KaisermühlendammにRadmotorikparkがオープン

具体的な数字は発表されていませんが、反響が大きかったようで、ウィーン市では予算を拡大することも視野に入れているようです。
もともと修理して末永く使うという風土があるので、住民のニーズにはまったのかもしれません。
新型コロナウイルス感染拡大以降、公共交通機関を敬遠して自転車を利用する人が増えているウィーン。元々、自転車好きが多い国だけに、平素からサイクリングが盛んです。
また、Feri個人の感想ですが、自転車運転時のマナーは日本よりも良いような気がします。もっとも、ウィーンの場合、歩行者と自転車の走行レーンが分離されているところが多いことも関係しているのでしょう。
さて、今日は「ウィーンに誕生した自転車用レジャー施設の話題」をお届けしましょう。
9月21日、22区(Donaustadt)のRudolf-Nurejew-Promenade(ルドルフ-ヌレエフ-プロムナード)に敷地面積8000平方メートルを誇るウィーン市初の自転車用レジャー施設(Radmotorikpark Kaisermühlen)がオープンしました。
コースには17種類のアクティビティが用意されており、自転車運転技術のトレーニングを楽しみながら行うことができます。
ウィーン市が提供している写真を見ると、ライディング技術を磨くことができるような障害コースも設置されているようです。
このプロジェクトはウィーン市と22区(Donaustadt)が資金を折半し、建設はウィーン水道局が担当しました。これは隣接してポンプ場が建設されているためです。
レジャー施設ですが、自転車の交通事故を防ぐためのトレーニングにも活用できます。この施設は公営なので、無料で利用できます。また、あらゆる種類の自転車を使うことが可能。
一見すると自転車専用施設のような印象を受けますが、一輪車、スケートボード、インラインスケート、キックスクーター、車いすなど、動力が就いていない車両は使うことができます。
この敷地ですが、今春までは、この場所にスケート施設がありました。
今回、スケート施設が老朽化したため、CopaBeachに新しい施設が建設され、その跡地が自転車用レジャー施設に衣替えしたものです。
9月25日からはウィーン・モビリティ・エージェンシー(Mobilitätsagentur Wien)のトレーナーによるトレーニングも始まります。
トレーニングは毎週、金曜日から日曜日の14時から18時まで、資格を持ったサイクリングトレーナーが子供たちのサイクリングのトレーニングをサポートします。トレーニングは無料で、個人、団体共に事前登録なしで利用できます。
そして10月5日には注目されるのは、人工的に作られたマウンテンバイク用周回コースがオープンします。
こちらはポンプ場の敷地を活用したもので、初心者も、このコースでマウンテンバイクのライディングスキルを磨くことができます。
また、自転車の無料チェックが10月10日、17日、24日に行われることも発表されています。
無料で利用できるとはいえ、施設の維持・管理のコストもかかると思います。まぁ、税金から拠出されるのでしょうが‥
それにしてもサイクリングが盛んなオーストリアらしい施設ですね。
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