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June 28, 2020

グラーツ歌劇場2020/21シーズンプログラム発表

2020062601遅くなっていたグラーツ歌劇場の2020/21シーズンのプログラムが、週末に発表されました。

さっそく、概要をご紹介しましょう。グラーツの場合、2019/20シーズンにPremiereが流れた演目を組み込んでいるのが特徴です。

○オペラ、オペレッタ、ミュージカル
オペラ「Die Passagierin」(乗客、2020年9月18日Premiere)
Mieczysław Weinbergsの作品で、2019/20シーズンにPremiereが予定されていた作品です。アウシュビッツ生存者ゾフィアポスミシュによる同名の小説を元に、元強制収容所の警備員リサと元囚人マルタの出会いを描いた作品です。

本作品は、グラーツ歌劇場の新しい主任指揮者Roland Kluttig氏が指揮を担当します。演出はグラーツ歌劇場でオペラ「アリアーヌと野獣」を手がけたNadja Loschky氏が担当します。

2020062602リサにはDshamilja Kaiser さん、マルタにはNadja Stefanoffさんが起用されます。

ミュージカル「Anatevka」(アナテフカ、屋根の上のヴァイオリン弾き、2020年10月17日Premiere)
Jerry Bockによる名作ミュージカル「アナテフカ」が新演出で上演されます。

オペラ「Madama Butterfly」(蝶々夫人、2020年11月7日Premiere)
日本のファンにも親しまれているプッチーニ作曲の名作オペラ。蝶々さんにはMarjukka Tepponenさん、ピンカートンにはMykhailo Malafiiさんが起用される予定です。

2020062603指揮はグラーツ歌劇場デビューとなるFrancesco Angelico氏が担当します。

オペラ「Die verkaufte Braut」(売られた花嫁、2020年12月12日Premiere)
スメタナの代表作で、楽しい作品です。本作品はKonzert Theater Bernとの共同制作で、Adriana Altarasさんが、グラーツ歌劇場で初めて主演、脚本、演出を担当します。

アンサンブルのTetiana Miyusさん、Pavel Petrovさん、Wilfried Zelinkaさん、Albert Memetiさん、Markus Butterさんの起用が予定されています。

2020062604オペレッタ「Die Großherzogin von Gerolstein」(ジェロルスタン女大公殿下、2021年1月16日Premiere)
毎シーズン1作品上演されるオペレッタ。2020/21シーズンでは、ジャック・オッフェンバックの「ジェロルスタン女大公殿下」が取り上げられることになりました。

日本では浅草オペラ時代に「ブン大将」として親しまれてきた楽しい作品です。当時のフランス軍政を皮肉った「パリのエスプリ」にあふれたオペレッタです。

演出はPeter Lundさん、指揮はMarcus Merkelさんが担当します。タイトルロールのジェロルスタン女大公殿下にはAnna Brullさん、イケメンの兵士フリッツにはAlexander Kaimbacherさんが起用される予定です。

オペラ「Der fliegende Holländer」(さまよえるオランダ人、2021年3月12日Premiere)
ワーグナーの大作。今回、ドイツで高い評価を得ているSandra Leupoldさんが、グラーツ歌劇場で初めて演出を担当します。

Jordan Shanahanさん、Cornelia Beskowさんらの起用が予定されています。

2020062605オペラ「The Florentine Hat」(フィレンツェの麦わら帽子、2021年5月8日Premiere)
映画音楽でも有名なニーノ・ロータ氏の作品です。本作品は1946年に作曲されたもので、グラーツ歌劇場初演です。

オペラ「Der Sturm」(テンペスト、2021年6月11日Premiere)
シベリウスが作曲したシェイクスピアの戯曲「テンペスト」への付随音楽を、オペラに仕上げた作品。指揮はRoland Kluttigさんが担当します。

この他、「ドン・ジョヴァンニ」、「フィガロの結婚」と劇場閉鎖で公演取りやめになった「Doch bin ich nirgend,ach! zu Haus」、「Die Stadt ohne Juden」が上演されます。
「Die Stadt ohne Juden」は1924年に作られたオーストリアの無声映画「ユダヤ人のいない街」で、生演奏により上映されます。

○バレエ
「Undine」、「Tan(z)Go!」、「Zum Sterben zu schön」、「Cinderella」、「Rotkäppchen」が上演されます。このうち、「Zum Sterben zu schön」は、2019/20シーズンに劇場閉鎖で公演が流れた作品です。また、「Rotkäppchen」(赤ずきんちゃん)は、子供向けのバレエ作品です。

2020062606○コンサート
2020/21シーズンは主任指揮者がRoland Kluttigさんに交代しますが、9月12日のオープニングコンサートでデビューします。
この他、「Advent in der Oper」(2020年12月19日、20日)、「ニューイヤーコンサート」(2021年1月1日)、「Sketches of Spain」、「Kannerkonzerte」、 「Musikalischer Aperitif」、「Konzert im Musikverein für Steiermark」、「Und amßerdem」などのプログラムが予定されています。

○子供さんと青少年向けプログラム
最近は各劇場とも「将来の観客確保」に向けて、子供さんや青少年向けプログラムを充実させています。
グラーツ影以上では2020/21シーズン、以下のような作品上演を予定しています。
「Robin Hodd」、「Rotkäppchen」、「Schüler-& Familienkonzerte」、「Sitzkissenkonzerte」、「Triolino」、「Alles Tanz」、「Die Singeschul」。

チケットの販売は2020年7月6日から始まりますが、9月分については座席の間を開けてソーシャルディスタンスを確保する方式で販売されます。

令によってAustria-fan.comにプログラムを掲載していますので、ご参考にどうぞ。

また、10月以降については、通常の座席パターンで7月6日から先行予約(販売は後日)を受け付けることになっています。

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