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February 08, 2020

地下鉄が暴走?

20200207003今日は「ウィーン地下鉄のこぼれ話」をお届けしましょう。

現在、ウィーン交通博物館(Verkehrsmuseum Remise)HALLE1で「地下鉄建設50年、運用開始40年」(50 Jahre U-Bahn-Bau, 40 Jahre U-Bahn-Betrieb)というパネル展が開催されています。

ウィーンの地下鉄建設は1969年11月3日、Karlsplatzで始まりました。このブログでもお伝えしたようにU3建設中のMariahilfer Straßeの様子をはじめ興味深い写真が多数、年代別に展示されています。

これを見るとウィーン地下鉄建設の歴史や、当時の様子を知ることができます。年代の帯が地下鉄のラインカラーになっている点にご注目。

20200207001一般的に、この手の展示会では基本的には開業式や建設工事中の写真のように「明るい話題」を中心に取り上げると思うのですが、さすがウィーンというか、驚くような写真がちりばめられていました。

その一つが冒頭の写真。1992年のパネルに掲出されていました。写真説明には「26.Mãrz:menschliches Versagen in der U1-Abstellhalle Kagran」と書かれています。

同年3月26日、Kagranの車庫で人的ミスにより車両が暴走し、車庫の壁を突き破った事故の模様です。幸い、地上に落下することはなかったようですが、かなりショッキングな写真です。

当時、U1はReumannplatz-Kagran間の路線でした(Praterstern-Kagran間は1982年9月開業)。終点に高架式の車庫があった訳です。

20200207002恐らく庫内入れ替えで保安装置を遮断していて、ブレーキをかけるタイミングがずれたのだろうと思います。

また、興味深いのは台車が地上に落下していない点です。車体に固定されているようですね。

通常、このような「暗黒史」は、当局としては隠しておきたい(一般の人には忘れてもらいたい)事案だと思うのですが、それを堂々とオープンにするところにメンタリティの違いを感じさせます。

20200207004また、1977年のパネルには、もう一つ、興味深い写真が掲出されていました。地下鉄U2建設現場でプロパンガスボンベが爆発した時の模様だそうです。

どの程度の被害があったのかはわかりませんが、黒煙が立ち上っています。これも結構、刺激的な写真だと思います。

ところで、このパネル展で、Feriが今まで知らなかった地下鉄運行に関する情報に接することができました。こちらは、後日、改めてご紹介します。

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