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April 08, 2020

ウィーン市が衛生用品を緊急輸入

20200408011世論調査の結果、オーストリア国民の3/4は、現在、オーストリア連邦政府が実施している新型コロナウイルス対策を評価しています。これは、ヨーロッパの他国よりも感染者の増加が抑えられていることが利用のようです。

ただ、半数以上の国民が、友人と会うことができない事にストレスを感じているようです。なお、こちらでは馴染みのなかった「マスク着用の義務づけ」に対する反対意見は24%に留まっているそうです。

さて、今日は「ウィーン市が衛生用品を緊急輸入した話題」です。日本を含め、世界各国でマスクをはじめとする衛生用品が不足しているのは、皆さまご存じのとおりです。

オーストリアでは、新型コロナウイルス対策に当たる医療関係者が使用する衛生用品の不足が深刻になっており、先週末、12tの物資が緊急輸入されました。

今回の緊急輸入は、ウィーン市がウィーン病院協会、救急隊と合同で実施したものです。ウィーン市の発表によると、今回輸入されたのは、手術用マスク40万枚、防護服2万枚、フェイスシールド1万枚、防護ゴーグル2万枚です。

輸入された物資は、製品に問題がないかをチェックした上で、ウィーン市内の病院、老人ホーム、開業医、救急隊などに配布されることになっています。

20200408012オーストリアでは、連邦政府も、このような衛生用品の調達を進めていますが、今回はウィーン市が独自に調達したものです。ウィーン市によると、今回は第一段で、今後も輸入による調達を継続することになっています。

もちろん連邦政府が調達した物資も配布される予定なので、新型コロナウイルス対応に当たるスタッフの衛生用品不足は解消されるもようです。

ところで、この物資ですが、オーストリア航空の特別便で上海から運ばれてきました。

オーストリア航空は貨物専用機を持たないため、現在、運行停止中で使っていないB767-300ER(OE-LAE)を使い、客室に物資を搭載して運んだようです。さらに空港から拠点までは救急・消防当局のトラックが使われています。

20200408013ただ、ヨーロッパでは中国から輸入した衛生用品に欠陥が見つかり、使えなかったという報道もありました。更に中国(共産党)が、世界的に不足しているマスクをはじめとする衛生用品を「外交の武器」にしているとう話も聞かれます。

日本企業も含めて、外資系の企業でも中国にある工場で生産している衛生用品は、中国政府の許可がないと輸出できないとか‥

オーストリア連邦政府、ウィーン市とも「背に腹はかえられない」といったところでしょうか。Feriも複雑な心境です。

なお、写真に写っている男性は、ウィーン市議の方々です。

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