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July 23, 2020

幻の「オリンピック・ウィーン大会」、オリンピック雑感

2020072401今日、7月24日は、本来ならばTokyo2020(東京オリンピック)の開会式が行われる日でしたね(閉会式は8月8日だったそうですが)。

東京では1964年に第18回オリンピック大会が開催されましたが、過去、1940年に開始予定だった第12回夏季オリンピックは、戦争のため返上。

その後、1960年と2016年の2回、開催地に立候補したものの、選出されなかったのは、皆さまもご存じのとおりです。

第18回オリンピックの開催都市が決まったのは、1959年5月、西ドイツ・ミュンヘンで行われたIOC総会でした。

この時、立候補していた都市は東京の他、アメリカ合衆国デトロイト、オーストリア・ウィーン、ベルギー・ブリュッセル。得票数は東京が過半数を超える34票を獲得し、1964年のオリンピック開催都市は東京に決まりました。

ちなみにデトロイトが10票、ウィーンが9票、ブリュッセルが5票だったようです。ウィーンにとっては、残念な結果に終わったわけです。

2020072402当時、ウィーンが、どのような計画でオリンピックを開催する予定だったのかを知りたいところですが、「幻に終わった大会」なので、正直なところ、オーストリアとしては「無かったことにしたい話」だろうと思います。 そのため、情報は手に入りませんでした。恐らくプラーター当たりがメイン会場だったことでしょう。

現在、ウィーンマラソンがプラーターを起点として、市庁舎前広場をゴールに開催されていますが、このあたりが参考になりそうです。

ただ、東京の例に漏れず、当時、ウィーンでオリンピックが開催されたら、競技場建設などでウィーンの街も大きく変貌したかもしれません。

ところで、1964年当時、小学生だったFeriは東京・渋谷区に家族で住んでいました。

2020072403国立競技場からは若干、離れていましたが、「オリンピックの開催地」ということで、色々な特典がありました。

その一つは、渋谷区の小学校合同運動会のような行事が国立競技場で開催されたことです。低学年だったので、記憶が定かではありませんが、メイングラウンドに入ったことは覚えています。

そして、10月10日の開会式では、自宅の庭からブルーインパルスが描く「五輪の輪」を生で見ることができました。

学校では、沿道で観戦できるマラソンを課外授業で見に行ったような気がします。

渋谷区には30年以上住んでいましたが、諸般の事情で、その後、別の場所に転居。現在は千葉県某市に実家があります。

2020072405ところで、夏季オリンピック誘致で東京に敗れたウィーンですが、その後、2013年、2028年のオリンピック誘致を検討します。

しかし、住民投票の結果、住民により否決されました。ちなみに、その時の反対票は投票の71.94%にのぼったそうです。

今のウィーンは環境に優しい都市を目指していますから、それを考えると、今後、夏季オリンピックを誘致することはないでしょう。

ちなみにオーストリアは、インスブルックで1964年と1976年の冬季オリンピックを開催しています。今から考えると、1964年に夏季と冬季をオーストリアで同時開催するのは、虫が良すぎる気がします。

しかし、結果的に冬季はオーストリア・インスブルック、夏季は日本・東京になったことで、同じ都市に日奧でオリンピックが開催された訳で、ご縁を感じます。

2020072406この他、1976年に関してはアメリカ合衆国デンバーに決定していましたが、住民の反対運動の結果、開催を返上。1973年2月、インスブルックに開催が決定しました。

冬季オリンピックについては、その後、クラーゲンフルトやザルツブルクなどが2006年大会の誘致運動をおこなったことがあります。クラーゲンフルトは立候補までこぎ着けましたが、得票ゼロでトリノに敗れています。

さて、予定では2021年に同じスケジュールで「Tokyo2020」が開催されることになっていますが、果たしてどうなるのでしょうね。

2020072404今回は、1964年当時の懐かしいオリンピック関連の切手をお目にかけましょう。Feriは、まだ小さかったので、自力では集めることができず、兄が集めたものです。

今は取り壊されてしまった国立競技場がモチーフになっているもの、各種の競技がモチーフになっているものなどが、実家に保管されていました。

第18回オリンピック競技記念切手の図案ですが、今回ご紹介した「国立競技場」(額面10円)、「聖火台と競技人物」(額面5円)以外にも「日本武道館」(額面30円)、「国立代々木競技場」(額面40円)、「駒沢体育館」(額面50円)があったようです。

また、Feriは、詳しく知らなかったのですが、寄付金付き切手についてはオリンピック開催前の1961年から1964年にかけて、6次にわって発行され、合計20種類あるそうです。

そのため、切手に印刷されている発行年が違っているのですね。どうやら兄は、完全コレクションはできなかったようですが、第1次から第6次まで、各回、一通り購入したようです。

Tokyo2020の開会式はアメリカを意識して、夜間(20時~23時)に行われる予定だったようですが、どんな演出だったのでしょう。

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