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January 06, 2020

興味ある壁画を見つけました

20200105001日本では、今日から「仕事始め」という方が多いと思います。

オーストリアでは1月6日は「Heilige Drei Könige」(三聖王の日)でお休みです。そのため、4日から3連休という方もいたようです。

この日、前後は三博士に扮した子供さんが街中を練り歩く風習があります。国立歌劇場などのロビーにも現れて、歌を披露することもありますね。

さて、今日は「アパートの壁画にまつわる話題」です。

20200105002先日、Ottakringのホイリゲに行く途中、いつもと違う道を歩いていたところ、あるアパートの下巻に写真のような壁画が描かれていました。

あいにく門扉があって、中に入ることはできませんでしたが、門扉の隙間から写真を撮ることができました。

昔の生活を描いた壁画のようですが、向かって右側は「収穫祭のお祭り」のような雰囲気です。そして、左側は、「ワイン造りの模様」を描いたものです。

今でもホイリゲ街に行くとモニュメントとして保存されている圧縮機が後ろに置かれ描ており、ワイン用ブドウを畑から運び、樽に入れる工程が描かれています。

20200105003そして、この壁画の右側は農民がワイン用ブドウを採取している様子のようです。風情がありますね。

1875という数字が見えることから、1875年頃のOttakring付近での生活を描いたものなのでしょう。

今では立派な建物や高層アパートが建ち並ぶOttakring付近ですが、当時はNeustift am Waldeのような雰囲気だったのかもしれません。

皆さまもご存じのようにウィーンは、一国の首都でありながら、市内にワイン用ブドウ畑が612ヘクタールもあります。

20200105004もちろん首都でワインを製造している国はあると思いますが、首都にワイン用ブドウ畑が、これだけ広がっている都市はウィーン以外にはないと思います。当時は、もっとワイン用ブドウを栽培しているエリアも広かったのでしょう。

その名残が、今もFeriが贔屓にしているホイリゲだと思うと感慨深いものがあります。

ちなみに、この壁画が描かれていたアパートは1960年に完成した市営アパート。

20200105005戦後復興期に建てられたアパートなので、外観は写真のように機能重視のデザインですが、玄関部分だけには「こだわり」が感じられます。

なお、このアパートのすぐ近くには有名なホイリゲ10er Marieがあります(2020年は1月7日から営業開始)。

Ottakringのホイリゲで、100年以上も前の生活に思いを馳せながらワインのグラスを傾けながら、黄昏時を過ごすのも乙なものです。

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