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April 30, 2020

ウィーンが最も美しい都市に

202004300045月最初の話題は、国際市場調査会社Ipsosが実施した「Anholt Ipsos City Brands Index」のご紹介です。同社は独自の基準で、世界50都市を評価していますが、今回、ウィーンは総合ランキングでは、第7位。

そして「Place」というカテゴリーでは、堂々の第1位を獲得。このカテゴリーでは、気候、清潔さ、建物や風景の美しさなどが評価されています。

また、「People」というカテゴリーでは第5位でした。これはウィーン子がフレンドリーであると同時に、学校、病院、交通機関などの施設が優れている点が評価されました。

ちなみに、ウィーンは、昨年、エコノミスト誌が2年連続で「世界で最も住みやすい都市」に選定しています。

今回の新型コロナウイルス渦で、都市の評価はどのように変化するのでしょうね。

20200430005各国で航空会社が危機的な状況を迎えていますが、オーストリア航空は全便の運行停止を5月末まで延長しました。

親会社のドイツ・ルフトハンザがドイツ連邦政府に破産申請というカードを突きつけて、資金援助を要請している中、子会社のオーストリア航空は、連邦政府に7億7600万Euroの資金援助を要請しました。

また、ルフトハンザはオーストリア連邦政府に対しても支援を要請しているようですが、オーストリア連邦政府は支援はオーストリア航空に限定する旨の発表を行っています。

先日、長距離線用機材を一部、早期退役させると発表しましたが、オーストリア航空は、ルフトハンザに対して、長距離国際線の維持を要請しているようです。

そして、気になるのはドイツの国境封鎖延長。国境封鎖が解除されないと、ほとんどが国際線であるヨーロッパの航空会社は、完全にお手上げです。

20200430001オーストリアでは、4月30日に規制が一部緩和され、10名程度の集まりが可能になった他、葬儀などに関しては30名までの参加が許可されるようになりました。また、制限はありますが、老人ホームなどの介護施設への訪問も可能になりました。
5月2日から、いよいよ大規模店舗を含む全ての店舗で営業再開が許可されます(マスク着用やソーシャルディスタンス確保が求められます)が、5月15日からレストランなどの営業も再開される予定です。

それを前に、カフェやレストランの営業に関する新しいレギュレーションが連邦政府から発表されました。以下が、その概要。

-営業時間は毎日、23時まで
-最大4人の大人が 1つのテーブルに座ることができる(同伴する子供を含む)
-テーブルに座っていないお客さまの間は1メートル以上離す
-原則として利用は予約制、ただし、団体の予約は不可
-カウンターバーは利用不可
-ウェイター(ケルナー)はマスクを着用してサービスを行う

20200430007このように、かなり厳しい規制が課せられます。そのため、各店舗では15日の営業再開に向けて、休業中も各種のシミュレーションを行っているようです。

少なくとも、新型コロナウイルス渦前とは、大きく営業形態が異なることは、間違いありません。

皆さま、ご存じのようにウィーン市内では、右の写真のように歩道にシャニガルテンを設置するレストランやカフェが多いですが、今年は年末まで歩道使用料(ウィーン市に納付)が免除されることになりました。

これは、ブルストスタンドのように常設の店についても適用されることになっています。

そして、驚くのはウィーンが公営プールの営業を5月29日に始すると発表したことです。ウィーン市としては、感染拡大の押さえ込みにある程度成功したという自信があるのでしょうかね。

20200430006ただ、感染拡大防止のため、利用人数が制限されるようで、スライダーなどの使用は見送られる模様です。さらにサウナを併設されている公営プールでは、サウナは使用禁止。

ソーシャルディスタンスを確保することが、利用者には求められます。当然、安全監視員が注意することも盛り込まれています。

公営プールの中には、バレーボール、テニス、ミニゴルフなどを併設しているところもありますが、こちらも営業が行われます。

同時に記者会見では、2030年に向けて公営プール戦略も発表されました(右は新しいプロジェクトを発表した記者会見の模様)。現在、ウィーン市内には38箇所の公営プールがありますが、このうち、4箇所については、2030年までに設備を大幅に拡充を実施します。

20200430003ホテルについては、5月29日から営業再開というタイムスケジュールが出ていますが、確定ではないようです。

この他のニュースとしては、自動車のF-1グランプリは、開幕から10レースが中止または延期されるという事態となっていますが、7月5日のオーストリア・グランプリからの開催に向けて調整を進めているようです。

ただし、この場合も無観客で行われる模様です。 日本では、ゴールデンウィークの真っ最中ですが、「ステイ・ホーム・ウィーク」になっているものの、実際、住まいの近所(地元)では外出している人が多いという話を聞きました。。都心に人が集まらないのは、ほとんどの施設が休業しているからだそうです。

20200430002さて、3月中旬の規制開始から1ヶ月以上が経過しましたが、「今までの“ありふれた日常”が、非日常になってしまった」というのがFeriの率直な感想です。

Feriは30年以上、オーストリアと日本を行き来しています。同時多発テロが発生した2001年ですら、検査は厳しくなったものの、ほとんどの航空便は運行されており、国際間の移動は可能でした。実際、Feriも、同時多発テロ直後に日本からウィーンに移動しましたので‥

それが、今では、EUは事実上の「鎖国」状態。自分の意思では、どうしようもない状態です。正直、こんなことが起こるとは、想像もできませんでした。

また、オーストリアでは、EUの中ではいち早く、出口戦略を実行に移しましたが、今後、各種、規制が緩和されたとしても、以前のような生活スタイルに戻ることができるのか‥という不安がつきまといます。

ワクチンが開発されるまでには、かなりの時間がかかるでしょうから、それまでは、「他人を見ると潜在的な感染者ではないか」という恐怖心を抱く人が多いような気がします。

そうなると、親しい人との付き合い方も大きく変化するかもしれません。これから季節が良くなると、散歩を楽しむウィーン子が増えてきます。また、Feriが一番好きな、黄昏時のホイリゲを満喫できる時期。

しかし、ホイリゲもお客さま同士の密集度が高いところが多いので、どのような形で営業を再開するのでしょうか。営業再開時、馴染みの従業員さんが、どのように迎えてくれるのか‥

そもそも、地元密着のホイリゲの場合、営業を再開しないという選択肢もあります。

友人とウィーンの森を散歩し、帰りになじみのホイリゲで世間話をするのが「当たり前」と思っていたFeriですが、このような生活は取り戻すことができるのでしょうか。そんな気持ちで、爽やかな5月を迎えました。

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