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October 23, 2019

Wiener Linienが軌道の緑化を推進中

2019102301 昨日、日本では「即位礼正殿の儀」が行われました。世界の国と地域、国際機関、190以上から代表が参列したという報道に接しましたが、テレビ中継で紹介した国もあるようです。

ところで、皆さまはオーストリアからは、どなたが参加されたか、ご存じでしょうか。 日本では映像が流れなかったかもしれませんが、ファン・デア・ベレン(Alexander Van der Bellen)大統領夫妻がご参加されています。

大統領ご夫妻は19日から滞在されていたようで、横浜や東京の修好150周年関連展覧会などもご訪問されています。という訳で、大統領府のホームページから、日本での様子をご紹介しましょう。下の写真は「饗宴の儀」のものだと思いますが、良いタイトルが付いています。

大統領府のホームページには、安倍首相の万歳三唱をはじめ、「即位礼正殿の儀」の写真も豊富に掲載されており、日本に対して配慮してくれていることがよくわかります。

なお、10月26日は「ナショナルデー」なので、早々にオーストリアにご帰国になることでしょう。

20191022001さて、今日は「Wiener Linienの温暖化防止の取り組み」についてお届けしましょう。

ご存じの方も多いと思いますが、ウィーンの路面電車は一般の道路を走っているルートに加えて、専用軌道を走っているルートがあります。
一般の道路の場合は、路面電車優先であっても自動車が走るため、コンクリートで舗装(もしくはコンクリートプレートを埋め込む)されています。

専用軌道については、今までは通常の鉄道のような構造になっているところが多かったのですが、温暖化防止の一環として軌道内の緑化(Grüngleis)を進めています。

20191022002今回、O系統がPratersternからNordbahnhofviertelまで延長(4停留所)されますが、この区間の専用軌道150メートルについては軌道緑化をすることが発表されました。建設開始は2020年春に始まり、同年12月に営業を開始する予定です。

なお、軌道を緑化した場合、通常の構造に比べて150000Euroほどコストが高くなりますが、今回は2区とWiener Linienが負担することになっています。

20191022003軌道の緑化ですが、夏季の都市景観改善と温暖化防止以外に多くのメリットがあると言われています。その一つが、軌道内の植物が埃を吸収し、空気中の汚染を少なくすること。

さらに、大雨の際、貯水機能があるため、排水路の負担を軽減することができると言われています。

D系統にご利用になった方はご存じかも知れませんが、現在、Marianne-Pollack-Gasse-Eva-Zichler-Gasse間の専用軌道も緑化されています。

Wiener Linienでは、現在、62系統、18系統、25系統、26系統の一部区間で、軌道が緑化されています。

20191022004余談になりますが、軌道緑化に積極的なのはドイツ。ドレスデンなどでは、専用軌道区間が多いこともあり、ほとんどの軌道が緑化されています。

写真はドレスデン中央駅前ですが、このような場所でも軌道が緑化されています。

ウィーンの場合、道路が狭いこともあり、専用軌道が少なく、やむを得ない面もあると思います。ただ、まだまだ専用軌道区間でも在来構造のところも多く、今後も軌道の緑化が進められると思います。

今後の取り組みに期待しましょう。

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