« 東京消防庁にローゼンバウアーのはしご車が登場 | Main | Café Oper Wienが閉店 »

July 01, 2020

“Wien von oben“空からウィーンを見てみよう!!

Wien0101早いもので、今日から7月。2020年も半分、経過しましたが、余りにも色々な事があって、半年で1年分の経験をしたような気がします。

本来ならば7月24日には東京オリンピックの開会式が開かれる予定だったため、10月第2月曜日だった「スポーツの日」が同日に移動。さらに前日の23日も「海の日」(本来は7月第3月曜日)が移動してきましたね。

観光客が途絶えて久しいウィーン。何しろインバウンド需要で経済が回っているような都市ですから、新型コロナウイルス感染の関係で、海外からのお客さまがこないため、ホテルの稼働率は激減(というか事実上の壊滅状態)。

今回は、都市に魅力がなくなったという訳ではなく、国境閉鎖によって行き来することができなくなったという点が、頭の痛いところかもしれません。

とりあえずEUとの国境は開き出し、7月からは長距離国際線も、一部運行を再開しましたが、果たして観光客は、どの程度、戻ってくるのでしょうか。

また、7月1日からEUは、日本を含む14ヵ国からの渡航制限を解除しました。しかし、日本政府は、欧州への渡航を認めておらず、旅行や出張が厳しい状況は続くものと思われます。

Wien0201さて、7月最初の話題は「“Wien von oben”空からウィーンを見てみよう!!」。

ウィーン市では6月から高解像度の航空写真をホームページで提供しています。マスコミの報道によると、写真は2018年から2019年にかけて副市長とBirgit Hebein市議(緑の党)の主導で、ヘリコプターから撮影されました。

この航空写真ですが、ウィーンの現状を広く知ってもらうため、ウィーン市の報道・情報サービス部門(MA 53)がデーターを整理し、著作権を侵害しない範囲で利用できるようになりました。

空から見るウィーン市内は、なかなか新鮮。また、上空から見ることで新しい発見も沢山あると思います。

興味深いのは、最近の写真なので、このブログでも時々、お伝えしている再開発の様子が手に取るようにわかる点です。

Wien0202ウィーンの場合、日本よりも耐震基準が緩いため、新しい建物については、デザインの自由度が高く、上から見ると、不思議な形の建物を多数、見ることができます。

特に集合住宅に関しては、日本では絶対にお目にかかれないユニークなデザインのものが多数あります。上空から見た方が得意な形状がはっきりわかります。

さらに提供されている空撮写真の量が、238枚と膨大なこと。枚数は異なりますが、一応、区毎に分類されており、いわゆる有名な場所、施設だけに限らないことです。ただし、理由は不明ですが、8区だけは写真が掲載されていません。

細かく分析すれば、ブログネタになることは請け合いです(笑)。

Wien0901実際、ウィーン市の担当者も“拡大して見ることで、色々と新しい発見があると思います”と述べています。

2枚目は2区のアウガルテンですが、ブログでも人気がある「かつての防空要塞」Flakturmです。ここは比較的、原型を保っています。

3枚目は、皆さんご存じの2区のプラーターからドナウ川方面を見たもの。そして、4枚目は、今回のコロナウイルス渦でも重要な役割を果たした国立病院AKH。奥の方にVolksoperが少しだけ見えます。

ウィーン市が人口増加を受けて、再開発に力を入れていることをアピールするためなのか、主に名所・旧跡よりも、再開発地区の写真が多くなっています。

Wien1001ウィーン市が再開発に力を入れていることをアピールするためなのか、主に名所・旧跡よりも、再開発地区の写真が多くなっています。

具体的には、Hauptbahnhofの開設に合わせて大規模開発が進められている10区、21区、SeeStat Aspernがある22区などは掲載写真が多くなっています。

逆に再開発が難しい5区、17区、18区などは写真が少なく、ちょっと残念。5枚目は、10区の新しいシンボルHauptbahnhofですが、上空から見ると完成予想イラストのとおりですね。

そして、6枚目は、余り紹介されることがない11区にあるドナウ川の港です。川の港と侮ってはいけません。広大な施設を誇り、鉄道の引き込み線もあるようで、物流拠点になっていることが、よくわかります。

Wien1101再開発の様子を見ると、周辺部でもFeriが日頃から述べている「スクラップアンドビルド方式」が全面的に導入されている場所が非常に多くなっています。

また、都市計画がしっかりしているためか、農地と宅地が明確に別れており、首都でありながら、広大な農地も市内に確保されていることがわかります。

つまり、農業でも一定の収入が確保できることがわかります。正直、同じ区内でこれほど景観が異なるとは‥Feriもビックリしました。

アップされている写真を見ると、ウィーン市の清掃工場、ゴミ処分場、汚水処理場、ÖBBの車両基地といった普段は目に触れることが少ない公共施設も多く含まれている点です。

Wien1201 しかし、集合住宅や住宅団地の写真も多く、ご自分の住まいが写っているという方も多いでしょうね。

今日は、Feriの独断と偏見で、その一部をお目にかけましょう。すべて見たい方は、サイトにアクセスしてオリジナルをご覧ください。

7枚目の写真は、12 区で再開が行われているエリアAm Wildgartenです。このように空から見ると、地上から見るのと異なり、規模の大きさが手に取るようにわかります。

Wien1301 
13区のヘルメスヴィラ。現在は広大な自然公園の中にあり、自然の豊かさを象徴しています。

Wien1601
次は、Feriが以前、お世話になっていたアパートの最寄り駅Hernalsくにある近い市営プール。Feriは入ったことがありませんが、上空から見るとプールエリアよりも、日光浴エリアが広大なことがわかりました。このプールは16区ですが、上には有名なJulius-Meinlの本社工場が見えます。

Wien1602
16区と言えばOttakringerの工場は外せません。このブログでも何回かお伝えしましたが、路面電車の路線が大幅に変更されています。以前は手前の公園を路面電車が突っ切っていました。現在の線形が大変よくわかる興味深い写真です。

Wien1901
19区のHeiligenstadt駅周辺です。ご存じのように駅前には古い集合住宅「Karl-Marx-Hof」が、その偉容を誇っていますが、上から見ると、こんな形をしているとは知りませんでした。 しっかり中庭があることが、よくわかります。

Wien2101
21区にある変わった形の集合住宅Ödenburger Straßeです。上空から見ると階段状になっているようですが、日本では地震などのため不可能な横に長い構造が目を引きます。手前の建物がどうなっているのか、興味津々。 

 Wien2201
22区にあるMA48の施設ですが、市内にあるゴミステーションに置かれているコンテナ式大型ゴミ箱のステーションです。種類毎にきれいに並べられているところが見どころですね。

Wien2202
今回の写真の中で、Feriが注目した写真の一つ。池を中心とした戸建て住宅団地ですが、池の中に「半島」を作っているところが何ともユニーク。Breitenleer Straßeという場所にあるそうです。

Wien2203
22区にある広大な農地の一つ。大規模なハウス栽培を行っているのでしょう。手前は住宅団地ですが、明確に区画が別れていることがよくわかります。

 Wien2204
22区で最も大規模な再開発が行われているSeeStadt Aspern。以前はU2の駅前は広大な空き地でしたが、写真を見るとわかるように高層ビルディングが建設されています。それにしても、まだまだアパートを建設できる用地が確保されていることがわかります。なお、左側に見えるの大きな建物はOperの自動車工場です。

 Wien2301
このブログでも訪問記をお伝えしたことがある23区にあるユニークな形をした巨大な団地 Alt-Erlaa。名物の屋上プールも見えますね。

 本当は、もっと紹介したい写真があるのですが、今日はこのあたりで。なお、オリジナルはこちらからご覧になれます。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります 😃

Br_decobanner_201105_b_3

|

« 東京消防庁にローゼンバウアーのはしご車が登場 | Main | Café Oper Wienが閉店 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 東京消防庁にローゼンバウアーのはしご車が登場 | Main | Café Oper Wienが閉店 »