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August 17, 2020

ウィーン・マリアヒルフに「Cooling Park」ができました

2020081701今日はウィーンに誕生した「Cooling Parkの話題」をお届けしましょう。

先日、このブログで現在、進められているウィーンの猛暑対策についてお伝えしましたが、その中でご紹介したEsterhazypark(6区、Mariahilf)内にウィーン市内初となる「Cooling Park」のメイン施設が完成し、先日、オープンしました。

公園の中心部には、ミストノズルを備えた3つのリングからなる高さ約3.4メートルの施設(30平方メートル)があり、その下には高山植物が設置されています。

このミストですが、周囲の気温を最大6度下げる効果があるとされています。この施設内にはベンチが設置されており、公園を訪れた人が涼をとることができます。

2020081702 今回、6区に「Cooling Park」が建設された背景ですが、同区は都心の集合住宅密集地であるため、相対的に緑地が少ないことがあります。

ちなみに「Haus des Meeres」に隣接するEsterhazyparkは、6区内では、数少ないまとまった面積の公園です。

今回は「Cooling Park」の中心となる施設が完成しましたが、工事は、まだ途中で、今後、緑地面積を増やすため、2020年10月完成を目指して、木の移設や樹木の植栽が計画されています。

2020081703本プロジェクトは「Smart Cities Demo – Living Urban Innovations 2018」という気候変動抑制事業の一環として行われているもので、Universität für Bodenkultur(Boku、天然資源応用生命科学大学)も参加しています。

今後、2年間にわたりモニタリング調査を行い、産学官協同で効果を検証します。

区長のMarkus Rumelhart氏は、地域住民の「憩いの場」になることを期待しています。

2020081704一方、16区では猛暑の中、現場で働く建設作業員の皆さまも利用可能なCoolSpotが完成しました。

場所は地下鉄Thaliastraße駅近くのLerchenfelder Gürtel。かつて、ここにはImbissstand(スナックスタンド)がありましたが、取り壊されました。その跡地をミストシャワーを設けたCoolSpotにしたものです。広さは130平方メートルで、花壇やベンチも設置されています。

もちろん建設作業員の方だけでなく、一般の皆さまも利用可能ですが、現在、ウィーン市内では夏休みを利用した道路工事が最盛期を迎えています。それを踏まえた対応のようです。

2020081705また、この施設の建設中、Birgit Hebein副市長や施設の建設場所となった16区のFranz Prokop区長らが現場を訪問。建設作業員の皆さまに対して冷たい飲み物などの差し入れを行ったというニュースもあります。 さて、関係者の皆さまが期待する効果が得られるかどうか、注目されるところです。

気候の違いとは言え、熱中症対策のため、エアコンに依存せざるを得ない日本とは、対応が違うと感じる今日この頃です。

余談ですが、この手の公式写真、必ず区長だけでなく、関係するウィーン市議などがポーズをとって出てきますね。

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