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May 19, 2020

ウィーン最大の太陽光発電プラントが稼働

2020051903最初に「予告」から。発表が遅れていたVolksoperの2020/21シーズンプログラムですが、5月27日19時45分からORFⅢの特別番組を通じて発表されることが決まりました。年間プログラムの表紙は既に公表されています。

さて、日本以上に地球温暖化防止に熱の入っているヨーロッパ各国ですが、再生可能エネルギーの活用はオーストリアの得意な分野。この度、ウィーン市内に「ウィーン最大の太陽光プラント」が完成し、稼働を開始しました。

このプラントを運営するのはWien Energieですが、設置されているのはMA31が運営しているFavoriten にあるUnterlaa浄水場(Wasserbehälter Unterlaa)。総面積28000平方メートルという広い土地に太陽光発電モジュール6500枚(出力約2メガワット)が設置されています。

2020051901このプラントが興味深いのは、「住民参加型の太陽光発電プラント」であるということです。Wien Energieでは、250Euro相当のバウチャーパッケージ(5000枚)を販売。

オンラインでバウチャーパッケージを購入することができますが、購入者には5年間52Euroのバウチャーが配布されます。バウチャーには、エネルギーバウチャー、SPARショッピングバウチャーなどがあり、購入者が洗濯することが可能。

2020051902つまり、費用の一部を住民に負担してもらうことで、大規模な発電プラントを建設、運営しようというものです。

将来的にUnterlaaでは年間約200万キロワット/時の太陽光発電が行われる予定ですが、このプラントで発電された電力は、浄水場の揚水ポンプ駆動に使われます。

MA31の発表によると、浄水場で水道水供給に必要とする電力の40%を賄うことができるそうです。

また、余剰となった電力については、一般の送電線に供給されますが、年間約600万世帯分の電力供給が可能です。

2020051904この太陽光発電プラントの稼働で、年間706トンのCO2削減が期待できるそうです。

Wien Energieは現在、27箇所の住民参加型太陽光発電所を含む、約215箇所の太陽光発電プラントを運営しています。

総発電量は35メガワット。これらのプラントで、年間、毎時35ギガワットの発電を行い、12000トンのCO2が削減されます。

Wien Energieは、2020年だけでも2000万Euroを投資し、さらに太陽光発電プラントの設置を進める計画です。

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