« 2019年の「オペレッタ観賞」を振り返って | Main | オーストリアEU加盟25周年 »

January 01, 2020

雑感 「所用時間と移動距離」に思う

20200101100皆さま、新年、あけましておめでとうございます。厳密にはウィーンは、まだ2019年ですが‥ 日本にとって2020年は「TOKYO2020」が開催される記念すべき年ですね。

さて、2020年最初の話題は「長距離移動にまつわる雑感」をお届けしましょう。

実は、2019年は諸般の事情があって、ウィーンと日本を頻繁に行き来しました。さすがに二桁にはなりませんでしたが、一桁後半(笑)。乗務員さんにも呆れられてしまいましたが‥

国内線では希ですが、国際線のフランクフルト-成田間は、運用の関係で同じ機材が使われることが多く、同じ機番の航空機に数回搭乗しております。

201912120005直行便ならば多少は楽なのでしょうが、マイレージ会員の関係(上級会員を維持するため)で、全回、乗り継ぎ便利用だったので、慣れているとは言え、エコノミークラスなので正直、疲れます。

最も飛行中はほとんど寝ていますが、当然、ヨーロッパ-日本間のフライトは、それなりの時間がかかります。

現在、オーストリア・ウィーンと日本・東京の間は、直行便で11時間ほど(東京発は12時間ほど)と、随分、所要時間は随分短くなったものです。ヨーロッパ内乗り継ぎの場合、3時間ほど時間がかかりますが、それでも短くなったものです。

201912120004Feriが、初めてヨーロッパに行ったのは1979年でしたが、その頃は直行便はなく、途中で給油を兼ねて空港に立ち寄っていました。

代表的な経由空港はアラスカのアンカレッジでした。また、南回りの場合、アジアと中東で各1都市に立ち寄っていたと思います。

成田からアンカレッジ経由でヨーロッパへ行っていた当時、所要時間は日本からアンカレッジまでが6時間30分、アンカレッジでの滞在時間は1時間強、アンカレッジからロンドンまでが8時間30分ほどでした。アンカレッジでの滞在時間を含めて16時間ほどです。

201912120002一方、南回りの場合、経由地が多い分、時間がかかり18時間弱。

オーストリア航空が日本線を開設した当初は、モスクワ経由でしたが、所要時間は12時間30分程度に短縮されました。

更に途中、着陸をしないノンストップになってからは、11時間台に突入。

ちなみにFeriが、最後にアンカレッジ経由でヨーロッパに向かったのは1991年8月(JAL、成田-ロンドン線)でした。この時のフライトタイムは15時間21分でした。

201912120001この年の帰国便はアムステルダム発成田行き(KLM)でしたが、B747-400だったので直行便。所要時間は11時間20分ほどでした。

このように振り返ると、日本とヨーロッパの間も随分、所要時間が短くなったものです。

Feriが、学生時代、九州へ旅行する際に、よく利用していた列車が急行「桜島・高千穂」(1101列車)。東京を10時00分に発車し、東海道本線、山陽本線を経由して、門司には翌日の4時32分に到着。

20200101001ここで列車は別れて鹿児島本線経由の「桜島」は西鹿児島に11時43分に到着。一方、日豊本線経由の「霧島」は西鹿児島に14時20分に到着。

鉄道ファンだったFeriは、北九州地区への到着が早朝なのはベスト。もちろん、宮崎などへ行くにも使ったことがあります(宮崎着は11時01分)。20200101003

しかし、東京-宮崎間が24時間以上もかかる訳ですから、今の日本-オーストリア間の航空便よりも時間がかかっていました。しかも、車両は普通の客車。普通車は4人掛けのボックスシートです。リクライニングシートは、グリーン車だけでした。

もちろん、今では「常識」になっている冷房は普通座席車にはありません。

201912120003また、東京から北海道へ列車で行くのも、大変でした。

1969年頃は1M、1便、11Dというのがキーワードでした。これは特急「はつかり2号」、青函連絡船、特急「北海」(旭川行き)のこと。しかし、特急列車なので貧乏学生のFeriには縁がなく、「十和田1号」、青函連絡船、「ニセコ1号」というパターンが多かったような気がします。

20200101002今、振り返ってみると、その昔、東京から九州へ急行列車で向かっていた時間で、1万キロ以上離れたヨーロッパまで行けるのですから、驚きです。

しかも、長距離国際線なので、エコノミークラスでもお食事もついていますし、アルコール飲料も、とりあえず無料。映画やビデオも見放題。

Feriは、日本国内でも出張の多い仕事をしていますが、九州へは羽田から1時間30分ほど。何しろ、夕方に仕事が終わってから、関東にある自宅まで帰宅できる訳ですから、移動時間も短くなったものです。

このように考えると、その昔、Feriが九州や北海道へ行くのは、今、ウィーンに行くとの同じような感覚だったのかもしれません。今、振り返ってみると九州や北海道が、本当に遠く感じたものです。大げさですが、出かけるのも、それなりの準備と決意を固めて出かけていたような気もします。

やはり移動時間の短縮というのは、人の動きを大きく変える要素なのですね。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります 😃

|

« 2019年の「オペレッタ観賞」を振り返って | Main | オーストリアEU加盟25周年 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 2019年の「オペレッタ観賞」を振り返って | Main | オーストリアEU加盟25周年 »