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March 07, 2020

Neuen Landgut開発プロジェクト

20200307011ハンガリーのブダペストで日本人団体旅行者が、コロナウイルス感染の疑いで隔離されたというニュースがありましたが、オーストリアでは現在、陽性反応が出ている感染者は63名になっています。これを受けて、6日、Sebastian Kurz首相は新しい対策を発表しました。
-イラン、韓国、ミラノ、ボローニャとの直行便運休
-オーストリアとイタリア国境で健康診断実施
-中国、イラン、韓国から入国する場合、非感染証明書の提出
今後、感染拡大が続く場合、更なる対応策が打ち出されると思います。

さて、今日は「再開発プロジェクトの話題」をお届けしましょう。ウィーンでは、アパート・オフィス需要の高まりを受けて、官民を挙げて再開発プロジェクトが進められています。

その中で大きなプロジェクトが、このブログでも再三、取り上げているHauptbahnhof Wien周辺の再開発です。

20200307003駅に隣接した高層ビル群の中には完成し、営業を開始しているものもあります。一方、LaxenburgerStraßeの西エリア(Neuen Landgut)でも新しい街づくりも進められています。

Bahntrasse、Laxenburger Straße、Landgutgasseに囲まれた9ヘクタールのエリア(ÖBB本社の裏手にあたるエリア)で、今回、具体的な計画が公表されました。

現在のHauptbahnhof周辺には、以前、駅や車両基地を含むÖBBの施設がありましたが、Hauptbahnhofの建設に合わせ、車両基地の移転などが行われ、200ヘクタールの土地が生まれました。

20200307002ちなみに、この広さは5区の大きさに匹敵します。つまり、「新しい区」が一つ生まれたようなものです。

その中でもNeuen Landgutは、Hauptbahnhofに近いこともあり、注目されているエリアですが、従来の市街と隣接しているエリアであるため、再開発計画が遅れていました。

現在、Neuen Landgutでは、ウィーン市の資金援助を受けて1500戸のアパートが建設されています。さらに新しい学校や公園、コミュニティホールなども建設されます。

区画整理も行われるため、プロジェクトが完成するとWaldmüllerparkからFavoritenstraßeまで、快適に徒歩で移動できるようになります。

20200307001完成予想パースを見ると、公園を中心とした街づくりになっていることがわかりますが、近代的なアパートとならんで、Gösserhalle(昔の機関庫を活用したホール)も見えます。

新しいものと古いものを上手に融合させるウィーンらしい手法が感じられます。

プロジェクトの完成は2026/27年予定されており、ウィーン市では約9000万ユーロを投資します。今回、再開発の具体的な内容が発表されたのは、図でグレーの部分です。

計画図を見るとわかるように10区の既存エリアと隣接しているため、マスタープラン作成に時間を要したのでしょう。

20200307004ところで、Neuen Landgut周辺は、1840年代から鉄道関連施設が建設されるなど、鉄道と関連の深いエリアです。

日本でも国鉄民営化後、旧国鉄施設の再開発が進められましたが、新橋に隣接する汐留や広大な車両基地があった田町周辺(そう言えば、新しい駅がまもなく開業しますが)に近いイメージかもしれません。

鉄道ファンのFeriは、昔の汐留貨物駅や田町周辺の車両基地を良く知っていますが、若い方は「今の状況」しかご存じないと思います。ウィーンでも、いずれは、そういう時代が到来するのでしょうね。

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