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April 13, 2020

Kegelbahn(ケーグルバーン)

20200408001今日、4月14日からオーストリアでは、店舗面積400平方メートル以下の小規模店舗の営業が再開されます。また、シェーンブルン宮殿やアウガルテンなどの大規模公園の閉鎖が解除されました(ただし、入場制限があります)。そして、5月4日には全ての商店、ショッピングモール、美容院の営業も再開されます。

ホテルやレストランの営業再開は5月中旬以降の予定。ただし、オーストリア連邦政府は、公的なイベントの開催は、少なくとも6月下旬以降まで認めない方針です。

ただし、感染拡大を防止するため、マスク着用が義務づけられている他、買い物時にも人との距離を適切に保つように注意喚起がなされています。

さて、今日は「インドアスポーツの話題」をお届けしましょう。

Feriが子供の頃、日本ではボウリングが大流行しました。各地にボウリング場ができて、たいへんな賑わいだったようです。Feriが利用できる年齢になった頃には、ブームも下火になり、ボウリング場も、かなり整理されてしまいました。

20200408004ただ、日本では、今でもボウリングファンは一定数、いらっしゃるようで、他のアミューズメント施設と併合したボウリング場は健在だとか。

ところで、ヨーロッパではボウリングの親戚「ケーゲル」(kegel)というスポーツがあります。この競技施設をKegelbahn(ケーゲルバーン)と呼びます。

実際にはケーゲルの方が、「ボウリングのご先祖」で、ドイツを中心にヨーロッパで普及しています。基本的にはボウリングと同じく、玉でレーン上のピンを倒すのですが、一番の違いはピンの数。

ボウリングは10本ですが、ケーゲルは9本。そのためピンの配置も異なります。ボウリングは正三角形に並べますが、ケーグルは菱形です(コントロールパネルのピン配置をご覧になると違いが一目瞭然)。当然、ボウルが当たった場合の「ピンの動き」も違ってきます。

20200408005また、ケーグルバーンではピンの上部に紐がついており、倒れたピンを戻す際には、この紐を引き上げます。

ボウリングでもプレイヤーがレーンに入ることは禁止されていますが、ケーグルの場合、バーン手前にヒモが張ってあります。

ドイツをはじめとするヨーロッパでは、スポーツ・ケーグルも盛んで毎年、ヨーロッパ選手権も開催されているほどです。最も娯楽として行うケーグルも人気があり、オーストリアでも小さな街にケーグルバーンがあります。Feriも意外な街にあるので、ビックリしたことがあります。

スポーツ・ケーグルは、50球(25球×2回)を約80分で投球するというルールがあり、集中力が要求されるそうです。

20200408003 さて、このブログでも再三、お伝えしているVolksoper前のCaféにも、以前は地下にケーグルバーンがありました。

残念ながらFeriは、ここのケーグルバーンを実際に見たことはありませんが、店内から地下へ続く階段があり、その先にバーン(レーン)があったようです。

たまたま、メニューを撮影した写真が出てきたのですが、そこに同店のケーグルバーンが写っていました。2つのバーンが設置されていたようです。

また、向かって右側にはサロンが併設されているので、ここでくつろぎながら、仲間の試合を楽しむことができるようになっていたようです。営業時間は16時から23時となっていました。

また、予約の電話番号が記載されていたことからわかるように、最盛期は予約をした上での利用が原則だてたのでしょう。しかし、残念ながら、日本のボウリングと同じくブームが去ったようで、ここのケーグルバーンも閉鎖されてしまいました。

20200408002余談ですが、Feriが夏に訪れるLungauの定宿にもケーグルバーンがあったようです。ただ、Feriが訪れるようになってからは、遣っていなかったようです。入り口の扉にケーグルのピンが取り付けられており、それがバーンの存在を物語っています。

以前、このブログでもお伝えしたことがありますが、その昔、友人とザルツカンマーグートを訪問した時、小さな街にケーグルバーンがあり、楽しんだことがありました。

その後、しばらくケーグルバーンを利用することはなかったのですが、ウィーン・ノイシュタット近くに住む友人ご夫婦を訪問した際、ご夫婦を乗せてドライブ中、小さな街でケーグルバーンを発見。友人ご夫婦の提案で、プレイを楽しんだこともあります。

20200408006レストランの地下に立派なケーグルバーンがありましたが、トロフィーなどが飾られているところを見ると、定期的に大会が開かれているのでしょう。

ウィーンでは、ほとんど見かけなくなったケーグルバーンですが、地方で健在なのは意外な気がします。屋内スポーツなので、冬期でもプレイができるという特徴が評価されているのかもしれません。

しかし、この時期、新型コロナウイルス対策は「集・近・閉」を避けることなので、ケーグルバーンは、ちょっとまずいかもしれません。

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