« August 2019 | Main | October 2019 »

September 2019

September 30, 2019

Stephansplatzの有料トイレがオープン

201909290002Feriにとって色々なことがあった9月ですが、今月最後の話題は「Stephansplatzの地下にオープンした有料トイレ」のご紹介です。

このブログでもご紹介しましたが、Wiener Linienでは3ヵ月かけてStephansplatz駅構内のトイレのリニューアル工事をすすめていましたが、このほど完成し、営業を開始しました。

ÖBBの主要駅では「トイレの有料化」により、安全性とサービスレベルの向上を図っていますが、今回も同じ趣旨です。

201909290005有料トイレの運営はSANIFAIRという専門会社に委託されています。さすがにトイレ内の写真を撮影したら、大変なことになってしまうので、今回はWiener Linien提供の公式写真で、新しい設備をご紹介します。

内部の設備が一新されたのはもちろんですが、観光地の写真が壁に描かれているというモダンなデザインです。

201909290003有料なので、洗面センサー付きの給水栓を備えた洗面台、タオルディスペンサーなど設備も充実しています。また、係員が頻繁にメンテナンスをするので、常に清潔な状態が維持されるのも特徴。

この他、体の不自由な方用の多目的トイレと幼児用更衣室も準備されています。

利用方法は入り口にある機械に料金を投入するとゲートが開く仕組みです。料金の支払いは現金以外にも電子マネーなども使用できます。

201909290004また、プレスリリースの写真には、専用のカードも写っていました。

料金は50 Centですが、例によってレシートがクーポンになっています。ただし、全額がクーポンとしてキックバックされるのではなく、今回は30Cent分です。

このあたり、メンテナンスコストを差し引いているのでしょう。このクーポンはパートナー企業で、支払いの際に使用できます。

Continue reading "Stephansplatzの有料トイレがオープン"

| | Comments (0)

September 29, 2019

アイデアの宝庫 空港のターンテーブル

201909270002今日は空港の「バゲイジクレイムの話題」をお届けしましょう。

最近は、日本でも手荷物を返却するターンテーブルに工夫を凝らすケースが増えているようですね。Feriは見たことはないのですが、「巨大な寿司」が回ってくる空港(大分空港が元祖だとか‥)、「ばんえい競馬のオブジェ」が回ってくる空港(帯広空港)などがあるそうです。

「巨大な寿司」が回ってくるのは、外国人に大受けだとか‥ターンテーブルを回転寿司に見立てた見事なアイデアですね。

201909270001以前、このブログでは、ウィーン国際空港のターンテーブルに「札束がはみ出したトランクが回ってくる」という話題を紹介しましたが、これはロトくじの宣伝でした(詳しくは2017年9月の記事をご覧ください)。

当たり前ですが、トランクからはみ出しているお札はもちろんダミーです。

このように無機質なバゲイジクレイムのターンテーブルに工夫を凝らすことは、荷物が出てくるまで待っているお客さまの気持ちを和らげる意味で、効果があるかも知れません。

Continue reading "アイデアの宝庫 空港のターンテーブル"

| | Comments (0)

September 28, 2019

Salz Welten

201909280002今日は「アミューズメント施設の話題」をお届けしましょう。

今夏、Lungauを訪れて定宿を引き払い、Wienへ戻る時、馴染みの女将さんから「Salz Welten」というアミューズメント施設を紹介されました。

以前にもご紹介したことがありますが、LungauはSalzburg州に属しているため、観光施設やイベントを紹介してくれる際は、「Salzburg州限定」。

近くのSteiermark州内で面白そうなイベントをやっていても、紹介してくれることはありません。見事な「郷土愛」。

ご存じの方も多いと思いますが、Salzburg州には、以前の岩塩採掘施設を観光施設に転用した場所が何箇所かあります。

201909280003代用的なのは最近、中国からのお客さまが激増して話題になることが多いHallstatt(ハルシュタット)の施設でしょうか。

この他、Altaussee(アルタウスゼー)とHallein(ハライン)に開設されています。この中でアウトバーンからのアクセスが良いのが、Halleinの施設。イタリアとドイツを結ぶA11のHalleinから比較的近い場所にあります。

女将さんはFeriが、Wienへ戻ることを知っていましたが、Salz Welten Halleinに立ち寄ったら‥という意味でパンフレットと興味深いグッズをプレゼントしてくれました。

そして、大切なことだから‥という訳なのでしょうが、「Salzburg、Salzburg、Salzburg」と3回言われました。

201909280004ただ、その日は、午後からBad Fiscau-Brunnで友人と会う約束があったため、残念ながらSalz Welten Halleinに立ち寄ることはできませんでした。女将さん、ごめんなさい。

Salz Welten Halleinの岩塩坑では、新石器時代から採掘が行われていたという長い歴史があります。トンネルの総延長は64.72km、9層になっており、12kmほどは歩いていけるそうです。

ご存じのように、採掘された岩塩をはじめとする鉱物で得られた富は、ザルツブルク大司教が得ていました。

2019092800051559年から1617年まで住んでいたウルフ・ディートリッヒ・フォン・ライテナウは、塩取引から得られた利益をさまざまな目的に使用しましたが、ザルツブルク市内に現在も残るバロック様式の建物建設に使用されたと言われています。

現在は坑道の一部がガイドツアー方式で見学できるようになっている他、アトラクション施設に衣替えしています。

Salz Welten Halleinの興味深いところには、岩塩坑のすぐ近くに2600年前の世界、ケルト人の村が再現されている点です。

と、まぁ、これだと観光ガイドですが、Feriが気に入ったのは女将から頂いたグッズ。

Continue reading "Salz Welten"

| | Comments (0)

September 27, 2019

番外編 “お客さまは直ちに降機して頂きます”

201909240001今日はFeriが出張から戻る際、航空機内で体験した出来事です。ただし、関係方面に迷惑がかかる可能性があるので、場所などは特定できないようにぼかしてご紹介します。また、写真も「イメージ」で、記事の内容とは直接、関係はありません。ご了承ください。

Feriは、10代後半に「スカイメイト」という制度を利用して航空機に搭乗して以来、現在まで、延べ2500回強、航空機に搭乗しています。

幸い事故に遭ったことはなく、トラブルと言えば、気象条件の悪化に伴う代替空港への着陸、遅延による乗り継ぎ不可能、オーバーブッキング、荷物の積み忘れ程度です。

日本では、航空会社は、運送業であると同時にサービス業という意識が強く、海外のようにチェックインカウンターで暴言を吐くお客さまに対して警備員を要請して、拘束するという例は見たことがありません。

また、機内でのトラブルでも、海外では搭乗拒否、降機命令を素早く出すことがあるようですが、日本では、余り聞いたことがありませんでした。

が、まさかFeri自身が、その当事者になるとは‥

201909240004某地方都市への出張を終え、東京へ戻る時のことです。某地方空港から羽田行きの最終便を利用しました。最終便といっても、地方空港なので19時台と、決して遅くはありません。当日は、満席だったようです。

航空会社のラウンジでパーソナルコンピューターを広げて出張の整理をしていると、まもなく優先搭乗が始まるというアナウンスが入りました。ラウンジを出て、ゲートで待機。ゲートは二つあり、同時に優先搭乗が始まりました。Feriが並んでいたゲートの反対側のお客さまが先に登場され、Feriは2番目でした。

Feriが機内に入ると、隣の席(窓側)には先に優先搭乗したお客さまが着席しており、上部の荷物入れには、そのお客さまの荷物が2個は入っていました。

Feriは荷物入れの機体後部側に荷物を入れたのですが、扉が閉まらないため、先客の荷物を若干、前方に移動させようと手をかけた瞬間に「オレの荷物に触るな」とすごい剣幕で怒鳴られ、かつ左手を捕まれました。その剣幕に押されて、一瞬、後ろに下がったほどです。

201909240002すぐさま一部始終を目撃していた客室乗務員が間に入って、件のお客さまに「お客さまお辞め下さい」と毅然とした態度で制止したため、それ以上の暴行は受けませんでした。ただ、険悪な雰囲気であったため、怒鳴ったお客さまとFeriを一旦、離して客室乗務員がFeriに事実確認を行いました。

「私は一部始終を見ていましたが、お客さまは手を捕まれましたね。お怪我はありませんか?」

Feriが「腕は捕まれましたが、怪我はしていません」と答えるとその場で「機長の承認を得た上で、暴行を働いたお客さまには降機して頂きます」という判断を下しました。

直ちに、空港の地上責任者も駆けつけてきましたが、当日は男性職員がいなないため、降機命令に納得できない件お客さまが抵抗することが心配で、Feriは警察官の派遣を要請しました。これ以上、出発が遅れると他のお客さまに迷惑がかかりますので‥

201909240005実際、羽田空港に到着後、鉄道やバスを利用して、帰宅する人が大多数ですから、10分の到着遅れが尾を引いて、自宅に到着するのが1時間近く遅れることがあります。それだけに、事態を早く収集したいという気持ちが働きました。

その後、空港派出所の警察官1名が到着し、機内でFeriに対して簡単な事情聴取があり、結果的に件のお客さまは大騒ぎすることなく降機されました。

一般的に騒ぎ出す男性の多くは、自分より立場が弱い人に対して高圧的に出るケースが多いので、警察官が来ると、おとなしくなると言われています。

その後、警察官から、被害届を出す場合、あなたも降機して警察へ同行して欲しいという指示がありましたが、最終便で、かつ翌日、東京で仕事がある関係で、それは難し旨を説明。客室乗務員の方が、間に入って頂いて、場合によっては後日、証言をする旨を警察官に伝え、Feriは無事、搭乗予定便で帰路につきました。ただ、満席の便でしたが、隣は空席のまま‥

Continue reading "番外編 “お客さまは直ちに降機して頂きます”"

| | Comments (0)

September 26, 2019

Wiener Pratersternに新しいレストランが誕生します

201909260002今日は「Wiener Pratersternの話題」をお届けしましょう。

Wiener Pratersternは遊園地が注目されますが、毎日150,000人のお客さまが利用する交通ハブとして重要な役割を担っています。

Michael Ludwig市長はPratersternの魅力を高めるために、付近の禁酒化をはじめとする施策を実施していますが、その一環として、旧警察署の跡にレストラン「yamm!」がオープンすることが発表されました。これは警察署の移転に合わせて行われることになったものです。

201909260001施設は、172平方メートルのGastgarten:(78席)と96席の屋内客室(367平方メートル)で構成されており、子供さん用の遊び場も設けられます。

この他、小さい子供さんの利用を想定して、ベビーカーの駐車スペースも6台分、設けられます。ウィーン市が主体となって建設するため、省エネルギーや廃棄物処理などにも工夫が凝らされているようです。さらに、提供される料理もオーガニック食材を使うことが計画されています。

興味深い取り組みの1つとして、緑化した屋上にミツバチの巣箱が設置されることが発表されました。

Continue reading "Wiener Pratersternに新しいレストランが誕生します"

| | Comments (0)

September 25, 2019

日本の空を飛ぶオーストリア製航空機

201909250020昨日お伝えしたThomas Cook社倒産のニュースですが、実はドイツのチャーター便を中心とした航空会社Condor Flugdienst GmbHも、現在は同社の傘下に入っています。以前はルフトハンザの子会社だったのですが、2003年、ルフトハンザがThomas Cookに株式を売却し、親会社が変わったものです。

フランクフルトに本社があり同空港でも、同社の機材を多く見かけました。Thomas Cook社の倒産により、Condorはどうなってしまうのでしょうね。ちょっと心配です。

201909250001さて、今日は「スポーツ航空の話題」をお届けしましょう。

オーストリアやドイツはスポーツ航空が盛んです。Feriが夏に訪れているLungauにもスポーツ航空用のFlugplatzがあります。谷間で上昇気流に恵まれているため、グライダーのフライトには最適なようで、天気の良い日には上空を優雅に飛んでいます。

ただ、登録ナンバーを見るとドイツ国籍が多いようです。グライダーには、エンジンがついているモーターグライダーと、動力を持たないグライダーがあります。

動力を持たないグライダーの場合、軽飛行機かモーターグライダーで牽引してもらい、上空へ舞い上がります。一定の高度に達したところで、牽引綱を外して、グライダーが単独でフライトを行い、Flugplatzへ戻ってきます。場合によっては、離陸したのとは別のFlugplatzに着陸するケースもあるようです。

201909250011うまく上昇気流をつかむと、かなり長い距離を飛行することもできるとか‥ちなみに左の写真はLungauのFlugplatzに着陸するモーターグライダーです。機体も基本的にはドイツ製が多いようです。

さて、先日、友人が日本の某航空祭で、グライダーのデモフライトを見たのですが、その際のアナウンスが、“今日、フライトをしている機材はオーストリアとドイツ製です”と言っていたという情報をくれました。

この話を聞いてFeriはビックリ。ドイツ製のグライダーはわかりますが、オーストリア製のグライダーが日本の空を飛んでいるという話は、恥ずかしながら、初めて聞きました。

201909250003そこで、ちょっと調べたところ、友人が目撃した機材はモーターグライダーで、オーストリアのDiamond Aircraft Industries GmbH(本社はWiener Neustad)が製造しているDiamond HK36シリーズであることがわかりました(右の写真です)。

同社は、1981年に創業を開始した会社で、モーターグライダーを始め、軽飛行機、フライトシミュレーターなども開発・製造しています。現在、カナダと中国に拠点があります。現在のChairmanはBin Chen氏、CEOはFrank Zhang氏です。

201909250010ただ、2000年代に入って、事業拡大が祟って経営危機に陥り、2016年、Diamond Aircraft Canadaを中国系の企業に売却して再建を図っているようです。

日本でも純民間用の航空機を製造・販売している会社は非常に少ないだけに、オーストリアで航空機を製造している会社があるとは、ちょっと意外な気がしました。

Diamond HK36ですが、1980年代に開発されたモーターグライダーで、機体はグラスファイバー製、総重量770kg、ターボチャージャー付きのRotax 914エンジン(115 hp)を装備しており、グライダーの牽引が可能です。シリーズ累計で900機以上が製造されているベストセラーです。

Continue reading "日本の空を飛ぶオーストリア製航空機"

| | Comments (0)

September 24, 2019

新しいWienMobil-Stationenがオープン

201909230006最初に倒産のニュースから‥創業178年のイギリス旅行代理店トーマス・クック・グループは23日、ロンドンの裁判所に破産を申請しました。英民間航空局は、同社が「直ちに営業を停止した」と発表。

イギリス民間航空局は、同社の同社のツアーでイギリスから国外を旅行している15万人以上を無事に帰国させるため、平時で最大規模の帰還作戦「マッターホルン作戦」が開始したそうです。

Feriは、同社のツアーを利用したことはありませんが、同社が発行していたヨーロッパの鉄道時刻表は、その昔、愛用していただけに、ショックですね。

201909230002さて、今日は「ウィーン市内の公共交通にまつわる話題」をお届けしましょう。

このブログでもご紹介したWienMobil-Stationen。2019年2月11日にSimmeringの施設をご紹介しました(詳しくはこちらから)。

WienMobil-Stationenは、今まで、別々の場所に設置されていたパーソナルな公共交通機関関連施設を一箇所にまとめて、利用者の利便性を向上させようというものです。つまり、「パーソナルな公共交通機関の利用を促進するための新しい取り組み」です。

Simmeringでの実用試験結果を踏まえて、Wiener LinienはOttakring(16区)のRichard-Wagner-Platzと、Landstraße(3区)のRochusmarktにWienMobil-Stationenを開設しました。写真はRichard-Wagner-Platzでのオープニングセレモニーの様子。

201909230005ちなみに、Richard-Wagner-Platzは地下鉄駅ではなく、16区の区役所がある場所です。一方、Rochusmarktは地下鉄U3のRochusgasse駅が近くにあります。

Feriは、まだ現場を見ていませんが、Simmeringのテスト運用後、急速に広まったレンタル方式の電動キックスクーター(CircとTierが運営)や電動スクーター(ÖAMTCが運営)もラインナップに加わりました。反面、未確認ですが自転車保管庫などはなくなっているようです。

ウィーン市とWiener Linienの狙いは、大量交通期間である地下鉄駅や路面電車の停留所から、自宅や勤務先までの「ラストマイル」でもパーソナル仕様の公共交通期間を使ってもらい、CO2の排出量を削減しようというもの。

201909230001Wiener Linienによると、平均して年間6000Euro以上の自動車運行にかかるコストが削減できるとしています。
2019年2月の記事でもお伝えしましたが、WienMobil-Stationenで提供されるサービスは、全て同一企業が提供している訳ではなく、複数の会社が提供しています。

それを1箇所のまとめて、一元的にサービスを提供するのがポイントです。会社が異なりますので、各社の利害関係が対立するケースが多く、コーティネイトが大変だと思います。

201909230004Wiener Linienでは、WienMobil-Stationenの利用促進だけではなく、各種情報提供を通じて、公共交通期間の利用促進を図るプロジェクトを展開中です。

これは、スマートフォンのアプリを使って、拠点間移動のルートや、付近のレンタル車両空き状況を案内するものです。

日本では、主に民間会社がルート検索サービスを提供していますが、Wiener Linienが無慮で提供している点がポイントです(通信料は利用者負担ですが‥)。

また、このアプリから、各種パーソナル公共交通期間の空き状況を確認した上で、予約もできるようになっています。

Continue reading "新しいWienMobil-Stationenがオープン"

| | Comments (0)

September 23, 2019

Club760 50周年(後編)

201909210012日本は「秋分の日」。最近、日本は移動休日が増えてしまって、どうもピンときませんが、「秋分の日」は固定されていますね。さて、今日は創立50周年を迎えた「Club 760の話題 後編」をお伝えしましょう。

TaurachbahnのあるLungauは、冬はスキーリゾートになる降雪地帯。そのため、作業ができるのは夏期に限定されます。しかも、費用とマンパワーの関係で、集中的に修復工事を行うことはできません。

そのため、路線を借り受けてから、実際に営業を開始するまでに7年間を要しています。

1988年7月9日、修復が完了した鉄道はTaurachbahnとして営業を開始します。ただ、観光鉄道の運転区間はMauterndorf-St.Andrä間となりました。もちろん、線路はTamswegまでつながっているため、その後、臨時列車のMurtalbahnへの乗り入れも実現しています。

201909210001実は、Feriが最初にTaurachbahnを訪問したのは、同鉄道が営業を開始して、数年後でした。当時、Murtalbahnの蒸気機関車保存運転は、日本でも有名でした。

撮影を終えて、Salzburg方面へ戻るため、99号線をレンタカーで走っていた時のことです。Mauterndorfの町を抜けたところで、突然、煙を上げている狭軌鉄道の蒸気機関車を発見。

直ちにUターンして、Mauterndorfの駅に車を寄せました。全く情報を持っていなかっただけに、正直、びっくり仰天したのをよく覚えています。

201909210006それ以来、夏にLungauを訪問した際には、必ずTaurachbahnを訪ね、日本でも色々な機会に紹介してきました。

さて、Club 760の活動に話を戻すと、自前の観光鉄道を運営するようになったことから、「歴史的な価値のある狭軌車両を後世に残す」という活動に力を入れるようになります。何しろ、それを運転できる鉄道を所有している訳ですから。

201909210009その後、オーストリアのみならず、他国からも狭軌鉄道の車両(主に機関車)を集め、時間をかけて動態復帰させています。

当初は、客車などもÖBBの狭軌線から譲渡されたものを、そのまま使っていましたが、機関車とのバランスがよくありません。

それはClub 760のメンバーも重々承知していること。客車の整備も時間をかけて行い、現在では、バランスのとれた編成になっています。

201909210003現在、Taurachbahnで動態保存されている蒸気機関車は6両。また3両の保有蒸気機関車が他の狭軌鉄道に貸し出されています。そして、FROJACHの博物館には4両の蒸気機関車が静態保存さえています。

もちろん、「高い理想を求めるメンバーのボランティア活動が中心」と言っても、鉄道の維持や車両の修復には莫大な資金は必要です。現在、Taurachbahnの運行時、Mauterndorf駅売店や車内で販売されている各種グッズの売り上げも、資金源の一つになっています。

Continue reading "Club760 50周年(後編)"

| | Comments (0)

September 22, 2019

Club760 50周年(前編)

201909210015日本は、明日、23日が「秋分の日」でお休みなので、9月2回目の連休。ただ、台風16号が来ていますので、心配されている方も多いと思います。さて、今日はオーストリアの鉄道愛好家団体「Club760が50周年を迎えた」という話題です。

この団体が設立されたのは、シュタイヤマルク州を走る狭軌鉄道Murtalbahnが開業75周年を迎えた1969年のことです。

狭軌鉄道を愛する愛好家有志が「Club 760 - Verein der Freunde der Murtalbahn」(これが正式名称です)を設立しました。実際には短縮して「Club 760」と呼ばれるケースが多くなっています。

この760という数字ですが、オーストリアで広く使われている狭軌鉄道の線路幅(ゲージ)が760mmであるところから命名されたものです。ちなみに、ÖBBの本線は新幹線と同じ1435mmですから、約半分‥という訳です。

201909210010「Club 760」の目的は、会の正式名称からも明らかなようにMurtalbahnの広報活動を支援し、同鉄道が運行する蒸気機関車や列車の魅力を広く一般に広めること。そして、乗客を増やし、Murtalbahnの運行継続に貢献することです。

創立時は「地方鉄道のサポーター」という位置づけだった訳です。この活動が功を奏し、Murtalbahnが運行する蒸気機関車は人気が高まり、観光客が集まるようになりました。

ちなみに、左の写真が、現在も夏期の期間運転されているMurtalbahnの蒸気列車です。

この頃、「Club 760」は路線転換を図ります。お客さまが増えたため、車両が不足するという事態に陥ったのです。

201909210007そこで、従来のサポーター的な活動から、クラブ自らが車両を所有する方向に舵を切ったのです。

とは言っても、最初から蒸気機関車を所有するのはむずかしいため、まずは小型客車2両を購入しました。ちなみに両車はZillertalbahnとSalzkammergut-Lokalbahnで使用されていたものです。

Bi37、Bi38と名付けられた客車は、当初、Murtalbahnの蒸気列車に使用されていましたが、現在はClub 760が運営する観光鉄道Taurachbahnで使用されています。

右の写真がClub760が最初に購入した客車です。美しく整備され、現在もTaurachbahnで活躍しています。

Continue reading "Club760 50周年(前編)"

| | Comments (0)

September 21, 2019

佳子内親王殿下がオーストリアご訪問

201909200002今年は日本オーストリア修好150周年ということで、色々な行事が行われていますが、オーストリア国政府から友好150周年の機会に、佳子内親王殿下を招待したい旨の申出があり、9月15日から19日までウィーンにご滞在されました。

日本でも報道されているとおり、ご滞在中は日本人学校ご訪問、大統領との表敬訪問、シェーンブルン宮殿、美術史博物館のご訪問など、色々な行事に臨まれたようです。

良い季節で、お天気にも恵まれたようなので、素晴らしいご滞在になったことと思います。

20190920000119日は、ウィーンをお発ちになり、次のご訪問国ハンガリーへ向かわれました。

というのが、公式なお話です。これでは、当ブログの読者の皆さまは面白くないですよね。そこで、現地のエピソードを一つ。

こちらのメディアも関心が高く、写真入りで報道していますが、KURIER紙が「So schön ist die Vergangenheit」という見出しでご紹介。これだと「佳子内親王殿下」「過去内親王殿下」になってしまうのですが‥何を勘違いしたのでしょうね‥

記者さん、大丈夫ですか?

Continue reading "佳子内親王殿下がオーストリアご訪問"

| | Comments (0)

September 20, 2019

Sバーンの駅にやってきたものは‥

201909190002今日は「S Bahn」の話題をお届けしましょう。以前はWiener Linienの各路線とÖBBが運行するS Bahnは連携があまり良くありませんでした。

しかし、最近ではVOR主導で両者の連携を教戒し、お客さまの移動をスムーズにする動きが出てきています。以前もご紹介しましたが、地下鉄路線図にウィーン市内を走るS Bahnの路線が掲載されるようになったのも、その一つでしょう。

もっとも、今までも運賃は共通でしたが、路線がよくわからないため、地域住民以外は、利用が進まなかったという背景があるかもしれません。

Feriが、良くお世話になるのは放射状に伸びるWiener Linienの各路線をつなぐ役割を果たしているS45です。U6も同じ役割を果たしていますが、S45の方が外側を走っています。

201909190003特にOttakringからVolksoperへ向かう場合、U3とU6を乗り継いで向かうより、時間が合えば、S45でGersthofへ出て、そこから41系統・40系統を使った方が空いていますし、時間も早いようです。という訳で、Feriの愛用ルートです。

先シーズンのことですが、Volksoperでの観劇を終えて、某ホイリゲへ行くため、41系統でGersthofへ移動。S45のプラットホームで列車を舞っていました。

201909190004すると、そこへやって来たのは‥ 何とビックリ、貨物列車。以前はS45の路線は沿線に有名なJulius Meinlの工場などがあり、貨物列車により材料の輸送などを行っていました。そのため、今でもHernals駅の外れには貨物ヤードや引き込み線が残っています。

しかし、その後、トラック輸送に切り替えたようで、施設は残っているものの、実際に日中、鉄道貨物による輸送を見たことがありません。また、貨物ヤードに営業用貨車が停車しているのも見たことがありません。

Continue reading "Sバーンの駅にやってきたものは‥"

| | Comments (0)

September 19, 2019

9月のウィーンはイベントが花盛り

201909180102ウィーンは9月に入って過ごしやすい、快適な季節になりました。この時期、色々なイベントが目白押し。14日・15日にはBabenbergerstraßeで「Streetlife Festival Wien 2019」が開催されました。今日は、Feriが独断と偏見で選んだイベントをいくつかご紹介しましょう。

もし、この期間、ウィーンを訪れる機会があったら、ご参加になるのも良い思い出になると思います。日本流ならば「秋祭りの季節」と言えるでしょう。

○9月21日・22/P日 Mistfest der MA 48
清掃工場のオープンハウスです。会場は17区(Hernals)のMistPlaz。各種清掃車両が展示される他、地元の皆さんに人気があるのが「蚤の市」。結構、掘り出し物があるようで、早くからお客さまが来場しています。

201909180100また、FanShopではミニゴミ箱などMA48特製のグッズも販売されます。もちろん入場は無料。最寄り駅はS45、路面電車43系統のHernalsです。

ステージのショーやバンドの演奏なども行われます。Feliも何回か行っていますが、のんびりとした楽しいイベントです。

また、基本的に清掃当局主催の行事ですが、ウィーン市の現業機関がブースを出しており、様々な取り組みを垣間見ることができます。

なお、ゴミを中心とした環境問題への取り組みなども紹介されており、楽しむだけでなく、色々と勉強になるイベントです。

201909180105○9月28日・29日 Wiener Weinwandertag 2019
ウィーン子が好きなハイキングとWineを組み合わせたイベントです。ワイン用ブドウ畑の中を歩きながら、途中にあるホイリゲや畑の中に設けられた臨時ブースで、Wineを試飲するというWine好きにはたまらないイベントです。

最近は人気が高まり、天気が良いと多くの人が集まるようになりました。今年も以下の3コースが設定されます。

-Route 1: Neustift bis Nussdorf
-Route 2: Strebersdorf bis Stammersdorf
-Route 3: Ottakring bis Neuwaldegg

201909180106私見ですが、最も人が集まるのはRoute 1。ここはコースからドナウ川を見ることができますし、ホイリゲの数も多いことから人気が高いようです。

Route 3は、平素からFeriの散歩コース。ホームグラウンドと言っても良いでしょう。Route 2だけは行ったことがありません。

Route 2については、ホイリゲの数はありますが、平坦な場所なので、景色はあまり楽しめないと思います。

最近は紙の地図に加えて、スマートフォンアプリなどで、様々な情報が提供されるようになり、便利になりました。Feriとしては、一押しのイベントです。ただし、ハイキングなので、天気が良くないと楽しめません。

Continue reading "9月のウィーンはイベントが花盛り"

| | Comments (0)

September 18, 2019

Wiener Linienの話題から

201909180005今日は9月に入って新しい動きが活発になった「Wiener Linienの話題」をまとめてお伝えします。

○新型路面電車Flexityが6系統で運行開始
2018年12月から67系統で運行を開始したFlexity(Type D)。67系統は地元住民にとっては重要な路線ですが、正直、市内中心部に入らないという点では「目立たない路線」です。

また、お客さまの利用が非常に多い路線でもありません。なぜ、ここに新型車両を投入したのか、正直、疑問だったのですが、先行試作車2編成だけであったため、フィールドテストと乗務員訓練を兼ねて、同線が選ばれたような気がします。

2019091800012019年5月から8月にかけて量産車に当たる303~305号が落成し、Wiener Linienに引き渡されました。先行試作車と合わせると5編成になった訳です。

303号車と304号車は最初67系統に投入されましたが、9月12日から6系統(Burggasse-Stadthalle-Geiereckstraße間)にFlexityが投入されました。

同線は、WestBahnhofu、Reumannplatz、Simmering、Geiereckstraßeを結ぶWiener Linienの路面電車でも需要の多い路線なので、満を持しての投入という感じです。

201909180003305号車は、いきなり6系統に入ったという話を耳にしましたが、Wiener Linienが提供している写真を見ると301号車、303号車が写っているので、番号による区分はないようです。

まぁ、今後も量産車が逐次、落成すると思うので、ウィーン市内で見かける機会も増えることでしょう。

○U2の工事が本格化
今まで地盤調査や水道管の移設工事など、関連工事中心だったU2の延伸部分工事ですが、いよいよ本格的な工事が始まりました。

写真はMatzleinsdorfer Platzの現場ですが、地下の構造物を作るための鉄筋が敷設される様子が映っています。また、地下では本格的な掘削も行われているようです。

201909180002既存の地下鉄の下を通るため、基本的にはシールド工法が採用されますが、駅部分などについては、このような開削工法で行われるのでしょう。

シールド工法の場合、シールドの発進基地周辺は大規模な現場(施設)が見られますが、工事区間は、あまり通常と変わりがありません。

まぁ、住民の皆さまは迷惑かもしれませんが、このような開削工法の現場を見ると「工事が本格化したな」と感じるのはFeriだけでしょうか。

Continue reading "Wiener Linienの話題から"

| | Comments (0)

September 17, 2019

Reumannplatzのリニューアルプロジェクト

201909160002台風15号による停電が、まだ続いている地域があります。Feriの実家がある市でも、まだ復旧していない地域もあり、心が痛みます。末端の送電線が切れているため、人海戦術に頼らざるをえず、時間がかかっているようです。正直、1週間以上も停電が続くとは考えてもみませんでした。

さて、今日は10区(Favoriten)にある「Reumannplatzのリニューアルプロジェクトの話題」をお届けしましょう。地下鉄U1のOberlaa延長まで、Reumannplatzは同地下鉄の終点だったため、公共交通期間乗り換えのハブとして重要な役割を果たしていました。

もちろん、現在でも多くの公共交通期間が集まっているハブには変わりありませんが、Oberlaa方面への路面電車路線が廃止されたため、お客さまの導線も随分変わったような気がします。

今年9月のダイヤ改正で、路面電車系統の整理が行われたことを受けて、Reumannplatzのリニューアルプロジェクトが始まり、先日、関係者が集まり起工式が行われました。

201909160003訪問したことのある方はご存じかと思いますが、Reumannplatzは10区の繁華街Favoritenstraße(歩行者ゾーン)の南端にあります。両側には様々な商業施設が建ち並び、いつも賑やかです。

地下鉄駅の直上にあるReumannplatzは地下鉄と路面電車、バスの乗り換え停留所として重要な役割を果たしています。今回、路面電車の系統変更、バス停留所の再編により、新しいスペースが生まれました。

このスペースを緑地として再開発しようというのが、今回のプロジェクトです。具体的には100本以上の木を植樹するほか、花壇なども整備されます。また、昨今、夏期の気温上昇を踏まえて、日差しを避ける施設や散水設備なども設けられることになりました。

Continue reading "Reumannplatzのリニューアルプロジェクト"

| | Comments (0)

September 16, 2019

Michael Häupl前市長が名誉市民に

201909150011今日は「前ウィーン市長Michael Häupl氏の話題」をお届けしましょう。

Michael Häupl氏は1994年から2018年までの24年間、ウィーン市長を務めました。その間、ウィーンの発展に大きく貢献し、ウィーン市は世界最高の「生活の質」を備えた国際都市に変貌を遂げたのは、皆さまもご存じのとおりです。

日本では、首長の多選に関しては、色々な意見があるようですが、24年間の在任期間中、ウィーンを大きく発展させた功績は大きいものがありました。

特に東西冷戦の終結に伴い、東側に近かったウィーンにも大きな変化が訪れました。なお、24年間という在任期間は、民主的な方法で選出された市長としては、最も長い任期です。

201909150010この度、この功績を讃え、Michael Häupl氏、70歳の誕生日に合わせて、名誉市民(Ehrenbürger der Stadt Wien)に推挙されました。

名誉市民の式典は9月13日にウィーン市庁舎で、現市長のMichael Ludwig氏をはじめとする関係者が参加して行われています。

名誉市民のモニュメントがウィーン市庁舎に掲げられ、当日は、除幕式も行われています。変化の激しい現在、今後、就任期間24年間という市長は誕生しないかもしれませんね。

考えてみると、Feriが初めてウィーンを訪れたのは1979年ですが、当時はLeopold Gratz氏が市長を務めていました。その後、1984年にHelmut Zilk氏が市長に就任し、1994年まで務めています。

Continue reading "Michael Häupl前市長が名誉市民に"

| | Comments (0)

September 15, 2019

謎のソーラーハウス

201909150002日本は16日が「敬老の日」なので、3連休となっている方が多いと思いますが、実家のある市でも、実はまだ停電が続いているエリアがあります。自分の周囲で停電が解消されると、問題は全て解決したような気がするのが「落とし穴」でしょう。

電気がらみに話題」が続いて申し訳ございません。何しろ48時間の停電で、電気の大切さを改めて実感したものですから‥

3.11でも大規模な停電が発生しましたが、あの時、話題になったのが、電力供給不足による「計画停電」。実際、鉄道も計画停電の影響で、運休になったこともありました。

201909150003個人宅でも、3.11以降、太陽光発電システム(自家発電システム)を導入した家庭も多かったようです。Feriの実家周辺でも、屋根に太陽光パネルを設置している住まいを数件、見かけます。

こういった家庭では、今回の大規模停電でも一定時間、自力で電力をまかなえるので、さぞ、助かったことと思います。

さて、ドイツほどではありませんが、オーストリアでも太陽光発電が盛んです。特に山間部では、屋根に太陽光パネルを搭載した大規模農家などを見かけることがあります。

今夏、Lungauで見かけたのが、写真の建物。まず、手前にソーラーパネルを一面に張り付けた巨大な構造物が立っていました。これは、完全に発電線用でしょうね。

Continue reading "謎のソーラーハウス"

| | Comments (0)

September 14, 2019

謎のピクトグラムシリーズ Health Center VIENNA AIRPORT

201909140004今日は「謎のピクトグラムシリーズ」を届けしましょう。今日、お目にかけるのは医療関係のピクトグラムです。

先日、ウィーン国際空港へ行った際、第3ターミナル前に巨大な広告塔が立っていますが、最近、模様替えしたようで「Health Center VIENNA AIRPORT」になっていました。

Feri好みの目新しいピクトグラムが満載です。左上はおなじみの聴診器、上から2列目の左から2番目は体重計でしょうか、上から3列目の左側はマッサージのようです。それ以外は、正直、何を意味しているのか、今ひとつよくわからないものも多数。

201909140003ただ、いずれも医療関係の表示であることは間違いありません。何となくイメージがつくものもありますが、左下などは、想像力に乏しいFeriは何だかわかりません。

ただ、このピクトグラムは、案内を目的としたものではなく、多彩な医療サービスを提供していることを図で示したものだと思います。

そのため、Feriのように「何だろう」と思って立ち止まってくれれば、広告効果があったことになりますね。

その後、この記事をまとめるために「GESUNDHEITSZENTRUM AM FLUGHAFEN」のホームページを確認したところ、このピクトグラムの「解説」が出ていました(笑)。

さて、正解は‥

201909140002上段左から、予防医学、アロマテラピー、審美歯科、眼科(検眼を含む)

2段目左から、皮膚科、栄養科(食事療法)、婦人科・産科、耳鼻咽喉科

3段目左から、医療マッサージ、薬局、内科、美容

下段左から、整形外科、理学療法科、外科・スポーツ外科、泌尿器科

このピクトグラム以外にも、理学療法科、航空医学科、麻酔科などが開設されているようです。かなり大規模な医療センターであることがわかりますね。近い将来、小児科、皮膚科が新設される予定です。

場所は、空港ターミナルビル内ではなく、ビジネスセンターの一角に設けられています。空港内の駐車場も無料で利用できます。

Continue reading "謎のピクトグラムシリーズ Health Center VIENNA AIRPORT"

| | Comments (0)

September 13, 2019

警察カレンダーに見るお国柄

201909120003日本での仕事(出稼ぎ)中、色々な事が次から次に起こるので、正直、戸惑っているFeriです。早く「ウィーンのホイリゲで黄昏時を満喫したい」と思う今日この頃です。

さて、今日は「カレンダーの話題」をお届けしましょう。日本でも、色々なカレンダーが発行・発売されていますが、「カレンダーの本場」は、こちらかもしれません。

書店には、カレンダー専門コーナーが設けられており、多種多様なカレンダーが販売されています。また、それとは別に公共機関が独自にカレンダーを発行するケースもあります。

201909120001今日、ご紹介するのは「警察カレンダー」です。日本の場合、警察などの公共機関は、独自にカレンダーを発行するケースは少なく、関連団体が発行していると思います。

こちらでは、警察関連イベント(警察の日)などで、現職の警察官が各種グッズを販売しており、その中にはカレンダーもあります。

先日、夏期休暇中に宿泊したホテルに「警察カレンダー」がかかっていました。一般的な月めくり式ですが、警察ヘリコプターの図柄でした。人が集まっているところを見ると、イベントで展示された時の写真でしょうか。

Feriが注目したのは、下半分。何と民間企業の広告が印刷されているではありませんか。恐らく、この広告料金がカレンダー制作の原資になっているのでしょう。

Continue reading "警察カレンダーに見るお国柄"

|

September 12, 2019

番外編 大規模停電を体験して思うこと‥

201909110010今日は、オーストリアに住む友人からも、心配して、色々と連絡を頂いたので「大規模停電を体験して思うこと」をまとめてみました。

丸2日間の停電が解消し、改めて電気の重要性を再認識したFeriです。ただ、Feriの実家がある県では、まだまだ停電が続いている地域があります。気温も上がっており、日本ではエアコンがない生活は考えられないので、自治体が開設した避難所を利用する方も多いかも知れません。

また、11日になって、地下水をくみ上げるポンプへの電力供給がストップし、貯水槽の水位が低下。その結果、断水が発生している地域があるという情報も入ってきました。

オーストリアでは、都市部は電線の地中化が進んでいるため、風による電線や電柱の破損による停電は少ないようですが、今回のように高圧送電線が倒れた場合は、やはりお手上げになると思います。

ところで、理由はわかりませんが、今回、奇妙な経験をしました。道路を挟んで、反対側は「通常どおり電気が通っている」ということです。また、同じ丁目でも、電力が供給されている住まいもありました。1軒については、太陽光発電を設置しているので、自家発電で電力を供給しているのだろうと思います。

1軒については、太陽光発電を設置しているので、自家発電で電力を供給しているのだろうと思います。ただ、それ以外については、今ひとつ理由がはっきりしません。恐らく、末端の送電線のルートが関係しているのかもしれません。

ここで、停電の復旧状況についてネットを使って情報収集をしていましたが、同じ「電源難民」の皆さまが集まってきていたので、停電復旧に関する情報交換。同じ被災者として連帯感が芽生えました。また、皆さん、充電中、静かに待っている姿が印象的でした。

201909110002ただ、次々と「電源難民」のお客さまが来店されるので、昼過ぎに移動。停電していないエリアで昼食をとってから、自宅へ戻り、状況を確認しました。

停電が発生した翌日、Feriは充電用の電源を探していましたが、携帯電話ショップへ行ったところ、さすがに充電用の電源が多数準備されており、無料Wi-Fiも使えて、エアコンも効いており、助かりました。ここで、半日ほど過ごして、各種連絡を済ませました。

その後、近くにある自治体開設の避難所(公民館)へ。ここも電源を無料で提供してくれていたので、助かりました。以外と、ここを利用している住民は少なかったのが、印象的です。

201909110013その理由は、この避難所近くで停電対象となっている住民が少ないためだろうと思います。実際、広範囲に停電になっているエリアの避難所では、多くの住民が集まっていることを、後に知りました。

確かに携帯電話の基地局も、ある程度はバッテリーなどで稼働できると思いますが、48時間を経過した当たりから機能停止するケースが多いようで、移動携帯電話基地局がある避難所は、非常に重要な施設になっているようです。

Feriの実家で電源が回復したのは11日早朝ですが、その後、気になって近くにある友人のコンビニエンスストアに出かけてみました。このコンビニは大規模停電の影響を受けなかったようですが、何と、向かいにある大手スーパーマーケットが停電で休業中だったのです。

Continue reading "番外編 大規模停電を体験して思うこと‥"

| | Comments (0)

September 11, 2019

ポルシェのプラグインハイブリッド車

201909100004電源難民のFeri。現在、冷房が効いており、電源を提供してくれる某所でブログを書いています。

という訳で、今日は電気に関連して「電気自動車の話題」です。温室効果ガス排出を抑えることにやたら気合いの入っているヨーロッパ諸国。ドイツやオーストリアは、その代表かも知れません。

ただ、最近はドイツの「暴走」が気になります。何でも北海の他国領海に風力発電施設を設置して、地元に大迷惑をかけているのに、知らん顔とか‥

それはさておき、先日、Bad Fiscau-Brunnでポルシェの電気自動車を見かけました。なぜ、デキ自動車とわかったかと言えば、ズバリ充電スタンドに駐車し、充電していたからです。

201909100003Feriは、乗り物全般に興味がありますが、自動車は弱いジャンル。正直、ポルシェの電気自動車は知りませんでした。

ちょっと調べたところ、9月4日にスポーツセダン「Taycan(タイカン)」というモデルを発表したそうです。「Taycan」は車高が低い4ドアモデルで、ベースモデル「Turbo」と、高性能モデル「Turbo S」の2バージョンが発売されるそうです。

が、Feriが見たのは8月中。そこで、この記事をまとめるにあたって、ちょっと調べたところ、電気自動車(EV)とは別にプラグインハイブリッド車(PHEV)を販売していることがわかりました。

201909100001_20190910121401写真で確認したところFeriが見たのは、「Panamera (パナメーラ)」というモデルのようです。「Panamera」の仕様は、以下のようになっています。

-バッテリー容量:14.1kWh

-システム最大出力:500kW

-システム最大トルク:850Nm

-モーター最大出力:100kW

-車両重量:2310kg

-駆動方法:四輪駆動

Continue reading "ポルシェのプラグインハイブリッド車"

| | Comments (0)

September 10, 2019

臨時更新 まさか、日本で長時間停電

9月8日、実は仕事で日の某所にいたのですが、台風15号が自宅周辺を直撃しそうだったため、出張を切り上げて、日本の自宅へ急きょ戻りました。

結果は自宅は台風15号の直撃を受けてしまいました。幸い建物や人的な被害はありませんでしたが、自宅周辺が停電‥愛用のノートパソコンはフル充電していましたが、9日朝から情報収集のためネットに接続していたため、2時間ほどでバッテリーがダウン。以降、情報収集手段はガラゲーだけ‥

ガスと水道は使えましたが、部屋の中が暗いため、当然、調理などは不可能。結局、表で食事を済ませることになりました。ただ、広いエリアが停電しているため、誰でも考えることは同じで、結構、混んでいて、電源の確保がままなりませんでした。

また、コンビニエンスストアなどでも、食料を求める人が多かったようで、品切れになっていました。

その後、復旧に見込みが立っていないことから、徒歩圏で行ける携帯電話ショップへ駆け込み、充電させてもらいました。ちょっとした距離なのですが、携帯電話ショップは停電になっていません。

しかし、電源の確保がままならないのはFeriだけではありません。携帯電話ショップはスマートフォンや携帯電話の充電をするお客さまで、大賑わい。ただ、待合コーナーの電源が充実しているのは、さすが日本の携帯電話ショップです。

当初、大規模停電だたので、幹線の送電線にトラブルがあったようです。ただ、その後、電力会社の情報を確認すると、エリアが飛んでいるため、それ以外に末端の送電線に被害ががあったようです

Continue reading "臨時更新 まさか、日本で長時間停電"

| | Comments (0)

September 09, 2019

INTERRAIL、シニアの利用者が増加

2019090800109月7日、8日に千葉県幕張の特設会場で行われた「レッドブル・エアレース 最終戦」。台風15号の影響が心配されましたが、何とか予定どおり実施されたようです。その結果を聞いてFeriもビックリ。

日本の室屋義秀選手が、何と敗者復活から勝ち上がり、優勝!! 年間総合優勝はマット・ホール選手になりましたが、室屋選手とのポイント差は、わずか1ポイント。会場では、盛り上がったことでしょうね。

201909080004さて、今日は「鉄道の話題」をお届けしましょう。Feriは、最初にヨーロッパへ行った際、ユーレイルパスを日本で購入し、このチケットを十二分に活用して移動を行いました。

何しろ国が変わってもチケットを新たに購入する必要がない上に、乗り降り自由ですから、途中での予定変更も自由自裁。本当に便利でした。
当時、ユーレイルパスは、ヨーロッパ以外の居住者しか購入ができませんでした。日本だけではありませんが、「外国人の特権」だった訳です。
Feriは、若造だったにも関わらず1等のパスを購入し、空いている1等車で移動を楽しんでいました(今、考えると、ちょっと恥ずかしいですが‥)。

201909080003その後、時代は変わり、EU拡大、国鉄民営化などを経て、現在ではインターレイルパスというヨーロッパ居住者が利用できるパスも発売されるようになりました。

インターレイルグローバルパス(Global Pass)、インターレイルワンカントリーパス(One Country Pass)、インターレイルプレミアムパス(Premium Pass)など数種類が発売されています。

ワンカントリーパスは、1国限定(オーストリアの場合「Interrail Österreich Pass」)ですが、グローバルパスは31ヵ国で期間中、無制限で列車を利用することができます。

ただし、高速列車や夜行列車では、有料の座席予約が別途必要な場合があります。もちろんオーストリアでも利用できます。

201909080001実際、通常のチケットを購入した場合の比較が出ていましたが、ウィーン-ロンドン間寝台車利用の場合、通常のチケットは522Euro、インターレイルパスは358Euroと、かなりお安くなります。

シニアの場合、現役バリバリのビジネスパーソンと異なり、時間に余裕があるので、値段が安ければ、のんびりした鉄道利用という選択肢も考えられます。

また、日本でも問題になっている高齢ドライバー問題。正直、自分で運転するのが、面倒と考えるシニアが一定の数、いるのは事実でしょう。

そして、恐らくインターレイルパスの利用を後押ししているのは、日本でも紹介された「Flygskam」(日本では「飛び恥」という変なネーミングらしいですが‥)という運動。

Continue reading "INTERRAIL、シニアの利用者が増加"

| | Comments (0)

September 08, 2019

Caféで見かけた「BIO-MATCH」

2019090700049月に入って、日本はまだまだ暑い日が続きますが、台風も襲来し、その被害も心配です。皆さまもご自愛ください。

オーストリアで、最近、最大のニュースと言えば「オーストリアのアルペンスキー界の英雄、Marcel Hirscher選手の現役引退発表」でしょう。

ご存じの方も多いと思いますが、Marcel Hirscher選手は2007年3月にワールドカップに初参戦して以来、12年間、アルペンスキー界で活躍してきました。

特に2011/12シーズン、2018/19シーズンまでの8シーズン、ワールドカップで連続総合優勝を果たしたオーストリアの英雄です。現在、30歳なので、まだ、現役を続けることができそうですが、「頂点にある時の引退」という路を選んだようです。

201909070003さて、今日はウインタースポーツとは関係ない「ドリンクの話題」をお届けしましょう。

ウィーンにある「お茶の専門店」では、日本の抹茶を販売しているところも多くなりました。また、実際の抹茶を提供しているお店もありますね。

先日、夏期休暇で訪れたBad Fiscau-Brunnで、友人とホイリゲでの一時を過ごした後、友人が乗る列車まで時間があったので、街中のCaféで一休みすることに‥

201909070001Feriは、定番のGROSSER BRAUNER(大きいカップで入れるミルク入りのブラックコーヒー)一択なのですが、シュパイゼカルテがテーブルに置いてあったので、GROSSER BRAUNERが出てくるまで、眺めてみました。

すると「BIOTEAQUE」というセクションが目に留まりました。こちらでもハーブティーなどは人気があるようです。

そして、その中に出ていたのが「JAPANISCHER BIO-MATCHA」というお飲み物。写真は掲載されていませんが、茶碗と茶筅のイラストが描かれており、茶碗には「茶」の感じも‥

実際に茶筅を使って入れてくれるのかどうかはわかりませんが、少なくとも本格的なお茶であることは間違いないでしょう。

お値段.4.5Euroでした。どのくらい需要があるのかは、残念ながらわかりませんが、ある種のブームになっているような気もします。

Continue reading "Caféで見かけた「BIO-MATCH」"

| | Comments (0)

September 07, 2019

変わったお店シリーズ159 街道沿いの電気店

201909060003今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。

地方へ出かけると、時々、面白いロケーションにお店や会社を見つけることがあります。

工場や倉庫、流通センターなど広い場所を必要とする施設の場合、街中よりも郊外の道路沿いに施設を設けるのが一般的ですが、比較的小規模なお店でも近隣に住宅がほとんど無い場所に開設されているケースもあります。

201909060002今日、ご紹介するのはザツルブルク州Lungauの準幹線道路96号線沿いで見かけた電気店です。屋号は「KARNER」。屋号に電撃マークをあしらっている店が、電気店らしいところでしょうか。

周囲に比較する建物がありませんが、結構、大きな建物です。こちらでは、定番家電となっている食洗機や冷蔵庫、洗濯機など大型家電も取り扱っているようで、下取りした製品が店の前に積まれていました。

201909060004店には行って調査をした訳ではありませんが、雰囲気としては、家電販売店というよりも、電気工事も行う販売店といった感じです。

向かって右側が店舗、左側が倉庫と車庫になっているようです。Lungauは、オーストリアでも非常に寒いところとして知られていますので、冬期間、車両は屋外で長時間駐車させるとトラブルが起こると思います。そのため、社用車用のガレージを確保しているのでしょう。

ところで、ガレージの左側には、結構、大きな建物が連なっていますが、これが電気店を経営しているご家族の住まいだろうと思います。

この規模だと、ペンションもできそうですが、看板は出ていませんでした。

Continue reading "変わったお店シリーズ159 街道沿いの電気店"

| | Comments (0)

September 06, 2019

AIRPOWER19 - Österreichs größte Airshow

201909050005日本では、今週末(9月7日、8日)、千葉県幕張でRedBull AirRaceの最終戦が行われます。今まで、世界各地を転戦していたRedBull AirRaceですが、観客動員が伸び悩んでいることなどから、2019シーズン途中で、打ち切りが決まったようです。

その最終戦が、CHIBAというのは、何とも皮肉なもの。

今日は「オーストリアでは珍しい航空ショーの話題」をお届けしましょう。

9月6日と7日、シュタイヤマルク州Zeltwegにあるオーストリア連邦軍Hinterstoisser基地で「AIRPOWER19」が開催されます。

201909050012この航空ショーは、オーストリア連邦軍がシュタイヤマルク州とRedBullと協同で開催するものです(開催費用を3者で分担負担)。費用がかかるため、毎年、開催することは困難で、前回は2016年開催でした。

ちなみに連邦軍は、軍人のリクルーティング(オーストリアは徴兵制を採用していますが、パイロットなどは職業軍人ですから)が目的で、シュタイヤマルク州はインバウンド需要を狙っています。

日本と異なり、ヨーロッパで開催される航空ショーは、自国の航空機だけでなく、海外からデモンストレーションチームや各種航空機が参加するのが常。今回は、約200機が参加する予定です。

通常、この手のイベントは日曜日が入るのが普通ですが、金曜と土曜の開催。これは、もしかしたら教会への配慮かもしれません。

201909050003

ミサが終わった午後からのフライトディスプレイならば良いのですが、今回は朝から夕方まで通しで行われます。何しろ、それなりに騒音が発生しますから‥

もちろん、全機がフライトディスプレイ(展示飛行)を披露する訳ではありませんが、フライトディスプレイは9時から始まり、4のセクションに分けて、18時まで行われます。

一般の方にも人気が高いデモンストレーションチームですが、今回は、空軍と民間の双方から、以下のチームが参加します。

-Frecce Tricolori(イタリア空軍)

-Patrouille Suisse(スイス空軍)

-Patrulla Águila(スペイン空軍)

201909050002-The Flying Bulls(民間)

-Luftstreitkräfte(オーストリ連邦軍)

-Breitling Jet Team(民間)

-Team Blanix(民間、グライダーのアクロバットチーム)

-Krila Oluje (Wings of Storm、民間、クロアチア)

-RED BULL Aerobatic Triple(民間)

-Czech Aerobatics Team(民間)

-Red Bull Skydive Team(民間、スカイダイビングチーム)

201909050001この中で、何と言っても一番人気は、ヨーロッパの三大チームの一つである「Frecce Tricolori」でしょうね。イタリア人らしい破天荒な展示を披露します。Feriも、その昔、イタリア国内で「Frecce Tricolori」のデモフライトを観たことがありましたが、イタリア人の熱狂ぶりには、参りました。

このほか軍用機では、Eurofighter Typhoon(オーストリア連邦軍)、Boeing F/A-18 HORNET(スイス空軍)、Saab 105OE(オーストリア連邦軍)、Northrop F-5(スイス空軍)、Lockheed Martin F-16(ギリシャ空軍)、Saab JAS-39 GRIPEN(ハンガリー空軍)、Aero L-39 Albatros(民間)、CASA C-101 Aviojet(スペイン空軍)などがフライトディプレイを行うことになっています。

201909050011オーストリア連邦軍では、AIRPOWER19の開催に合わせて、Eurofighter Typhoonにスペシャルマーキングを施しています。気合いが入っていますなぁ。

こちらでは、ビンテージ航空機を使ったヘリテイジフライトも盛ん。特にオーストリアでは、RedBullが、ビンテージ航空機を多数所有しているため、意外と多く、フライトを披露します。Douglas DC-6B、Lockheed P-38L LIGHTNING、Chance Vaught F4U-4 CORSAIR、Boeing PT-17 STEARMANなどなど‥

現役の軍用機も含めて、日本ではお目にかかることができない航空機が多数。

201909050013また、フライトディスプレイを披露しない地上展示にも、興味深い航空機がラインナップされています。例えば、TORNADO(ドイツ連邦軍)、Saab 105OE(オーストリア連邦軍)、Mig-29 FULCRUM(スロバキア空軍)、Lockheed Martin F-35A LightningⅡ(米軍だと思いますが‥)。

ステルス戦闘機F-35Aが、オーストリアで公開されるのは、初めてかもしれません。

この他、各種ヘリコプター(S-70 BLACK HAWK、Agusta Bell AB-212など、いずれもオーストリア連邦軍)や輸送機(AIRBUS A400M ATLAS)、早期警戒機(E-3A)、哨戒機(P-3C Orion、P-8 Poseidon)ビンテージ航空機(Antonov AN-2、Douglas DC-6B、Jakowlew YAK-11 MOOSEなど)も展示されることになっています。

地上展示機の中には、フライトディスプレイを行うものもありますが、地上展示だけという機種も‥

Continue reading "AIRPOWER19 - Österreichs größte Airshow"

| | Comments (0)

September 05, 2019

2020年、ウィーン国立歌劇場来日公演

201909040001愛好家の方はご存じかと思いますが、日本舞台芸術振興会(NBS)が2021年に「第10回オペラフェスティバル」としてミラノスカラ座(2020年9月)とウィーン国立歌劇場(2020年10月)を招聘するようですね。

ウィーン国立歌劇場は、このブログでは取り上げませんでしたが、2020年からドミニク・マイヤー総裁(2010年就任)に代わってボグダン・ロシチッチ氏(Bogdan Roščić、セルビア生まれのオーストリア育ち)が就任します。新総裁として、初の日本公演になる訳です。

演目は「ばらの騎士」と「コジ・ファン・トゥッテ」。キャストは、当たり前ですが、まだ発表されていませんが、指揮者は「ばらの騎士」が、2020年から音楽監督に就任するフィリップ・ジョルダン氏(Philippe Jordan)。「コジ・ファン・トゥッテ」は日本にファンが多いリッカルド・ムーティ氏。しかし、キャストもわからないでチケットの申し込みは勇気がいりますよね(以下、自粛‥)

「ばらの騎士」は、Feriも好きなオットー・シェンク氏の演出を継続上演するようです。

一方、「コジ・ファン・トゥッテ」については、2018年にナポリのテアトロ・サンカルロとの共同制作作品で、2020年5月、ウィーン国立歌劇場でPremiereが行われる新演出だそうです。

ウィーン国利歌劇場に関しては、総裁が替わることもあって運営方針も転換。2020/21シーズンには、若手歌手を要請するためのスタジオを開設するそうです。

Continue reading "2020年、ウィーン国立歌劇場来日公演"

| | Comments (0)

September 04, 2019

Savonlinna Festivalに出演したVolksoper

201909030001今日は「Volksoperの話題」をお届けしましょう。

夏休み中の7月30日から8月3日まで、VolksoperはフィンランドのSavonlinna Festivalに出演しましたが、その様子がVolksoperのホームページで紹介されています。

Feriは行ったことはありませんが、Savonlinna(サヴォンリンナ)は、ヘルシンキから250キロほど離れた南サヴォ県の都市で、フィンランド最大の湖、サイマー湖に面したリゾート地です。そのため、夏には多くの観光客が訪れます。

201909030006サヴォンリンナで、初めてオペラフェスティバルが開催されたのは1912年のこと。100年の歴史を誇ります。

ただ、その後、一時、休止となり、1967年に復活し、以来、毎年、開催されています。会場は、この街のランドマークになっているサイマー湖に浮かぶオラヴィ城。

実は、この城はドラゴンクエスト「竜王の城」のモデルになったと言われています。常設の劇場ではなく、仮設の劇場で、色々と制約もあるようですが、観客収容人数は2264名を誇ります。

201909030004しかし、チケットは60Euro~180Euroと、結構、よいお値段。そのため、観劇ができないお客さまのために、期間中、市内のCaféでトークショーなども開催されています。このトークショーには、Volksoperの歌手なども出演しています。

Volksoperは、2015年以来、招待されているようで、今回の演目は「Fledermaus」でした。

オラヴィ城の舞台ですが、横幅はVolksoperの約3倍と広いのですが、奈落が浅いため、日本公演などでおなじみの本劇場で使っている舞台装置は使うことができません。

201909030005そこで、Savonlinna Festival専用の舞台装置が考案され、それに合わせて演出も若干、変更されたようです。

公式写真を見る限り、メルビッシュのように屋外舞台で緞帳がない構造のため、場面転換は暗転で対応したような気がします。

また、リハーサルは、シーズン中の6月にウィーンで行われています。Volksoperからは、ソリストに加えて、合唱団(36名)、オーケストラ(55名)、ウィーン国立バレエ団(20名)、マネジャーや技術スタッフ(26名)が参加しました。

201909030002専用の楽屋がないため、テントづくりの仮設の楽屋が使用されています。また、悪天候の際には気温が低下し、公演は大変だったようです。

参加したVolksoperのアンサンブルは、公演の合間に、リゾート地サヴォンリンナを楽しんだようです。

なお、期間中、5回の公演が行われ、大盛況だったと伝えられています。北欧で真夏に「こうもり」。しかも、Volksoperのアンサンブルによる「野外での上演」というのは非常に興味がありますね。

Continue reading "Savonlinna Festivalに出演したVolksoper"

| | Comments (0)

September 03, 2019

番外編 日本航空A350-900型就航初便搭乗記

201909020010 なぜか「オーストリア航空の搭乗記」は、コンスタントにアクセスがある当ブログ。今日は番外編として9月1日に国内線に就航した日本航空の最新鋭機A350-900型の話題をお届けしましょう。

日本も9月に入ると夏休みも終わった心機一転という感じでしょうか。実はFeriも9月に新しい仕事が始まるため、日本へ戻りました。週明けに福岡への出張があり、前日、移動だったため、せっかくなので9月1日の日本航空A350-900型の初便(317便)に搭乗しました(出張なので、予約変更が可能な運賃を洗濯したため、予約がとれました)。その時の様子をご紹介しましょう。

201909020011日本航空は、今まで、アメリカ製の航空機を主に使ってきました。JASと一緒になった際、一時的にエアバスA300型を使っていた時期がありますが、機材統一のため、早々に引退。その後、大型機は再びアメリカ・ボーイング社に統一されました(地方路線用の小型機は除きます)。

2013年、日本航空は現在の主力大型機であるB777-200型、300型の後継機として、何とビックリエアバスA350-900型(18機)と1000型(13機)の導入を決定。

201909020009900型はB777-200型の代替えとして国内線に、1000型はB777-300ER型の代替えとして国際線に投入すると発表されました。

日本では、エアバスを比較的多く導入していたのは全日空だっただけに、皆さん、結構、驚きましたね。ちなみに全日空は、逆にボーイング社が開発中のB777型の最新モデルの導入を決定しています。今回、エアバスが日本に入り込むため、かなり有利な条件を提示したのでは‥というウワサもありましたが‥

初号機(JA01XA)は、今年6月にフランス・トゥールーズの工場から日本に到着し、訓練を続け、9月1日、羽田-福岡線に就航となりました。

今回、国内線に投入されたA350-900型ですが、座席数はファーストクラス12席(2-2-2配置)、クラスJ(2-4-2配置)94席、普通席(3-3-3配置)263席の合計369席。

201909020008当日、初便となったのは羽田発12時10分の317便です。羽田空港では搭乗ゲート付近で就航セレモニーが行われましたが、日本航空の仕切りが悪く、ゲート前は大混乱でした。

一般的に、この手のセレモニーではプレスエリアと一般エリアを完全に分離し、一般の方は後ろに下げるのが基本なのですがね‥制限エリア内なので、甘く見ていたのでしょうか‥

セレモニーが終了し、搭乗する際には、袋に入った記念品が全員に配布されました。

201909020007ちなみに記念品は、搭乗証明書、A350型のリーフレット、ステッカー、バゲージタグ(A350型にも使われている帝人のカーボン素材製とのこと)、モデルプレーン、絵はがきなど。一度、倒産した会社にしては太っ腹ですね。

機内に入ると、今までとは違った落ち着いたカラーリングが印象に残りました。日本をイメージした配色だそうです。Feriは、依然、フィンエアのA350-900型に搭乗したことがありますが、当然、カラーリングが異なるので、かなり印象が異なります。

201909020006 日本航空が導入したA350-900型は国内線用ですが、乗客用のサービスシステムが充実しています。まず、全クラス全席に電源コンセント(AC100V)と充電用USB端子、個人用モニターが設置されています。

従来から導入されていた機内インターネット接続「JAL Wi-Fiサービス」も無料で提供。しかも、従来は離陸してからしか使用できなかったのですが、今回は地上滑走が始まった段階から使えるようになりました。が、当日は不調で、接続ができなかったようです(Feriは試していません)。

個人用モニターでは、映画、ビデオ、ニュース、ルートマップ、機外映像などを楽しむことができます。また、どういう仕組みなのかはわかりませんが、映画などは、次回、搭乗時に途中から楽しむことができるようになっているようです。

201909020002最近は、スマートフォンやタブレットの普及で、機内で自分が持ち込んだ端末で、自分好みの映像や音楽を楽しむ人が増えているので、果たして、このサービスが、どの程度、お客さまに受け入れられるかは、ちょっと疑問です。

ただ、電源は助かりますね。特にコンセンは大歓迎。最近、電源はUSBだけというところが増えていますので‥

なお、最前列席も壁にモニターが取り付けられているため離陸前から映像を楽しむことができるようになりました。

そして、搭乗するとモニターに座席番号が表示されていました。これならば座り間違いは少ないですね。なお、今回はクラスJに搭乗したので、写真はその座席とキャビンです。

Continue reading "番外編 日本航空A350-900型就航初便搭乗記"

| | Comments (0)

September 02, 2019

「あおり運転」に思う

2019090001まず、8月のご報告から。8月は22日だけページビュー1300越えを記録しました。ちなみに当日のエントリーは「日本人もビックリ 肉屋さんの自動販売機」でした。

ただ、個別のエントリーのページビューランキングでは、「オーストリア航空のプレミアムエコノミークラス搭乗記」がトップでした。この記事、何故か根強い人気があるのですよね。ありがたいことです。

さて、今日は昨今、日本で色々と問題になっている「あおり運転の話題」です。日本では、あおり運転が暴行事件に発展するなど、大きな社会問題に発展しているようですね。

あおり運転ですが、煽っているドライバーの中には、「煽っている」という実感が乏しいという問題があるかもしれません。また、受けとめ方なので、「煽られた」と感じるドライバーも多いのかもしれません。このあたりが問題を複雑化させている要因かもしれません。

201908090006では、オーストリアでは、どうでしょうか。今夏、WienからLungauまでドライブを楽しんだ経験を踏まえて、ご紹介したいと思います。

まず、複数のレーンを持っているアウトバーンのケースです。オーストリアのアウトバーンは原則として制限速度130km/hです(ただし、地区によって、それより低く設定されています)。こちらは右側通行ですから、2車線の場合、右側が走行車線、左側が追越車線です。

まず、追越車線を走り続ける車は、ほとんど見かけません。走行車線を走り、前の車との車間距離が短くなると、追越車線を使って追い越し、その後は速やかに走行車線に戻ります。

2019090005また、走行車線に大型車などが連なっている場合は、ある程度、追い抜き車線を走行する場合もありますが、後ろから速度の速い車が接近してきた場合は、速やかに走行車線に車線を変更します。

最高速度を超える速度で追越車線を走っている場合でも、後ろから更に早い車が来た場合は、直ちに走行車線に車線変更します。

最高速度で走っているのだから‥という理由で追越車線を走る続ける車は、見かけません。そのため、いわゆる「あおり運転」は発生しません。

201909010007

なお、大型車同士でも、追越車線を使って追い越しをかける場合があります。このほか、インターチェンジやレストステーションで合流する車を見かけた場合、速やかに追越車線に車線を変更し、合流する車がスムーズに走行車線に入れるようにするのが一般的です。右の写真はFeriがレストステーションから本線に合流する場面のキャプチャーですが、後続の車が車線を変更してくれたのがわかります。

Feriは長大トンネルの中では速度を抑え気味にしていますが、ご覧のように追越車線を使って抜いていく車が多数。

Wien近郊のアウトバーンでは、3車線、4車線というケースもあります。その場合も右側が速度の低い車が走るのが基本です。

201909010006次に一般道ですが、こちらは片側1車線が一般的です。一般国道の制限速度は原則100km/hです。道路によっては、それより低い80km/h制限のところもあります。

地方の道路で80km/hで走っていると、地元の車が制限速度を超えるスピードで接近してくることがあります。

彼らはスピード違反の取り締まりエリアを知っているようで、そのポイント以外では、100km/hを越える速度で走っています。

Continue reading "「あおり運転」に思う"

| | Comments (0)

September 01, 2019

消防隊緊急出動

2019083100019月に入り、音楽界も2019/20シーズンが開幕しました。ただ、当ブログでは諸般の事情から、「音楽の話題」は、しばらくお届けできないかもしれません。

という訳で、9月最初の話題は「消防隊の話題」です。日本では、9月1日は「防災の日」ということで、各地で地震などの災害を想定した防災訓練が行われると思います。

ちなみに「防災の日」の趣旨ですが、「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」となっています。

今年も8月下旬、北九州地区で集中豪雨があり、大きな被害が発生していますので、日頃から、各機関の連携を高める訓練は大切だと思います。

さて、先日、所用があってウィーン国際空港へ出かけました。ちょっと早く着いてしまったので、表に出るとビジネスセンターのとあるビルディングの前が騒々しい感じ‥

写真のようにはしご車や消防車、救急車などが集まり、警察官が周辺道路の交通規制を行っており、大事故が発生したような雰囲気です。

201908310003はしご車のはしごは、ビルディングの上部にある清掃用ゴンドラ付近まで伸びており、ゴンドラが動かなくなったための、救出活動にも見えました。

ただ、ビルディングからは煙や炎が出るなど、火災などの形跡は全くありません。また、物々しい割には、現場にピリピリした雰囲気はありません。

Feriも到着ロビー待ち合わせがあったので、長時間、現場を見ることはできませんでしたが、どうやら消防隊の訓練だったようです。

ところで、その時は気づかなかったのですが、記事を掲載するため、写真をチェックしていたところ、出動していた車両は、FlughafenWien、つまり空港消防署の部隊だったようです。

空港消防署は、通常、空港に離発着する航空機に非常事態が発生した場合に出動するのが基本なので、配備されている車両はオーストリアが誇るRosenbauer製の化学消防車や破砕消防車が主体です。

Continue reading "消防隊緊急出動"

| | Comments (0)

« August 2019 | Main | October 2019 »