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August 26, 2020

「Gürtelfrische」は「Parkfrische」になります

2020082604間も夏も終わりますが、今夏、ウィーンでは、新型コロナウイルス渦にもかかわらず、公共プールの利用者が100万人を越えたそうです。

入場制限がかかっているため、昨シーズンよりは少ないですが、当局の予想を上回る利用者数だったようです。

さて、今日は「Gürtelpoolの後日談」をお届けしましょう。

「Gürtelfrische WEST」プロジェクトの目玉施設であるGürtelpoolですが、好天も幸いし、狭い(同時に6名しか利用できません)にもかかわらず予想外の人気を集めています。実際、順番待ちの行列ができていました。さすが「無料」の威力。

営業(といっても無料ですが)は8月30日に終了しますが、同所での営業終了後、15区のAuer-Welsbach-Park(シェーンブルン宮殿に近い場所)に移転して、営業を行うことが発表されました。

Auer-Welsbach-Parkは面積約110000平方メートルを誇り、15区で最大の公園です。ただ、移転と営業にともなって80000Euroの費用が発生することがわかりました。

そのため、住民監査請求を起こす動きも出ています。

2020082605「Gürtelfrische WEST」は7区と15区の共同プロジェクトですが、実際には15区のエリア内に設置されたため、15区側が15万Euroのうち、10万Euroを負担しています。

批判のポイントは、本プロジェクトが優先されたため、実施できなかったプロジェクトがあったこと、15区以外の住民も無料で利用できたことなどだそうです。

また、移転に伴って、設備の解体と新しい場所での建設にかかわる費用もかかりますが、最も経費がかかるのは監視員の人件費だそうです。

ところで、オーストリアでは8月中旬で夏が終わるので、10月上旬まで屋外プールというのは異例ですが、今回は温水プールで対応‥

2020082602「Gürtelfrische WEST」プロジェクトはArtphalanxという会社に委託されており、今夏機の今回の移転営業も、引き続き同社に委託されます。つまり8万Euroは同社に支払われる訳です。

Gürtelpoolの移転営業は、明らかに選挙対策なので、市議会でも問題になっており、野党NEOSのChristoph Wiederkehr氏は“これはギャグだ”と一刀両断。

更に、これだけの費用があれば、選挙後も継続できるプロジェクトに使用できると語っています。ごもっともです。

2020082603一方、15区のGerhard Zatlokal区長(写真で左側の男性)はやる気満々で、既に計画を発表。

区長曰く、“この数ヶ月間で、公共空間とその周辺のデザインが、日常生活の質の向上に、いかに重要であるか示されました。10月中旬までは天気が良く、プールも温かくなるので、この計画を決めました。もちろん選挙運動ではありません。”

移転後の営業は9月5日から10月11日までと、正に選挙日が営業終了日。営業時間は13時から19時までとなっています。

2020082601利用はもちろん無料。「Gürtelfrische WEST」プロジェクトの中心施設であるプールだけが移転しますが、周囲には更衣室やデッキチェア、トイレ、シャワーなどが完備されます。

さて、この時期、どれくらいの皆さまがご利用になるのでしょうか。

選挙前なので、各党とも議席確保のために、住民の支持集めに余念がないようです。

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