« 不思議なロゴ | Main | ÖBB“CityJet eco”試験営業運転中 »

May 08, 2020

ウィーンが「世界で最も緑の多い都市」に選ばれました

2020050711「閉塞感のある話題」が多かったので、今日は「明るい話題」をお届けしましょう。

アメリカ・カナダのコンサルティング会社Resonance Consultancyは、「The World's 10 Greenest Cities 2020(2020年 世界で最も緑の多い都市10選)」で、ウィーンがランキングで1位であると発表しまいた。

このランキングでは、「持続可能性が高く、環境に優しい未来」のモデルとなり得る都市を紹介しています。ウィーンはミュンヘン、ベルリン、マドリードを抑えてランキング1位に輝きました。

2020050712Michael Ludwig市長は“ウィーンが、他の大都市のモデルとなっていることを示しています。ウィーン人なら誰でも利用できる公園や緑地の多さが、この街の生活の質の高さを物語っています。公園やウィーンの森も「気候変動の時代」には重要な資産です。モビリティ、エネルギー、生活、仕事のための持続可能なアイデアを備えたスマートシティとして、ウィーンは将来に向けて十分な設備を備えています”と述べています。

「緑の多い都市ランキング」では、世界の100以上の都市を対象に、都市内の公園や公共緑地の割合、再生可能エネルギーの利用、大気の質、公共交通機関の利用、歩行者に優しいルート、地場産品を使った市場の供給などの基準で比較しています。

2020050713特にウィーンの場合、公園や緑地の多さに加えて、十分に整備された公共交通機関ネットワークもランキングに寄与しています。

ウィーンの場合、公共交通機関の1回券は2.4Euroですが、年間パス(Jahreskarte)は365Euro(1日1Euro)とオトク。現在、ウィーン市では人口の半分が年間パスを所有しており、積極的に公共交通機関を利用している点が評価されました。

「ウィーンは地方公共交通機関のヨーロッパのベンチマーク」と呼ばれる所以です。先日、Ottakring駅の太陽光発電プロジェクトでもお伝えしたように、ウィーン市とWiener Linienでは、環境ホボのためのプロジェクト「Greener Linien」を展開しています。

2020050714現在、Wiener Linienでは電力に関しては100%再生可能エネルギーを使用している他、先日もこのブログでご紹介した大型電気バス(燃料電池バスを含む)や新型地下鉄車両、新型路面電車など、省エネ特性に優れた車両を積極的に導入しています。

さらに路面電車の専用軌道に関しては、路面を緑化することで、気温上昇を抑える取り組みも行っています。

この他、公共交通機関の駅や停留所から自宅までのアクセスを確保するための各種シェアリングサービス導入など、公共交通機関の利用促進のプログラムも展開しています。

もちろん、ウィーンがコンパクトシティであるため、実現できる施策もありますが、この受章を励みに、さらに都市の緑化や気候変動抑制に取り組むことでしょう。

考えてみれば、首都でありながら市内にワイン用ブドウ畑が612ヘクタールもあるのですから、確かに「緑が豊富な都市」と言えますね。

ちなみに2位はドイツ・ミュンヘン、3位はドイツ・ベルリン、4位はスペイン・マドリッド、5位はブラジル・サンパウロ、6位はイギリス・マンチェスター、7位はポルトガル・リスボン、8位はシンガポール、9位はオランダ・アムステルダム、10位はアメリカ・ワシントンDCとなっています。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります 😃

Br_decobanner_201105_b_3

|

« 不思議なロゴ | Main | ÖBB“CityJet eco”試験営業運転中 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 不思議なロゴ | Main | ÖBB“CityJet eco”試験営業運転中 »