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July 24, 2020

気になる「旧市街の自動車運転禁止政策」の動き

2020072411今日は「ウィーン旧市街の自動車運転禁止政策の動き」をお伝えしましょう。秋のウィーン市議会議員選挙を控えて、各党とも住民にアピールする政策の推進に余念がありません。

その一つが、Birgit Hebein副市長が計画している「旧市街の自動車運転禁止政策」です。1週間ほど前、警察、区、関連団体の代表40名が公聴会に対して、書面で意見を表明しています。

現在、公聴会に寄せられた自動車運転禁止に関する意見を分析している段階で、それを踏まえて8月3日に規制の素案が提示される模様です。

興味深いのは、今回の「旧市街の自動車運転禁止政策」について、Michael Ludwig市長は、すべての詳細が決定されるまで、自動車運転禁止政策についてコメントしないことを発表しています。

2020072412いわゆる中立の立場をとっている訳ですが、8月3日の素案発表の段階で、何らかのアクションがあるだろうというのが、マスコミの見方です。

なお、旧市街の自動車運転禁止条例は、最終的に市長が判断することになるため、仮に市長が反対を表明した場合、この段階で、計画は中止になります。

仮に自動車運転禁止を受け入れる場合、記者会見で表明することになるでしょう。

旧市街での自動車運転禁止条例が可決された場合、当たり前ですが、規制を実施する前に新しい交通標識を整備する必要があります。これは区が中心になって進めることになりますが、当然のことながら、旧市街(1区)を取り巻く周辺の区との調整が必要。

2020072413周囲に大きな影響を及ぼすため、周辺区との合意形成が重要なポイントになります。

なお、1区の区長は、副市長が旧市街の自動車運転禁止条例制定に前のめりになっている点に不満を持っているとも言われています。

というのは実施に当たっての様々な調整は区が行う必要があるから‥政治の世界ですねぇ。

環境保護が、利便性の維持か、注目される政策です。平時ならばともかく、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、宿泊施設の稼働率が大幅に低下していることも、政策決定に影響するかもしれません。

いずれにしても8月上旬には、具体的な内容が明らかになりそうです。

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