« 水鳥に餌を与えないで! | Main | 季節外れの暴雨風で鉄道が運休に‥ »

February 13, 2020

写真特集 製造が進むX-Wagen

20200212004今日は「Wiener Linienの新型地下鉄製造の模様」をWiener Linien提供の写真でお伝えしましょう。

このブログでも再三お伝えしているWiener Linienの次世代新型地下鉄車両X-Wagen(Type X)。工事が進むU5での使用を前提にSIEMENSで開発、製造が進められています。

X-Wagenは2017年9月、SIEMENSに34編成が発注されました(11編成の追加オプションを含む)。1月末には完成した車体と台車を結合する「車入れ」の写真が公開されました。

車体は、ほぼ完成しているようですが、正面は現在、運用されているType V/vに非常によく似ていることがわかります。

また、ドアもType V/v と同じプラグドアが採用されており、側窓の構造も似ているようです。

20200212002今回は台車の写真も公開されていますが、これを見るとシングルタイプのディスクブレーキを内側に装備しています。

最高速度が80km/hなので、車輪をブレーキシューで抑える通常のブレーキでも問題はありませんが、ディスクブレーキの採用は保守性を考慮しているのでしょう。そう言えば新型路面電車Flexityもディスクブレーキを採用していました。

さて、量産試作編成は2020年春、Wiener Linienに引き渡される予定なので、この写真を見るかがり、製造は順調に進んでいるようです。

20200212001ところで、その後の情報で興味深い事実が判明しました。

U5はウィーンの地下鉄で初めて自動運転が行われることになっていますが、全自動運転時には運転室を折り畳み、客室に転換することができる構造になっています。運転室を客室に転換した場合、定員が24名増加します。

20200212006左の写真はU2/U5展示室に設置されているX-Wagenのモックアップです。新型座席のデモンストレーション用なので運転室の構造はわかりませんが、一応、先頭部のようです。

日本の新交通システムの中には、全自動運転を実施している路線もありますが、この場合、車両の運転台にはカバーが掛けられていると思います。X-Wagenの場合、その他の路線では、通常どおり、運転士が乗務するため、全室構造の運転室になると思います。

20200212005と言う訳で、運転室がどのような構造になっているのか、興味津々です。

X-Wagenの諸元は、以下のようになっています。
-編成長:111200 mm
-全幅:2850 mm
-床高さ:1000 mm
-座席:200席
-最大加速度:1.2 m /s
-最高速度:80 km / h

20200212003電気機器などは最新のシステムが採用されているようですが、性能的には、現在、運用されているType V/vと、ほぼ同じです。

これは共通運用を考慮しているためと思われます。いずれにしても今年の春先には、量産試作車1編成が完成するので、その段階で、大々的なお披露目があることでしょう。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります 😃

Br_decobanner_201105_b_3

|

« 水鳥に餌を与えないで! | Main | 季節外れの暴雨風で鉄道が運休に‥ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 水鳥に餌を与えないで! | Main | 季節外れの暴雨風で鉄道が運休に‥ »