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June 25, 2020

ウィーン市の太陽光発電プラント拡大プロジェクト

2020062313日本でも東日本大震災後、再生可能エネルギーとして太陽光発電が注目され、電力買い取り制度も本格的にスタートしましたね。

ただ、郊外や地方に建設された小規模な発電施設に関しては、逆に新しい災害を引き起こすケースもあり、やはり何らかの規制が必要だと思います。

さて、CO2排出削減に積極的な(というか前のめりな)ウィーン。先日もWiener LinienのOttakring駅屋根に太陽光パネルを設置したように、現在、積極的に市内に太陽光発電プラントの建設を進めています。これは、昨今の気候変動も大きく影響しているように思います。

ウィーン市では市内の各機関と機構保護協定を締結し、市の関連施設屋上に太陽光発電プラントの増設を進めています。都市部で屋上を活用するのであれば、太陽光プラントが環境に悪い影響を与えることは少ないでしょう。

2020062311今回、完成したWien-Landstraßeにある Rettungsstation Arsenal(救急車・ドクターカー基地、レスキューステーション)の太陽光発電プラントの概要は、以下のとおりです。
-太陽光発電モジュール:116
-年間発電量:30300kWh (16世帯分の電力需要に相当)
-年間CO2削減量:11トン

なお、この太陽光発電プラントによりRettungsstation Arsenalで必要な電量の1/3をカバーすることができます。

以前、このブログでもお伝えしたようにウィーン市内に電量などを供給するWien Energieは、オーストリア最大の太陽光発電会社です。

2020062314ウィーン市とWien Energieでは、2022年末までにウィーン市が管轄する老人ホーム、病院、スポーツ施設、レスキューステーションなどの施設に太陽光発電プラントを設置する予定で、最大8メガワットの電力を供給できると踏んでいます。

将来的には、全ての公共施設に太陽光発電プラントを設置する計画です。

ウィーン市では、CO2排出量削減に向けて、電力、暖房、輸送、廃棄物処理などの各分野で「50の施策」を展開中ですが、その中核を太陽光発電と位置づけています。

2020062312ウィーン市では、将来的に、市内の樹木により排出されるCO2を全て吸収できる量にまで削減することを目標にしています。

もちろん、このブログでもお伝えしたようにCO2を吸収する樹木を増やす施策も含まれています。

エネルギー部門では、2030年までに再生可能エネルギーの拡大に12億Euroを投資し、サッカー場600面分の面積に新たな太陽光発電プラントを建設する予定です。

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