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May 28, 2020

文化事業の再開

2020052901オーストリアでは、いよいよ文化関連事業の再開に関するニュースが入ってきました。

まず、ウィーン楽友協会では、6月からコンサートを再開すると発表しました。感染拡大対策のため、規模を縮小した形での再開になります。

現在、案内されているのは2020年6月5日から6月27日までのコンサートで、Musikvereinsfestivalとして開催されます。

感染防止対策として、観客は館内ではマスク着用が義務づけられます。ただし、コンサート中は外しても良いようです。また、ソーシャルディスタンスを確保するため、大ホールなどでは座席制限がかかります。

2020052902そして、コンサートの時間も通常より短く、50分から70分になり、休憩なしで開催されます。その関係で、ビュフェは営業されません。

再開、最初のコンサートはダニエル・バレンボイム指揮のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会(20時開演、21時30分終演)。曲目はWolfgang Amadeus Mozart Konzert für Klavier und Orchester B-Dur, KV 595、 Ludwig van Beethoven Symphonie Nr. 5 c-Moll, op. 67です。

チケットの発売はインターネット限定で27日から開始されています。最もオーストリア在住の方しか観賞できないでしょうが‥

2020052903一方、夏の大きな音楽関係イベントが軒並みキャンセルになる中、今年、100周年を迎えるザルツブルク音楽祭は8月1日から規模を縮小して開催されることが発表されました。

開催期間は8月1日から30日までで、会場も6箇所(当初は16会場)に縮小されます。また、1公演の入場者数は最大1000名に制限されます。

IntendantのMarkus Hinterhäuser氏は、今週末、正式にプログラムを発表すると表明しています。

ただ、規模の縮小に伴い、チケットが約70000枚(当初は235000枚)になります。演目はオペラや演劇、オーケストラ、室内楽など幅広い内容になるようですが、準備ができないため、100周年記念の新演目の公演は見送られました。100周年記念プログラムについては、2021年に順延されることになりました。

日本では、本番前の稽古を十二分に行う傾向がありますが、こちらの場合、レパートリーに関しては、各自が準備していれば、いきなり本番でも上演できるので、問題ないと判断されたのでしょう。

2020052904ウィーン楽友協会コンサートの例に漏れず、感染防止対策がとられると思うので、観客にも制約が加わると思います。

なお、規模縮小に伴い、予算も大幅に削減されます。今年は100周年ということで6880万Euroでしたが、これが3800万~4000万Euroに削減なお、補助金については、当初の計画どおり交付されるようです。

規模を縮小しても実施に踏み切った背景には、ザルツブルク市内の観光事業(ホテル、レストランなど)への経済的支援の意味もあるようです。

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