校」、「Tüte」=「(三角の)紙袋」という意味で、中には学校で使う文房具やお菓子など子どもさんへのプレゼントがいっぱい入っているそうです。

鉄道が好きな子供さんだったら、路線図をモチーフにしたSchultüteは喜びそうですね。

ダイヤ改正初日の9月2日には、Schultüteを手にした子供さんを、街中で見かけると思います。

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