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December 20, 2019

暖かいウィーンの冬

20191213002ウィーンも寒さが戻ってきて、小雪が舞う日もある、今日この頃です。今日あたりからクリスマス休暇に入る方も多いようです。そのため、列車も混雑することでしょう。

ちなみにFeriが贔屓にしている某ホイリゲも、今日からクリスマス休暇。営業再開は2020年に入ってからです。

さて、今日は「ウィーンの住まいにまつわる話題」をお届けしましょう。

現在、Feriの友人、森野由みさんが公演活動で日本に滞在しています。冬の時期、日本へ行くと多くの友人が、異口同音に言うのが“日本の部屋は寒い”。

さすがにホテルの部屋などは暖かいですが、一般家庭(特に戸建て住宅)の多くは部屋の中が寒いケースが多いという意味です。

20191213005もちろん、最近の高気密高断熱住宅の場合は例外ですが、在来工法の場合、確かに寒いですね。そのため、問題になるのは皆さまご存じのヒートショック。例えば、風呂場との温度差が激しくて、血圧が大きく変動して、体調に異変をもたらす‥というケースですね。

ウィーンに限らず、オーストリアの場合、寒冷地なので基本的に外断熱工法である上に、大量の断熱材(恐らく日本の2倍以上)を使っています。

さらに、日本では少ないスチーム暖房を導入している住まいが多いのが特徴です。スチーム暖房のラジエーターが窓際に設置されているケースが多いようです。冬は基本的に常時スチームが通っており、部屋全体が暖まっています。

20191213001また、寒冷地なので窓の密閉度も高く、隙間風が入ることはありません。このブログでもご紹介したことがありますが、換気のため、上部が内側に開くようになっています。

こちらで生活するようになって驚いたのは、窓を換気用に内側に空けておいても、スチーム暖房が入っていると室温が下がらないということです。それだけスチーム暖房の能力が高いことと、断熱性が高いのでしょう。

もちろんリビングルームやベッドルームはもちろん、バスルームにもスチーム暖房のラジエーターが取り付けられています。

20191213007ただ、通常の部屋と異なるタイプ(背が高く、タオルなどを掛けることもできます)です。そのため、洗濯物などをバスルームに干しておくと、非常に早く乾きます。変な話ですが、スチーム暖房が入っている冬の方が、暖房がない夏よりも早く乾くことがあります。

ご存じのようにウィーンは、冬期は寒い上に晴れる日が少ないですから、洗濯物は部屋乾しになりますが、全く問題ありません。

日本でも、最近は浴室暖房機(乾燥機)を設置するご家庭が多いという話を耳にしますが、この考え方を以前から採用していることになります。このあたり、寒冷地ならではの事情と言えるかもしれません。

20191213006_20191219141301さらに、部屋が暖かいため、毛布だけでも寝ていて寒いと感じることはほとんどありません。逆に寝汗をかくことも‥

Feriがお世話になった家主さんも、朝起きるとシャワーを浴びてから出社していましたが、バスルームが暖かいため、朝、シャワーを浴びても体が冷えることはありません。

最近は、Feriも、同じように、朝、シャワーを浴びてから朝食をとるようになりました。日本では、夜、寒いために体を温める目的で風呂に入っていたので、住環境によって生活習慣も変わることを実感しています。

20191213003ところで先日、友人が利用したアパートには面白い暖房設備が付いていました。古い建物ですが、内部はリフォームされており、例によってスチーム暖房のラジエーターが各部屋に設置されているのですが、何故か、稼働していないとのこと。

ふと、リビングルームの天井を見ると四角いパネルが設置されています。そして壁には温度設定器が取り付けられており、そのケーブルがパネルにつながっているとのこと‥どうやらパネルヒーターのようです。

20191213004温度設定を操作すると、パネルについているパイロットランプが点灯し、何となく部屋が暖かくなってきたと言っていました。

Feriも、色々な建物を見てきましたが、天井にパネルヒーターがあるアパートの部屋は初めてです。

また、このアパートでは、パネルヒーターだけでは、能力が不足するためか、電気式オイルヒーターが設置されていました。いずれにしても電気を大量に消費しそうですね。

このアパートを利用した友人の話によると、スチーム暖房よりも、やはり能力は劣る要で、若干、寒かったと言っていました。ただ、古い建物でも、断熱性に優れているので、ある程度、暖まれば快適に過ごせたようです。

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