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November 14, 2019

2020年のウィーンは「ベートーヴェン・イヤー」

201911120002今日は、気が早いですが「2020年の話題」です。日本では2020と言えば「東京オリンピック・パラリンピック」で決まりだと思います。
マラソンと競歩の札幌開催など、まだまだドタバタが続きそうで心配ですが‥

さて、毎年、色々なネタを集めてきて記念行事を開催することが多いウィーン。良く言えば「歴史のある街で、人々に注目してもらえるネタが多い」と言えるでしょう。

ちなにに2018年は「100 Jahre Gründung der Republik(共和国創立100周年)」、2019年は「100 Jahre Rotes Wien(ウィーン市の社会民主主義100年)」でした。

このほどウィーン市は、2020年を「Start für Beethoven 2020」にすることを発表しました。

ご存じのようにルートヴィヒ・ベートヴェンはドイツ・ボンの出身ですが、ウィーンでの生活も長く、関連する史跡も数多く残っています。2020年はベートヴェンの生誕250周年に当たることから、偉大な音楽家を記念する年にしたようです。市長は“「音楽の都ウィーン」はベートーヴェン抜きには考えられない”と述べています。まぁ、確かに当たっている面もありますが‥

201911130001今回、「Beethoven2020」では、各施設や団体が独自に企画を実施することに主眼を置き、ウィーン市としては、モーツァルト・イヤーのように総監督を設置しない方針です。どうも、これはウィーン市自身が予算を削減するため、総合プロデュースを断念したようです。

市が主催する(資金を提供する)行事は、2019年12月16日のオープニングパーティと1年後のクロージングパーティ(2020年12月16日)のみ。それ以外は、各施設や団体が、「Beethoven2020」の趣旨に沿って独自に主催することになります。

現在、300近いイベントが企画されており、ウィーン市では、今後、各イベントはウィーン市から発信される予定です。ベートーヴェンの場合、音楽的な功績に加えて、政治的な影響力もあったため、イベントは、その両方からアプローチするようです。現在、公表されているイベントも色々ありますが、ごく一部をご紹介しましょう。

201911120001-国立図書館特別展(オリジナルの楽譜と手紙)、2019年12月19日~

-国立歌劇場「フィデリオ」(オリジナルバージョン)上演、2020年2月

-国利歌劇場「フィデリオ」(最終バージョン)上演、2020年5月

-美術史美術館特別展、2020年3月~9月に予定

-ハウス・ディア・ムジーク特別展

-ウィーン交響楽団特別演奏会(1月1日に第九を上演)

また、楽友協会は、2020年、現在の建物ができて150周年を迎えます。そのため、6月までにベートーヴェンの作品80曲が演奏されるそうです。そう言えば、楽友協会には、いわく付きの「エロイカの直筆楽譜」も保存されていますね。

なお、ウワサの段階ですが、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでもベートーヴェンの作品が登場する可能性もあるとか‥

当たり前ですが、出身地のドイツでも盛大に行事が行われるようです。ベートーヴェンは、日本のファンも多いですから、ウィーンにお越しになる方が増えるかも知れませんね。

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