« オーストリアEU加盟25周年 | Main | ウィーン警察自転車部隊 »

January 03, 2020

除雪電車の試運転

20200102101華やかに盛り上がったウィーンのシルベスターですが、残念なことに酔っ払いが暴走して、器物破損をしたことが報道されています。公衆電話の破壊や公共ゴミ箱への放火などがあったようです。

警察も捜査に乗り出したようですが、こういった暴走行為が蔓延すると、せっかくのイベントが台無しになってしまいます。本当に残念なことです。

ところで、日本の太平洋側では、概ね穏やかな新年を迎えたようですが、皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。

2019年12月の当ブログのアクセス数ですが、ページビューは14000ほどでした。個人的に興味深かったのは、閲覧されているデバイスが、パソコンとスマートフォンが、ほぼ同数になったことです。

20200102003また、アクセス数の多かった記事は「暖かいウィーンの冬」、「冬眠中のオーストリア航空日本線再開」、「クリスマスマーケット雑感」などでした。皆さま、ご愛読、御礼申し上げます。

今日は「路面電車の話題」をお届けしましょう。

日本でも降雪地帯を走る路面電車には除雪車を準備しているところが多いですが、複数の路線を持つウィーンにも除雪電車が存在します。

20200102001先日、Ottakringを歩いていると黄色い除雪電車がやって来ました。もちろん、雪は降っていません。恐らく試運転だったのではないかと思います。

複数の路線が集まるOttakringには短絡線や折り返し用のループ線があり、この除雪電車はループ線に入ったようです。この手の電車は突然やって来るケースが多いので、ゆっくり見たことがありません。

好き者のFeriは、停車しているであろうループ線に向かったのは言うまでもありません。

除雪車には、除雪方法で色々な種類があります。北海道・札幌市の路面電車には「ササラ電車」の愛称で親しまれているブルーム式除雪車が活躍していますが、Wiener Linienのものは、ポピュラーなラッセル式。

20200102004 ラッセル式も複数の方式がありますが、Wiener Linienの除雪電車は、左右に雪を逃すのではなく、片側に雪を払いのけるスタイルです。

この車両ですが、Type LHという形式で、2軸の電車。43両(6421~6463)が、1981年から1988年にかけて製造されましたが、主要な部品は1960年代に製造された旅客用電車Type L4から転用されています。右の写真は、現在、博物館に保存されているType L4です。

20200102005Type LHは全長73000mmというウィーンの路面電車としてはコンパクトな車体です。

除雪専用車ではなく、汎用事業用電車で、降雪期間外は、工場から交換部品を車庫に運ぶ仕事などもしています。また、保線用資材を運搬するケースもあるようで、時々、市内で走っているところを見かけます。

冬期になると、片側に除雪装置を備えて、降雪に備える‥という訳です。スノープローは油圧で駆動できるようになっています。

20200102002このあたりの構造は、ウィーンで活躍する除雪用自動車と同じですね。恐らく除雪装置を取り付けたので、試運転を行っていたのでしょう。

既に数量が廃車になっていますが、「縁の下の力持ち」として活躍しています。

最後の写真は、数年前、ウィーンが大雪に見舞われた日、Währinger Straßeに出動した除雪電車の様子です。Feriも、実際に除雪で活躍している場面を見たことは数少なく、この時はラッキーでした。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります 😃

Br_decobanner_201105_b_3

|

« オーストリアEU加盟25周年 | Main | ウィーン警察自転車部隊 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« オーストリアEU加盟25周年 | Main | ウィーン警察自転車部隊 »