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February 18, 2020

Krapfen(クラップフェン)の季節がやって来ました

20200217002こちらでも横浜に停泊中の「ダイヤモンドプリンセス号」のニュースが連日、報道されています。

まぁ、外国人のお客さまが多数、乗船しているので、関心が高いのでしょう。ところで、今年のオーストリアは暖冬で、過ごしやすいですね。

さて、今日は、オーストリアを代表する揚げ菓子「Krapfen(クラップフェン)」の話題です。

昨年もご紹介しましたが、「ドーナツの原型」と言われているKrapfenは、最近では年中、発売されていますが、正式な名前は「Fasching krapfen」なので、ファッシング(謝肉祭)の時期になると、各ベッカライでは特売を始めます。

20200217001Krapfenは、発酵生地を丸めて、油で揚げるのですが、浮力によってできる「中心部の白い帯」が特徴。中にアプリコットジャムが入っているため、、高カロリーなお菓子です。

カトリックでは、復活祭までの40日間(四旬節)は、本来は「断食の期間」。ファッシングは「四旬節に入る前日」という意味。2020年の復活祭は、4月12日(2019年は例年よりも遅い4月21日でした)なので、「灰の水曜日」は2月26日です。

ところで、四旬節に入る前日に、なぜファッシング(カーニバル)があるのかという話ですが、「断食(節食)」期間は何も食べられないため、前日に脂っこいものを沢山食べておこうという風習が生まれたようです。

という訳で「Fasching krapfen」は油で揚げたお菓子である上に、表面に砂糖が振りかけられていますから、断食前の「カロリー補給」にはうってつけです。

201903130001最近では、断食をする信者は少なくなっているようですが、季節を感じるお菓子として、ファッシングの時期になると、Krapfenのセールを始めるようです。

基本的には店頭のポスターをご覧になるとわかるようにボリュームディスカウント方式です。沢山お召し上がりになる片が多い、オーストリアらしいところ。

日本でも、季節の行事に合わせて、色々な和菓子が出回りますが、考え方としては、それと同じだと思います。

このポスターを見ると、ファッシングが近いなぁ‥と感じる今日この頃です。

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