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February 19, 2020

オーストリアこぼれ話 記事が5000件になりました

202002190062004年9月10日から始めた「オーストリアこぼれ話」ですが、紆余曲折を経ながら本日の記事が5000件目となりました。

最初の記事は「Volksoper100周年記念ガラコンサート」の話題でした。当時は、中嶋彰子さんがアンサンブルとして活躍しており、その模様もお伝えしました。

それ以降、定期的に記事をアップしてきましたが、最近では、原則、毎日更新を行っているのは、ご存じのとおりです。途中、諸般の事情でお休みした時期もありましたが、15年以上も続けることができたのは、自分でも信じられません。

オペレッタの話題はもちろん、街角の話題、鉄道や航空機の話題、ホイリゲや旅行記などなど、幅広いテーマで展開してきました。

最初の頃は写真の数も少なかったですが、最近は写真の量も増えましたね。また、ブログ開設より、かなり前からオーストリアを訪問していたため、定点撮影で、その変化をお伝えするパターンも生まれてきました。

20200219007そして、最近ではVolksoperのオペレッタに関してはPremiere Reportをお届けするのが恒例になりましたが、どこまで、皆さまのお役に立っているのか、コメント欄へのレスポンスが少ないので、自分では判断のしようがありません。

FeriはVolksoperの私設応援団(当たり前ですが、チケットは完全自腹)なので、おかしな演出でも、極力、楽しく観ていただけるように工夫しているつもりですが‥

振り返ってみると、当時、VolksoperのDirectorはRudolf Berger さんでした。2003年から就任した同氏は、今まで日の当たることがなかった「クーハンデル」や「シカゴの侯爵夫人」などのオペレッタ作品を取り上げるなど、新しい試みに取り組みました。「ヴェネチアの一夜」や「伯爵令嬢マリッツア」などが、同氏がDirector時代に新演出になった代表的な作品です。

20200219005ただ、当時の新演出オペレッタはオペレッタファンの期待を裏切るものでした。幸い、当時は、Robert Herzl氏が演出を担当した「Die lustige Witwe」、「Die Csardasfürstin」といった魅力的な作品も上演されていました。

Feriが最初に観たオペレッタは「Die lustige Witwe」。次が「Die Csardasfürstin」ですが、これが新演出作品でしたら、ここまで長くVolksoperに通うことはなかっただろうと思います。

さらに当時は、今から考えると、まだ魅力的なオペレッタ歌手が出演していました。客席と舞台が一体となった盛り上がりが、Feriがオペレッタにはまった最大の要因。現在も演出がほとんど変わらない「Die Fledermaus」も素晴らしい作品ですが、観始めた頃では、その魅力を感じ取ることはできなかったと思います。

20200219003偶然とは言え、最初に観た作品が、その後の観賞行動を大きく左右したということになります。

この時期に見た「ImWeissen Rösel」も「オペレッタの沼」にはまるきかけになりました。

ただ、Rudolf Berger さんは、劇場に対する国の支援体制に嫌気がさし、期の途中で退任。後任は2007年に就任したRobert Meyerさんです。

Robert Meyerさん時代のVolksoperとともに歩んできたのが当ブログということになりますね(こじつけですが‥)。

Robert Meyerさんに変わってから、とんでもない演出で魅力が消滅した「Die lustige Witwe」や「Grafin Mariza」の再建が行われ、一時期よりはVolksoperのオペレッタもまともになったと思います。そのあたりの変化を当ブログでもご紹介してきました。

202002160021反面、国からの支援が少なくなり、自立が求められる劇場としては、作品の善し悪しと同時に、稼働率を以下に上げるかがDirectorをはじめとする劇場幹部の大きな使命になってきました。

賛否両論がありますが、ご本人も役者であるRobert Meyerさんが、自ら出演することで話題づくりをするなどの工夫も行われました。

ただ、人を呼べるオペレッタ歌手が激減してしまった現在、オペレッタの観客動員を上げるのは並大抵のことではありません。言わば外国人中心で歌舞伎公演を行うようなものです。

Robert MeyerさんがDirectorに就任してから、数々の努力により、観客動員が向上したのは事実です。それでも、現在の「Die lustige Witwe」のようにしばらくするとお客さまの入りが思わしくない例もあります。

20200219001とにかく「オペレッタに関しては試行錯誤が続くVolksoper」という感じを受けています。 

そんな過渡期に立ち会うことができたのも、ご縁があったのでしょう。Volksoperに通い詰めた結果、Robert Meyerさんに名前も覚えていただくまでになりました。

Robert Meyerさんと共に歩んだ「オーストリアこぼれ話」ですが、この15年間でFeriを取り巻く環境も大きく変わりました。ところでオーストリアで使っているパソコンは終始、ThinkPadですが、機首は240ZからX61s、X201sを経て、現在はX390になりました。途中、一時期、X1 Carbonをお供にしたころもありました。

20200219004さて、ブログの更新も、正直、なかなか大変です。また、最近では、ブログのようなまとまった文章をお好みの方も減ってきており、FacebookやTwitterに代表される短文のSNSが好まれる傾向があるという話も耳にします。

さて、「オーストリアこぼれ話」ですが、どこまで自分の意欲を継続できるかどうか‥これからもよろしくお願いいたします。

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Comments

Feri様 出稿5000回、ご苦労様でございました。毎朝、一番に読ませて頂いています。貴稿のおかげでOperettaの楽しさを知り、2006~2012年の間Wien他で毎年のように楽しませて頂きました。(2012年東京でのVolksoperのDie lustige Witwe含む)私も今年は85歳、妻が具合が悪くなって欧州まで出られなくなってしまい、貴ブログで最近の情勢を教えて頂いて大変参考になり感謝しております。
Volksoperが再び活性化してくれるよう祈っています。
ところで先日NHKで放送されたSalzburg FSのOrpheus in der Unterweltにはちょっとびっくりさせられましたが、Operetta番組はなかなかないので貴重でしたね。
今後とも、日墺を股にかけたご活躍をお祈り申上げます。

Posted by: Njegus | February 19, 2020 11:13

Njegus様

ご丁寧なコメント、ありがとうございます。奥さまの具合も心配です。ご自愛ください。今後も、少しでも皆さまにお役に立つような情報提供を心がけていきたいと思います。

Posted by: Feri | February 20, 2020 04:26

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