« Volksoper 2020/21シーズン開始に向けて | Main | Mariahilfer Straßeリニューアルから5周年 »

August 29, 2020

Naschmarkt-Parkplatzの公園化計画

2020082801ウイーンも8月下旬に入って、日中の気温も30度を下回るようになり、過ごしやすくなってきました。曇ると20度前半になることもあります。

さて、今日は「都市緑化の話題」です。ウィーン市議会議員選挙を前に、各政党とも新しい政策発表や計画実行に余念がありません。

そんな中、都市緑化に積極的な「緑の党」(WienerGrüne)が新しい計画を発表しました。それは「Naschmarkt-Parkplatzの公園化」です。

Naschmarktを訪問した方はご存じかもしれませんが、地下鉄Kettenbrückengasse駅とCafé Rüdigerhofの間には1万平方メートルの駐車場があります。

2020082805Naschmarkt周辺はウィーン川があるため、緑地が少なく、このブログでもお伝えしたようにPilgramgasse駅周辺では地下鉄U4の堀割上に公園を建設した経緯があります。

緑の党は、コンクリート舗装の広大な駐車場は都市温暖化の原因になると考えており、今回の公園化という政策発表に至ったものです。

確かにNaschmarkt周辺の航空写真を見ると、緑が少ないことがよくわかります。

まだ構想段階で具体的な計画は練り込まれていませんが、場所がウィーン川の上であることから、公園化した場合でも通常のように樹木を植えることは困難です。

2020082802そこで、樹木を植えるためのプランターのような設備を設置する必要がありそうです。

ちなみに3枚目の写真が、今回、公園化の対象となている駐車場エリアです。ちょうど1枚目の新聞報道に掲載されているイラストと、ほぼ同じ角度で撮影したものです。

比べてみると雰囲気が大きく変わることがわかると思います。

緑の党では、この地区で土曜日に行われているフリーマーケットの場所としても、新し公園の活用を考えているようです。

公園の西側には駐輪場を併設することも検討されているほか、駐車場も規模を縮小して残されるようです。

2020082803先ほどもご紹介したように政策案の一つなので、まだ詳細な計画が検討されている訳ではないため、駐車場の公園化にかかる費用は不明でし、駐車場が、どの程度、残されるのかも明示されていません。

当然のことながら、タイムスケジュールも未定です。

ただ、緑の党では、新しく土地を取得して公園を作るより、コスト的には有利であると訴えています。

2020082804ところで、緑の党は、「Stadt der 1.000 Parks」(1000の公園がある街)という構想をもっています。

これは公園を増やして、住居から最寄りの公園や緑地までの距離を250メートル以下にするというものです。

その象徴として、今回、選挙公約として「Naschmarkt-Parkplatzの公園化計画」を発表したもの。日本では「口だけの政党」も多いですが、緑の党は、過去、Mariahilfer Straßeから自動車を事実上、締め出すなど、実行力があります。

従って、ある程度、議席を確保することができれば、この計画を強力に推進する可能性があるでしょう。

さて、10月11日の市議会議員選挙で有権者の支持を集めることになるでしょうか。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります 😃

Br_decobanner_201105_b_3

| |

« Volksoper 2020/21シーズン開始に向けて | Main | Mariahilfer Straßeリニューアルから5周年 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Volksoper 2020/21シーズン開始に向けて | Main | Mariahilfer Straßeリニューアルから5周年 »