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November 21, 2019

2019/20シーズン「Die Csárdásfürstin」

20191120003しばらく「オペレッタの話題」からご無沙汰していましたが、今日は2019/20シーズン「Die Csárdásfürstin」の模様をお届けしましょう。

2018/19シーズンではORFでのテレビ放映を行うなど、劇場側としても気合いの入っていた「Die Csárdásfürstin」。今シーズンも、当然、継続上演です。

当日の指揮はAlfred Eschwéさん。出演者は、以下のとおりです。
-Leopold Maria, Fürst von und zu Lippert-Weylersheim:Robert Meyerさん
-Anhilte, seine Frau:Sigrid Hauserさん
-Edwin Ronald, beider Sohn:Szabolcs Bricknerさん
-Anastasia Komtesse Eggenberg:Juliette Khalilさん
-Eugen Baron Rohnsdorff:Christian Grafさん
-Boni Graf Káncsiánu:Jakb Semotanさん
-Ferenc Ritter Kerekes, genannt Feri Bácsi:Axel Herrigさん
-Sylva Varescu:Ursula Pfitzneさん
-Sándor von Kiss:Nicolaus Haggさん

20191120002当初、BoniにはMichael Havlicekさんが予定されていましたが、当日になって交代です。

SylvaのUrsula PfitzneさんとEdwinのSzabolcs Bricknerさんは2018/19シーズンのPremiere組ではなく、2016年の来日公演を前にした2015/16シーズン(旧演出)で起用されています。

また、FeriがBoris EderさんからAxel Herrigさんになりました。Axel Herrigさんは、2016年の来日公演でもFeriを演じています。

20191120001演出については、Premiereと同じで、変更はありません。オーケストラの演奏は申し分ありませんでしたが、ちょっと気になったのは、歌手の歌と演奏が合っていない部分があったこと‥ 

お客さまの反応が意外と良かったのが印象的でした。とくにRobert MeyerさんとSigrid Hauserさんの掛け合いは受けていましたね。

一年ぶりですが、正直、この演出は好きになれません。1幕と2幕は、ギリギリ許容範囲ですが、やはり大団円を迎える3幕がねぇ‥戦時色を前面に出しすぎている点も気になりますが、微妙な「恋の駆け引き」が消えてしまい、ストレートな表現になっていることが、Feriとしては不満です。

20191120004今の時代、このような直接的な表現の方が喜ばれるのかもしれませんが、「ウィーンらしい粋さ」が影を潜めてしまったのが残念です。

やはり、オリジナルのように3幕は、ウィーンのグランドホテルで、SylvaとBoniが偶然、Feriと出会い、落ち込んでいるSylvaを勇気づけるという展開が好きなのですがね‥

また、Leopold MariaにFeriが、さりげなくAnhilteが元歌手だったことを伝える場面、FeriとAnhilte再開の場面も好きだったのですが‥

ところで、オルフェウムが「場末の劇場」というイメージが強くなっており、なぜ、「場末の劇場」に出演している歌手がアメリカ・ニューヨークで公演できるのか‥この疑問が頭から離れませんね。

なお、演出家の意図は、もちろん承知しており、評価している方もいらっしゃると思います。まぁ、個人的な好みという観点で、しっくりこないというだけです。

比べてはいけないことは、重々承知しているのですが、2012年4月のSándor Némethさんの記念公演が頭から離れないFeri。

とは言っても、素晴らしい演奏に魅了された一夜でした。

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Comments

今回演出のチャールダーシュ、YouTubeで全幕拝見しましたがとても酷いと思いました。まるで幽霊が演じているかのょうなテイスト。私はこの演出が続く限りウィーンに行ったとしてもVolksoperには立ち寄らないと思います。

Posted by: Britchov | November 29, 2019 21:46

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