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November 05, 2019

現地レポート Reumannplatzの今

20191104005今日は路面電車軌道敷きを公園に改装中の「Reumannplatzの今」をお伝えしましょう。

2017年9月、U1のOberlaa延長開業に伴って路面電車路線の再編成が行われました。その関係で、U1駅直上にあった路面電車のターミナル(67系統が利用)は廃止されました。

FeriはU1のOberlaa延長開業に立ち会ったので、ここに開業記念のオールドタイマーが走っていたのを、今でも鮮明に覚えています。せっかくなので、2017年9月のU1延長開業時の「Reumannplatzの様子」もご紹介しましょう。

行き先も人が多いOberlaaである上に、地下鉄との乗り換え駅だったので、多くのお客さまで賑わっていましたが、今は、写真をご覧になるとわかるように、工事用の重機が動いているだけで、閑散としています。

20191104007地図をご覧になるとわかるように、公園そのものは扇形で、向かって右側にはAmalienbadという市民プール(Hallenbad der Stadt Wien)があります。そして、従来は公園の中央を路面電車の路線が走っていた関係で、公園は分断されていたことがわかります。

それから2年の歳月が経過しました。日本だったら、速攻で、何らかの工事が始まりそうですが、恐らくマスタープランの検討と地元との合意形成に時間を要したのだと思います。

20191104006最終的な結論は、このブログでも、以前、お伝えしたように路線の廃止に伴い、軌道跡を道路に転用するのではなく、公園を拡張することになったものです。

左右の公園を一体化することで、緑、豊かな公園として再生しようというものです。都市部の温暖化防止が叫ばれている今日、道路への転用などは、もってのほか‥ということでしょうか。

20191104002Amalienbadですが、Feriは利用したことはありませんが、ウィーン市の資料を見ると大規模な屋内型プールで、メインプールには飛び込み台も設置されています。

また、サウナも併設されているため、色々な楽しみ方ができそうです。屋内型なので、ウィンターシーズンでもスイミングを楽しむことができます。

FeriがReumannplatzを訪問した時は、旧路面電車の軌道敷きを掘り返しているところでした。

20191104003写真を見るとわかるように、停留所のプラットホームは、既に完全に取り除かれているところもあります。

レールは撤去済みのようですが、こちらの路面電車は軌道がしっかりしているため、ある程度、掘り返してから整地をすることになるようです。事前に公表されている工程とほぼ一致しているところから、工事は順調に進んでいるようです。

また、従来、路面電車のターミナルとして商店なども併設されていましたが、今回の公園拡張工事にあわせて、廃止(恐らく別の場所に移転だと思います)されるようです。

20191104004まだ、撤去工事の途中なので、その全容はわかりませんが(そもそも公園の最終デザインが完成するのは2020年に入ってからですので‥)、2020年の夏には「緑豊かな公園」に生まれ変わることは間違いないでしょう。

そして、ここにOberlaaへ行く路面電車が発着していたことは、皆さんの記憶に残るだけになることでしょう。

20191104001余談になりますが、日本の友人から、JR広島駅の駅ビル改築工事に伴い広島電鉄の路面電車が駅ビル2階に入ることが決まったというニュースを教えてもらいました。3階が新幹線、1階(グランドフロア)が在来線ですから、その間のコンコースに別事業体の路面電車が乗り入れる訳です。これで乗り換えの利便性が格段に向上しますね。

そう言えば、富山でもJR駅に富山ライトレール路線を延伸し、JR駅を横断する形で地鉄市内軌道線と接続させるプロジェクトが進められています。日本もやっと路面電車の積極活用策が出てきたのは、ある意味、時代の変化と言えるかもしれません。

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