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December 10, 2019

Volksoperncaféの思い出

20191209005今日は「11月に閉店したVolksoper前のcaféにまつわる思い出話」です。

記事を掲載してから、パソコンに保存してある写真をチェックしたところ、Volksoperncaféの見落としていた懐かしい写真が出てきました。

「記憶ではなく、記録」と言われるように、ちゃんと整理しておかないと短時間で、必要な写真や資料を探すことができないという典型です‥

先日の記事では、Volksoperのイラストが描かれたシュパイゼカルテをご覧頂きましたが、その後、店内の写真をあしらったものに変わりました。

20191209007写真は、今から12年前の2007年に撮影したものですが、10月の休店日が印刷されています。ということは、毎月、シュパイゼカルテを印刷していたのでしょうかね。

営業時間も最近とは異なり、月曜日から土曜日までは16時~午前1時、日曜日は15時~24時となっており、日中の営業は行っていませんでした。営業時間を見ると、完全にVolksoperのソアレに的を当てて営業していることがわかります。

20191209008そして、写真の下には1958の文字が‥どうやら1958年に営業を開始したようです。庶民的なcaféとして、劇場と共に歴史を刻んできたのですね。

Feriは、当時、基本的に観劇の後、クールダウンを兼ねて、ここで軽食をとってから、ホテルへ戻るのが決まった行動パターンでした。だから従業員さんに覚えられた訳ですが(笑)。

20191209009Feriが好んでオーダーしていたのはSchinkenkäsetoast。今、シュパイゼカルテを見ると「Kleine Kaffeehausspeisen」というカテゴリーに入っていました。

ちなみに、このカテゴリーにはFrankfurterやGulaschsuppeなども入っており、充実した「軽食」が特徴。やはり場所柄、本格的なお食事よりも軽食をとるお客さまが多いことから、こういった編成になったのでしょう。しかし、カテゴリーの名前が洒落ていますね。

20191209001ダウンライトが印象的なカウンター席。こちら仕様のカウンターなので、カウンターも高めで、足の短いFeriなどは、椅子に座ると不安定でした。

そのため、基本的にテーブル席を使っていましたが、開演前の混雑時には、やむを得ず、カウンター席を利用したこともあります。ちなみに、カウンターの奥に写っている男性が当時のオーナーさんだと思います。

20191209004ところで通常、シャニガルテンには歩道上でもビーチパラソルや天幕が設置されているケースが多いのですが、トップの写真をご覧になるとわかるように、この店は単純に椅子とテーブルを置いただけでした。

なお、後年になってビーチパラソルを設置していた時期はありました。

もう一つ、全回の記事では、“Feriが利用するようになった頃には「Kegelbahn」は既に営業中止になっていた”と書きましたが、その後、同店の窓に「Kegelbahn Frei」と書かれた看板が掲げられている写真が出てきました。

20191209010撮影したのは2004年5月。手で窓に掛ける看板(鹿も2枚)なので、営業していたのは間違いありません。

ということは、少なくともFeriが通い始めた頃には、まだ営業をしていたことになります。

オーストリアでは、一時期、ボーリングに似たゲーム「Kegelbahn」が大変な人気を集めたようで、地方の街でも競技場が開設されていたようです。ちなみにFeriが夏に訪れるLungauになるTamswegのホテル地下にも、かつてKegelbahnの競技場があったようです。

20191209006もちろん、現在でも熱心な愛好家は多く、競技団体も存在しています。ただ、一時期のような勢いはなくなっているようです。何やら日本のボーリングブームを思い起こさせますね。

そして、Volksoperncaféには、劇場関係者が訪れていたという話題をご紹介しましたが、カウンターに座ってご歓談中の方々は、皆さまもご存じのVolksoper関係者。あえてお名前は伏せますが、詳しい方なら後ろ姿の写真をご覧になっただけで、人物を特定できそうな気がします。

20191209011Feriが利用するようになった当初、フロアー係の従業員さん2名は、中年の女性でした(右写真の手前の女性が、従業員さんのお一人です)。

庶民的なcaféですが、白いユニフォームに黒いスカート、白いエプロンというcaféstyleで接客をしていました。ただ、場所柄、お客さまが集中するため、「おもてなし」という感覚からは、ちょっと離れたテキパキとした応対(悪く言うと事務的な応対)だったことが、印象的です。とにかく忙しいためか、基本的に「笑顔」はありません。

20191209002しかし、ここが面白いところで、長く通って顔見知りになると、こういった従業員さんの態度が変化してくるのですね。変な外国人Feriも、二人の従業員さんに覚えられてからは、訪問すると、ニコッと微笑んで“また来たね”といった雰囲気に変わったことを覚えています。

その後、オーナーさんも含めて、従業員さんが入れ替わってしまい、いかにも庶民的なcaféの従業員さんというイメージだった中年女性がいなくなってしまったのは、逆に寂しく感じたものです。

こちらは、ホテルやホイリゲも含めて、常連さんになると、従業員さんの態度が変わることがよくあります。決して「一見さんお断り」ではないのですが、「心のバリア」が1枚はがれた感じになりますね。そうなると、Feriなどは、とたんに居心地が良くなります。

もちろん、覚えてもらうためには、一定回数、通わなければなりませんが‥

Volpksoperのオペレッタも印象に残っていますが、観劇後、ここでクールダウンした一時の事も、色々と思い出として残っています。今日は昔の写真を眺めながら、そんなことを思い出しました。

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Comments

本文とは関係ありませんが、ウィーンでは11月1日からカフェも含め、屋内での喫煙ができなくなりましたね。
ネットで調べてみたところ、禁煙法は2年前に廃止になった、ということしかわかりません。
それなのに、なぜ今頃になって全面禁煙なのか、調べてもらえますか?
カフェの喫煙コーナーはガラガラ。小さいカフェでも、タバコが吸えないとわかると、怒って帰ってしまう人を見かけます。
私が聞いたところでは、女性の厚生大臣が何かをした・・・というぐらいのことしかわかりませんでした。

????? で頭の中がいっぱいです。

Posted by: asobineko | December 10, 2019 20:06

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