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August 10, 2020

Christian-Broda-Platzにユニークな日よけが誕生

2020081050日本は「お盆休み」に入っている方が多いと思いますが、ウィーンでは、この時期、市内で道路工事が目白押し。

これは夏休み期間で、人の動きが少なくなるため、この時期に工事を集中実施するという「風物詩」みたいなものです。

さて、賛否両論があった「Gürtelfrische WEST」が予定どおり8月8日にオープン。好天に恵まれ、施設のメインであるGürtel-Poolは、週末、たいへんな賑わいになりました。

2020081055この他、上流の増水による水質悪化で遊泳禁止となっていたNeuen Donauの水浴場ですが、8月10日、MA 39の衛生研究所による水質調査を完了し、水質が回復したことが確認されました。

検査結果を受けて、即日、Neuen Donauでの遊泳禁止は解除され、再び賑わいを取り戻しています。

という訳で、冒頭は暑中見舞いを兼ねて、涼しげな写真をご紹介しました。水着のお姉さまの写真はFeriが撮ったら「セクハラ」になってしまうので、ウィーン市提供の「公式写真」です。

今日は「WestBahnhof付近の話題」です。このブログでもお伝えしたように、今夏、ウィーン市では暑さ対策の一環として、日陰を積極的に作る政策を行っています。

行政はもちろん、民間にも日陰を作ることを奨励しています(「Wiener Schatten」というプロジェクト)。

2020081051そんな中、Christian-Broda-Platzにユニークな日陰が完成しました。Christian-Broda-Platzは、皆さま、ご存じのようにMariahilfer StraßeとWestBahnhofの間にあります。

ここから地下通路でWestBahnhofは行くことができます。

ウィーン市では、基本的には樹木による日陰づくりを推奨していますが、物理的に樹木の植栽が困難な場所があります。

Christian-Broda-Platzも、その一つ。というのは、この場所の地下にはU3の駅や地下ガレージ、地下送電線などがあり、プランターによる植栽は可能ですが、地面に直接、樹木を植えることは困難です。

2020081052しかも広場はコンクリートで、非常に暑くなります。そこで、人工的な日よけを広場の上空に設置することで、日陰を作ることになったものです。

Christian-Broda-Platzには、照明を兼ねたポールが立っています。これを活用して、日よけテント5張り取り付けました。

街並みとの調和を考慮して、MA19がデザインし、Donaustadtで製造。この日よけテントですが、実は固定式ではなく、日中、太陽が照りつけて気温が20度を超えると自動的に展開し、夕方には、照明が自動点灯すると、それに合わせて折り畳まれます。

 2020081053また、この手の日よけテントは風の影響を受けやすいのが難点。そこで、風速が毎時50メートルを超えると、自動的に畳まれます。これは、風速計と連動しているのでしょう。

この日よけテントですが、常設ではなく、夏季限定。秋には解体されて、整備の上、保管され、来夏に備えます。

なお、Christian-Broda-PlatzはCoole Straßeにもなっており、スプレーミストシステムなども仮設されています。

2020081054運用開始には、Coole Straßeの推進に熱心なHebein副市長をはじめ、関係者が出席し、自分たちの実績をアピールしています。

更に当局では、現地で利用者の意見を聞いて、来シーズンの対策に反映させることになっています。

なお、ウィーン市では「Wiener Schatten」プロジェクトの一環として、市内の緑化に対する補助を行っています。個人の戸建て住宅でも、外部に樹木による日よけを設置する場合、最大1500Euroが補助されます。

しかし、日陰で涼をとることができるのは、「湿度がかなり低いこと」が大前提。日本のように高温+多湿な地域では、日陰はないよりましですが、やはりウィーンのようにはいかないと思います。 

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