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September 12, 2019

番外編 大規模停電を体験して思うこと‥

201909110010今日は、オーストリアに住む友人からも、心配して、色々と連絡を頂いたので「大規模停電を体験して思うこと」をまとめてみました。

丸2日間の停電が解消し、改めて電気の重要性を再認識したFeriです。ただ、Feriの実家がある県では、まだまだ停電が続いている地域があります。気温も上がっており、日本ではエアコンがない生活は考えられないので、自治体が開設した避難所を利用する方も多いかも知れません。

また、11日になって、地下水をくみ上げるポンプへの電力供給がストップし、貯水槽の水位が低下。その結果、断水が発生している地域があるという情報も入ってきました。

オーストリアでは、都市部は電線の地中化が進んでいるため、風による電線や電柱の破損による停電は少ないようですが、今回のように高圧送電線が倒れた場合は、やはりお手上げになると思います。

ところで、理由はわかりませんが、今回、奇妙な経験をしました。道路を挟んで、反対側は「通常どおり電気が通っている」ということです。また、同じ丁目でも、電力が供給されている住まいもありました。1軒については、太陽光発電を設置しているので、自家発電で電力を供給しているのだろうと思います。

1軒については、太陽光発電を設置しているので、自家発電で電力を供給しているのだろうと思います。ただ、それ以外については、今ひとつ理由がはっきりしません。恐らく、末端の送電線のルートが関係しているのかもしれません。

ここで、停電の復旧状況についてネットを使って情報収集をしていましたが、同じ「電源難民」の皆さまが集まってきていたので、停電復旧に関する情報交換。同じ被災者として連帯感が芽生えました。また、皆さん、充電中、静かに待っている姿が印象的でした。

201909110002ただ、次々と「電源難民」のお客さまが来店されるので、昼過ぎに移動。停電していないエリアで昼食をとってから、自宅へ戻り、状況を確認しました。

停電が発生した翌日、Feriは充電用の電源を探していましたが、携帯電話ショップへ行ったところ、さすがに充電用の電源が多数準備されており、無料Wi-Fiも使えて、エアコンも効いており、助かりました。ここで、半日ほど過ごして、各種連絡を済ませました。

その後、近くにある自治体開設の避難所(公民館)へ。ここも電源を無料で提供してくれていたので、助かりました。以外と、ここを利用している住民は少なかったのが、印象的です。

201909110013その理由は、この避難所近くで停電対象となっている住民が少ないためだろうと思います。実際、広範囲に停電になっているエリアの避難所では、多くの住民が集まっていることを、後に知りました。

確かに携帯電話の基地局も、ある程度はバッテリーなどで稼働できると思いますが、48時間を経過した当たりから機能停止するケースが多いようで、移動携帯電話基地局がある避難所は、非常に重要な施設になっているようです。

Feriの実家で電源が回復したのは11日早朝ですが、その後、気になって近くにある友人のコンビニエンスストアに出かけてみました。このコンビニは大規模停電の影響を受けなかったようですが、何と、向かいにある大手スーパーマーケットが停電で休業中だったのです。

201909110012その結果、友人のコンビニエンスストアに、お客さまが集中。麺類や冷蔵の総菜、冷凍食品は在庫ゼロでした。ただ、友人の話によると、麺類については、製造工場が停電で納品されなかったそうです。

おにぎりやお弁当など常温の商品については、昨晩、ほぼ通常どおり入荷したと言うことで、揃っていましたが、7時くらいから停電エリアのお客さまが来店し、品切れ状態になっていました。最も需要が多かったのは「氷のブロック」。

冷蔵庫が使えないため、クーラーバックで保冷するためにお買い求めになっているようです。ジャストインタイムの納品がプラスにもマイナスにもなることを実感しました。この事態を踏まえて、冷凍関連商品は、通常の数倍、オーダーしたと言っていました。

電力が回復してテレビを2日ぶりにつけると、大規模停電という「事の重大さ」に気づいたのか、盛んに該当地域の避難施設や給水施設を紹介していました。

201909110011その情報を見て、家族と思わず、笑ってしまいました。というのは、情報が最も必要な停電になっている地域住民には、この情報は届かない‥ということです。

まぁ、「遠隔地に住む親戚や友人が、この情報を携帯電話などで伝えて下さい」という趣旨なのかもしれませんが、現実問題、携帯電話の電池が切れて困っている訳ですから、事実増、お手上げ。

そのように考えると、停電時の情報提供方法を改めて考える必要がありそうです。今回、Feriの場合は、徒歩圏内に停電していないエリアがあったから助かりましたが、停電が広範囲に及び、いわゆる「ブラックアウト状態」になった時のことを考えると、背筋が寒くなります。

この他、電力会社の作業員の皆さまは、応援で駆けつけた方も含めて、恐らく不眠不休で作業に当たっていると思います。本来業務とは言え、この猛暑の中、本当に頭が下がります。

201909110002しかし、残念だったのは、電力会社からの情報提供です。現在の停電エリアは、インターネット経由で比較的簡単に検索ができましたが、停電エリアに住んでいる住民が一番知りたい「復旧見込み」に関する情報がなかなか見つかりません。

これは、見通しが立たないことも要因だろうとは思いますが、電力会社のホームページを丹念にチェックするとプレスリリースの中に、復旧の進捗状況を紹介したページが存在することを知りました(しかもPDFファイルなので、ダウンロードしないと読めません)。

これを見ると、少なくとも当日、復旧が可能かどうか、ある程度、判断ができました。この情報が、もう少しわかりやすい場所にあれば‥と考えたFeriでした。

実際には、自宅が被害を受けて、避難所生活を余儀なくされる方もいらっしゃる訳で、それを考えると「停電」で大騒ぎするのは変かもしれませんが、48時間の停電を通じて、色々なことを経験できたFeriでした。

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