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March 22, 2020

ウィーンらしい支援対策

20200321001東京では例年より5日早く桜の満開宣言が出たそうですが、今年は宴会を伴う花見が禁止されるなど、例年とは様子が変わっているようですね。

皆さまは3連休をいかがお過ごしになりましたでしょうか。トップの写真は友人が送ってくれた東京周辺の桜です。

オーストリアをはじめとするヨーロッパでは、コロナウイルス蔓延がとまりません。一応、オーストリアでは、食料品や医薬品を買うための外出は許可されていますが、何人かが集まって街を歩いていると警察官から厳重注意を受けるそうです。

20200322002しかし、元々、厳寒期でも散歩の好きなウィーン子が、季節が良くなった春先、屋内に留まるのは、非常にストレスを感じると思います。

3月21日、13時現在、ウィーン市の感染者は359名ですが、5名が回復し、退院しています。オーストリア全体の感染者は、21日15時現在、2814名です。

また、イタリアではオーストリアでもファンが多いプラシド・ドミンゴさんが感染し、ご家族とともに「自主隔離」しているというニュースが入ってきました。

さて、このような状況下、ウィーン市でも独自に住民に対する支援を実施しています。

20200322001現在、ウィーン市では24時間体制のホットライン「Wiener Servicehotline 4000-4001」を3月14日に開設しましたが、1週間の着信階数は3200件にのぼりました。

このホットラインでは、コロナウイルスのリスクに晒されている高齢者や持病のある方(いずれも近くに近親者がおらず、サポートが受けられない方)に対する具体的なサポートを行っています。

具体的な活動内容ですが、買い物に出かけることがリスクになる住民に代わり、スタッフが食料品や日用品を配達するといものです。

20200322003食料品やトイレットペーパーなどが、1つのパッケージにまとめられて玄関先まで配達されます。また、洗濯物の取り次ぎや特別な食料品の購入、医薬品を本人に代わりスタッフが行うサービスも実施しています。

ウィーン市によると、3月20日までに175件の配達が行われています。これらのサービスは市の職員に加えて、ボランティアスタッフの協力で実現できているもので、Michael Ludwig市長も、先日、この活動を行っているスタッフに謝意を表明しました。

このようなきめ細かい対応が、住民の冷静な行動につながっているのでしょう。

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