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January 23, 2020

いずこも同じ? 数字のマジック

20200123004昨日、1月22日から「Wiener Eistraum 2020」が始まりました。オープニングから最初の週末は、きっと賑わうことでしょう。

さて、今日は「政策決定に重要な役割を果たす「調査結果にまつわる話題」です。

日本も含めて、様々な政策を決定する際、「国民や住民の支持を得ている」というバックグラウンドがあると、政治家は政策を決定しやすくなると思います。

20200123002その一つが選挙ですが、スイスのように重要な政策は国民投票で決める国以外では、様々な調査やアンケート結果を背景に政策決定をするケースが多いと思います。

さて、2018年4月からウィーンのプラーター周辺はアルコール禁止になったのは、このブログでもお伝えしたとおりです。

ただ、これは試験的に行われているもので、治安の維持などに寄与しているかどうかを踏まえて、規制を続行するかどうかを決めることになっています。

p<市当局は報道発表で、「アルコール禁止により治安が向上している」という質問に対して、「知らない(わからない)」と答えた割合の高さと、この値を考慮した場合の全体的な結果は表示せず、「67.8%が賛成と解答した」と発表したようです。

20200123003もし「知らない(わからない)」と答えた層を含めると、実際の「賛成」は約1/4に下がることが判明したというものです。

市当局は「知らない(わからない)」と答えた人は、「ポジティブまたはネガティブな声をより明確にするために除外した」と表明しているようです。

しかし、賛成したパーセンテージを上げるために、あえて「知らない(わからない)」と答えた層を除外したのではないかという疑問をもっているマスコミもいるようです。

これを受けて、Michael Ludwig市長は記者会見で、「率直に言って、調査結果が過半数に達しなかったとしても、この措置を継続することに賛成していただろう。政治的な決断をしなければならないのは、攻撃的なアルコール依存症の側ではなく、嫌がらせを感じている女性や少女の側に立つことである」と述べています。

20200123001さらに、「アンケート調査は意思決定プロセスの1つの側面に過ぎない。市長は、警察、ÖBBとWiener Linienのセキュリティサービスなど、様々な機関からの意見を踏まえて政策を決定している」と強調したそうです。

Feriも、先日、休日の昼間、プラーターに出かけましたが、天気が良かったため、大勢のウィーン子で賑わっていました。何しろウィーン子はお散歩大好きですから‥また、アルコール問題で騒ぎが起こっているような感じはありませんでした。

ただ、近くの競技場でサッカーの試合が行われる日や、シルヴェスターのように大規模イベントが開催される日には、バカモノが出てくる可能性があるかもしれません。

一方で、プラーターの禁止区域外で飲酒を行って、迷惑行為を働いている人もいるという報道もありました。このあたり、むずかしいアルコールエリアの設定を含めて、問題なのは、事実かもしれません。

ところで、日本では、このようにエリアを限定した「アルコール禁止」という場所はあるのでしょうかね。

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