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November 16, 2019

拡張現実を活用した車両メンテナンスをテスト中

20191115002今日は「Wiener Linienの車両メンテナンスに対する新しい取り組み」をご紹介しましょう。

鉄道では安全運行のため、定期的な車両のメンテナンスが不可欠です。各種の検査により、事前に不具合を発見することで運転中の事故を防止することができるのは、万国共通です。

現在、Wiener Linienでは、車両メンテナンスを効率的に行うため、拡張現実(Augmented Reality、オーグメンテッド・リアリティ、AR)を活用したシステムのテストを行っています。

拡張現実とは、人が知覚する現実環境をコンピューターにより拡張する技術です。身近なところでは、ビデオゲームなどに導入されており、専用のゴーグルを付けてプレイすることで、よりリアルな体験ができます。

Feriは、ゲームはやりませんが、通常、ゲームで使用する拡張現実は、ゴーグルを付けることで、プレイヤーが「ゲームの世界」に入り込んでプレイができるようなスタイルが多いと思います。

20191115003今回、Wiener Linienが開発したシステムは、それとは異なり、最近の飛行機で導入されているヘッドアップディスプレイ(飛行情報などが、操縦室前面の窓に重ねて表示されるシステム)に近いもので、メンテナンスに必要な情報が、実際の視界に重なって表示されるものです。

車両のメンテナンスは、各種マニュアルや作業指示書に沿って行う必要があります。従来は、マニュアル類を横に置いて、作業員は、それを確認しながら作業を進めていました。

今回、Wiener Linienが開発したシステムでは、専用のゴーグルに作業手順をはじめとする必要情報がコンピューターから表示されるため、作業員は、ゴーグルに映し出される情報を見ながら作業を進めることができます。3Dモードでは、ネジの締め付けトルクなどが仮想的に表示されるようになっています。

20191115001このシステム、最大のメリットは作業員が両手を自由に使える上に、作業に必要な情報がリアルタイムにゴーグルに伝達されるため、作業時間が短縮できる点です。

まだ、試作段階ですが、今後、Wiener Linienでは現場でのテストを踏まえてシステムをブラッシュアップしていく予定です。

Wiener Linienでは、2つのプロトタイプを導入しているようで、将来的には車両メンテナンスのみならず、各種のトレーニングや安全教育、マーケティングなどにも応用が期待されています。

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